令和5年度_自社変革モデル創出支援事業
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
自社DX支援メニュー
デジタルプラットフォームの導入やサプライチェーン全体のシステム統合を支援。業務プロセスの抜本的なデジタル化により、生産性向上と競争力強化を同時に実現できます。既存システムとの連携設計から運用定着まで幅広い経費が対象となります。
連携GX支援メニュー
複数の企業が連携して取り組む化石燃料削減・クリーンエネルギー転換プロジェクトを対象とした支援です。単独企業では達成困難な大規模なカーボンニュートラル施策を、サプライチェーン横断で実現するモデルを構築できます。
高い補助率と上限額
補助率2/3・上限3,000万円という高水準の支援により、大型の変革投資も現実的な自己負担で実行可能です。DX・GX双方のプロジェクト費用の大部分をカバーできるため、計画の大胆な設計が可能になります。
連携体による申請が可能
石川県内企業を代表者とする複数社の連携体で申請できるため、単独企業の体力・リソース不足を補いながら変革モデルを構築できます。連携先との役割分担を明確にすることで採択率も向上します。
ポイント
対象者・申請資格
申請主体
- 石川県内に本社または主たる事業所を置く企業が代表者であること
- 複数社による連携体として申請すること(単独申請は不可)
- 代表企業が連携体全体の取りまとめ役を担えること
DXメニュー対象要件
- デジタルプラットフォームの導入またはサプライチェーンシステム統合を伴う事業であること
- 導入後の業務プロセス変革計画が具体的に示せること
- 既存業務のデジタル化にとどまらず、ビジネスモデル変革につながる取組であること
GXメニュー対象要件
- 化石燃料削減またはクリーンエネルギーへの転換を目的とした連携事業であること
- 複数社が協力して取り組む必要性と連携効果が説明できること
- 削減量や転換規模の定量的な目標設定ができること
ポイント
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申請ガイド
Step1: 連携体の組成
まず連携体を構成する企業を選定し、代表企業・参加企業の役割と負担割合を合意書等で明確化します。GXメニューの場合は連携による削減効果の根拠を整理しておきましょう。
Step2: 事業計画の策定
DX/GXどちらのメニューを選択するかを決定し、導入システム・機器・実施スケジュール・期待効果を具体的に記載した事業計画書を作成します。補助対象経費の見積取得も並行して進めてください。
Step3: 申請書類の準備
石川県ISICOの公募要領を確認のうえ、申請書・事業計画書・収支計画書・連携合意書・見積書等の必要書類を揃えます。書類不備は審査落ちの主因のため、チェックリストで抜け漏れを確認しましょう。
Step4: 申請・審査対応
2023年7月31日〜9月25日の受付期間内に提出。審査では事業の実現可能性と変革モデルとしての波及効果が重視されるため、ヒアリングに備えた準備も行っておきましょう。
ポイント
審査と成功のコツ
連携効果の可視化
変革モデルとしての波及性
費用対効果の明確化
実施体制の具体性
ポイント
対象経費
対象となる経費
システム・ソフトウェア導入費(4件)
- デジタルプラットフォーム導入費
- サプライチェーン管理システム構築費
- クラウドサービス初期導入費
- ライセンス取得費(初年度)
設備・機器購入費(3件)
- クリーンエネルギー設備購入費
- 生産設備のデジタル化改修費
- センサー・IoT機器導入費
外注・委託費(3件)
- システム設計・開発委託費
- コンサルティング費
- 実証実験委託費
人件費(2件)
- 事業専従者の人件費(補助対象分)
- 連携体調整に係る実費
その他経費(2件)
- 研修・教育費
- 消耗品費(事業直接関連分)
対象外の経費
対象外の経費一覧(7件)
- 既存システムの保守・メンテナンス費
- 補助事業期間外に発生した経費
- 土地・建物の取得費
- 汎用性の高いパソコン・タブレット単体購入
- 飲食・交際費
- 代表企業と連携企業間の利益相反が生じる取引
- 税金・各種保険料
よくある質問
Q単独企業で申請することはできますか?
本事業は石川県内企業を代表者とする「連携体」での申請が必須要件です。単独企業での申請は認められていません。連携体とは、代表企業と1社以上の参加企業で構成されるグループを指します。連携企業の業種・規模に制限はありませんが、それぞれの役割と費用負担を明確にした合意書の提出が必要です。まだ連携先が決まっていない場合は、ISICOのマッチング支援窓口に相談することをお勧めします。
QDXメニューとGXメニューは同時に申請できますか?
公募要領上、1つの連携体につき1つのメニューを選択して申請することが基本です。DXとGXの要素を組み合わせた事業の場合は、主たる目的がどちらにあるかを明確にしたうえで、主となるメニューで申請します。両要素を含む場合でも、いずれか一方のメニューで申請し、その中で補完的に他の要素を含めることは可能ですが、事前にISICOへ確認することを推奨します。
Q補助対象経費の範囲はどこまでですか?
DXメニューでは、デジタルプラットフォーム構築・導入費、システム開発・改修費、クラウドサービス費(初年度)、関連機器導入費、委託費、人件費(専従者分)等が対象です。GXメニューでは、クリーンエネルギー設備費、省エネ機器導入費、実証実験費等が対象となります。いずれも事業に直接関連する経費に限られ、土地・建物取得費や汎用機器の単体購入は対象外です。詳細は公募要領の経費区分表で確認してください。
Q採択後の支払いはいつになりますか?
補助金は原則として事業完了後の精算払いです。事業期間中に発生した経費を自己資金で立て替え、実績報告書と証憑を提出・審査通過後に補助金が振り込まれます。最大3,000万円の2/3ですので、最大2,000万円相当の資金を一時的に手当てする必要があります。資金繰りが課題の場合は、ISICOが紹介する金融機関の補助金つなぎ融資の活用も検討してください。
Q石川県外の企業も連携体の参加企業になれますか?
代表企業は石川県内企業である必要がありますが、参加企業については県外企業が含まれるケースでも申請可能な場合があります。ただし、事業の実施場所や効果の帰属が石川県内であることが重要な判断基準となります。県外企業を参加させる必要がある場合は、その必然性を明確に説明できるよう準備し、事前にISICOへ確認することをお勧めします。
Q過去に類似の補助金を受けた企業でも申請できますか?
原則として過去の受給実績があっても申請可能ですが、以下の点に注意が必要です。①同一または類似事業への重複申請でないこと、②前回補助事業の実績報告が適切に完了していること、③過去の補助事業との差別化(新規性・発展性)が計画書で示せること。特に過去のDX補助金を受けている場合は、今回の事業がそれを発展させた新たな取組であることを明確に説明する必要があります。
Q審査はどのように行われますか?
書類審査と場合によってはヒアリング審査が実施されます。評価基準は①事業の実現可能性(技術・体制・資金)、②変革モデルとしての新規性・革新性、③他企業への波及効果・横展開可能性、④連携体としての必然性と効果、⑤費用対効果の妥当性、の5点が主な観点とされています。特に「モデル創出」という事業名の通り、石川県内の他企業が参考にできるモデルとなるかが重要な評価軸です。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本補助金と組み合わせることで効果を高められる制度として、まず国の「IT導入補助金」があります。ただし同一経費への重複申請は不可のため、経費区分を明確に分けることが前提です。GXメニューを選択する場合は、経済産業省の「省エネルギー投資促進支援事業費補助金」や環境省の「脱炭素化支援機構」の出資制度との組み合わせも検討価値があります。また石川県の「中小企業設備導入支援補助金」など県独自の制度と組み合わせることで、自己負担額をさらに圧縮できる場合があります。ただし各制度の併用可否は事務局に必ず確認し、申請前に整合性を確保することが重要です。補助金コンサルタントに相談し、最適な組み合わせ戦略を立案することを推奨します。
詳細説明
自社変革モデル創出支援事業とは
石川県産業創出支援機構(ISICO)が石川県と連携して実施する本事業は、県内企業の事業変革を「モデル」として創出・普及させることを目的とした補助金制度です。DX(デジタルトランスフォーメーション)とGX(グリーントランスフォーメーション)の2つのメニューを設け、企業の変革ステージに応じた支援を提供します。
2つの支援メニューの詳細
自社DX支援メニューでは、デジタルプラットフォームの導入やサプライチェーン全体のシステム統合を中心とした事業が対象です。単なる業務効率化ではなく、ビジネスモデルの変革につながるデジタル活用が評価されます。
連携GX支援メニューでは、複数社が連携して化石燃料削減やクリーンエネルギーへの転換を実現する取組を支援します。一社では実現困難な大規模なカーボンニュートラル施策を、サプライチェーン横断で実施するモデルを構築することが求められます。
補助内容と申請要件
- 補助上限額:3,000万円
- 補助率:2/3
- 申請期間:2023年7月31日〜9月25日
- 申請主体:石川県内企業を代表とする連携体
採択のポイント
審査では事業の実現可能性と変革モデルとしての波及効果が重視されます。「モデル創出」の名称が示す通り、他の県内企業への横展開可能性を計画書に盛り込むことが高評価につながります。連携体としての必然性(なぜ複数社で取り組むのか)を定量的根拠とともに示すことが採択率向上の鍵です。
活用事例のイメージ
- 製造業A社(代表)+部品メーカーB社+物流C社の連携でサプライチェーン全体をデジタル化し、在庫最適化と納期短縮を実現するDXモデル
- 食品加工D社(代表)+農業生産者E+F連合が連携し、化石燃料ボイラーを太陽熱・バイオマスに転換するGXモデル
申請準備のスケジュール感
申請締切(9月25日)から逆算すると、連携体組成は8月上旬まで、事業計画書の骨子は8月中旬まで、書類一式の完成は9月上旬を目標に設定することを推奨します。ISICOへの事前相談窓口を積極的に活用し、計画段階でのフィードバックを受けることで完成度が高まります。
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