募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約45

出向起業等創出支援事業(令和4年度2次公募)

基本情報

補助金額
金額未定
補助率: 1/2
募集期間
2022-07-22 〜 2022-09-30
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業 / 林業 / 鉱業 / 採石業 / 砂利採取業 / 運輸業 / 郵便業 / 卸売業 / 小売業 / 金融業 / 保険業 / 不動産業 / 物品賃貸業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業 / 教育 / 学習支援業 / 医療 / 福祉
使途新たな事業を行いたい / 研究開発・実証事業を行いたい

この補助金のまとめ

出向起業等創出支援事業は、経済産業省が実施する大企業人材の新規事業創出を促進する補助金制度です。大企業等に眠る経営資源(人材・知的財産含む)の開放を促し、「出向起業」または「MBO型起業」を行う事業者を対象に、新規事業に係る試作品開発等の経費の一部を補助率1/2で支援します。大企業に在籍しながら出向という形で自ら起業するモデルを推進することで、リスクを抑えた形での新規事業の担い手を増やすことを目的としています。コロナ禍による大企業の新規事業投資の停滞を受けて設計された制度であり、大企業の技術力・ノウハウと起業家精神を組み合わせた日本型イノベーションの新たな形を創出する意欲的な取り組みです。

この補助金の特徴

1

出向しながら起業できる独自のスキーム

大企業に在籍したまま出向という形で起業するモデルを支援する、日本では珍しい制度設計です。起業家にとっては雇用の安全網を維持しながら新規事業に挑戦でき、大企業にとっては人材の流出を防ぎながらイノベーションを促進できるWin-Winの仕組みです。

2

大企業の経営資源を活用した事業創出

大企業が保有する技術、知的財産、ノウハウ、ネットワークなどの経営資源を、新規事業の創出に活用することを前提としています。ゼロからの起業とは異なり、既存の経営資源をレバレッジできる点が強みです。

3

MBO型起業にも対応

出向起業に加え、MBO(マネジメント・バイアウト)型の起業も支援対象です。大企業内の事業部門やプロジェクトを切り出して独立事業化する形態にも対応しており、事業承継や事業再編の一手段としても活用できます。

ポイント

出向起業は「大企業の安定」と「スタートアップの機動性」を両立させる画期的な仕組みです。日本の大企業に眠る優れた技術や人材を、社内新規事業の枠を超えて市場に投入するための制度的インフラとして、今後の拡充が期待されます。

対象者・申請資格

出向起業の要件

  • 大企業等に在籍する人材が、出向という形で起業する事業であること
  • 大企業等の経営資源(人材・知的財産含む)を活用すること

MBO型起業の要件

  • 出向起業の一形態として、大企業内の事業部門やプロジェクトを独立事業化するMBO型の起業であること

事業要件

  • 新規事業に係る試作品開発等を行うこと
  • 事業完了期限(令和5年2月28日)までに全ての補助対象経費の検収・支払いを完了すること

ポイント

「出向」の形態を取ることが要件であるため、完全に退職して起業する場合は対象外です。大企業との雇用関係を維持したまま、新法人の代表として事業を行う出向契約が必要です。出向元企業との関係整理(利益相反の回避等)は事前に十分な協議が必要です。

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申請ガイド

1

ステップ1:出向起業のスキーム設計

出向元企業との出向契約、新法人の設立、活用する経営資源の特定、知的財産の取り扱いなど、出向起業の基本スキームを設計します。

2

ステップ2:事業計画の策定

新規事業の内容、試作品開発計画、市場分析、経費計画、事業完了までのスケジュールを策定します。補助上限額は申請内容により異なるため、公募要領を確認してください。

3

ステップ3:jGrantsでの申請

jGrantsを通じて申請書類を提出します。不明点は事務局(TEL: 03-6435-8542、MAIL: syukko-kigyo@jissui.or.jp)に問い合わせてください。メールの際は「電子申請(jGrants)利用」の旨を明記してください。

ポイント

出向起業は法的・組織的に複雑なスキームであるため、出向元企業の人事部門・法務部門との密接な連携が不可欠です。出向契約の条件、知的財産の帰属、競業避止義務の範囲など、事前に明確にすべき事項が多いことを認識し、十分な準備期間を確保してください。

審査と成功のコツ

出向起業ならではの強みを活かす
大企業の技術力・ブランド・ネットワークをどう新規事業に活用するかを明確にしましょう。ゼロからの起業にはない「既存資産のレバレッジ」が出向起業の最大の武器です。これを説得力ある形で事業計画に落とし込むことが重要です。
出口戦略を明確にする
出向起業は永続的な形態ではありません。事業が軌道に乗った後に、完全独立するのか、大企業に再統合するのか、出口戦略を計画段階から検討しておくことが重要です。
市場検証を優先する
補助期間が限られるため、大規模な試作品開発よりも市場の反応を素早く検証するMVP(最小限の実用製品)アプローチが有効です。限られた期間と予算で最大の学びを得られる計画を策定しましょう。

ポイント

出向起業の成否は「出向元企業との関係構築」にかかっています。経営資源の活用について出向元の理解と協力を得ることが、事業計画の実現可能性を左右する最大のファクターです。申請前に十分なコミュニケーションを取りましょう。

対象経費

対象となる経費

試作品開発費(3件)
  • 試作品の設計・製作費
  • プロトタイプの材料費
  • 金型・治具製作費
外注費(3件)
  • 開発委託費
  • デザイン制作委託費
  • 市場調査委託費
機械装置費(2件)
  • 開発用設備の購入・レンタル費
  • ソフトウェアライセンス費
知的財産関連費(3件)
  • 特許出願費
  • 商標登録費
  • 知財戦略コンサルティング費

対象外の経費

対象外の経費一覧(5件)
  • 出向者の人件費
  • オフィス賃料
  • 汎用的な事務機器の購入費
  • 交際費・接待費
  • 出向元企業への支払い

よくある質問

Q出向起業とは具体的にどのような形態ですか?
A

出向起業とは、大企業等に雇用されたまま「出向」という形で新しい法人の代表者として起業する形態です。出向元企業との雇用関係は維持されるため、健康保険や厚生年金などの社会保障は出向元の制度を継続できます。起業に失敗しても出向元に戻れるセーフティネットがあるため、起業のリスクを大幅に低減できる点が最大のメリットです。

Q大企業以外の社員でも対象になりますか?
A

本事業は大企業等に在籍する人材が対象です。「大企業等」の定義については公募要領で確認する必要がありますが、一般的には中小企業基本法で定める中小企業以外の企業を指します。中堅企業からの出向起業も対象となる可能性がありますので、詳細は事務局にお問い合わせください。

Q補助上限額はいくらですか?
A

補助上限額は申請内容によって異なります。一般枠とMBO型起業枠で異なる上限が設定されていますので、詳細は公募要領をご確認ください。補助率は1/2です。事業完了期限までに全ての補助対象経費の検収・支払いを完了させる必要があります。

Q出向元企業の承認は必要ですか?
A

はい、出向起業は出向元企業との出向契約に基づいて行うため、出向元企業の承認が不可欠です。出向条件(期間、給与負担、復帰条件等)について事前に合意する必要があります。また、活用する経営資源(技術、知財、ノウハウ等)の使用許諾や、競業避止義務の範囲なども出向元企業と事前に明確にしておくことが重要です。

Q事業完了後に出向元に戻ることはできますか?
A

出向起業は出向契約に基づく形態であるため、原則として出向元に戻ることが可能です。これが出向起業の大きなメリットの一つです。ただし、復帰条件(ポジション、処遇等)は出向契約で事前に定めておくことが重要です。事業が成功した場合に完全独立するか、出向元に戻って成果を展開するかなど、出口戦略も含めて出向元と協議しておくことをお勧めします。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は国の制度であるため、同一経費に対する他の国庫補助金との重複受給は認められません。ただし、別経費であれば他の制度との併用が可能な場合があります。例えば、出向起業で設立した新法人が、別途IT導入補助金を活用してシステム投資を行うことは考えられます。また、スタートアップ向けの自治体の支援制度(創業支援融資、オフィス賃料補助等)との併用も検討に値します。詳細は事務局(03-6435-8542)にお問い合わせください。

詳細説明

出向起業等創出支援事業とは

本事業は、大企業等に眠る経営資源(人材・知的財産含む)の開放を促し、新規事業の担い手を増やすことを目的とした補助金制度です。大企業に在籍しながら出向という形で起業する「出向起業」や、事業部門を切り出して独立させる「MBO型起業」を支援します。

支援内容

  • 補助率: 1/2
  • 補助上限額: 申請内容により異なる(公募要領参照)
  • 事業完了期限: 令和5年2月28日(火)

対象となる起業形態

一般枠(出向起業): 大企業等に在籍する人材が、出向という形で新法人を設立し起業する形態です。雇用関係を維持したまま新規事業に挑戦できるため、起業のリスクを大幅に軽減できます。

MBO型起業枠: 大企業内の事業部門やプロジェクトを、マネジメント・バイアウトにより独立事業化する形態です。大企業の事業ポートフォリオ再編と新規事業創出を同時に実現できます。

制度の背景

日本ではリソース(人材・技術・資金)が大企業に集中する一方、大企業は既存事業の効率性を重視するため、新規事業へのリソース投入が進みにくい構造的課題があります。本制度は、出向起業というスキームを通じてこの課題を解消し、大企業の経営資源を社会全体のイノベーションに活用するエコシステムの構築を目指しています。

問い合わせ先

出向起業等創出支援事業 事務局
TEL: 03-6435-8542
MAIL: syukko-kigyo@jissui.or.jp
※メールの際は「電子申請(jGrants)利用」の旨も明記してください。

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