「地域内エコシステム」技術開発・実証事業
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
[{"heading":"定額補助・上限1,258万円で技術開発費をカバー","body":"補助率は定額(上限1,258万円までの実費補助)で、試験設備の製作費・実証実験費・データ収集・分析費など技術開発特有のコストを幅広くカバーできます。研究機関・メーカー・林業事業者にとって取り組みやすい仕組みであり、木質バイオマス利用技術の実用化加速に活用できます。"},{"heading":"小規模熱利用・熱電併給の技術開発が対象","body":"大規模バイオマス発電ではなく、地域内で完結する小規模な熱利用(薪ボイラー・チップボイラー等)や熱電併給(木質ガス化コジェネ等)の技術開発・実証が対象です。地域の森林資源を域外に流出させず地域内で価値を循環させる「エコシステム」の構築が政策的な狙いです。"},{"heading":"技術開発から現地実証まで一貫して支援","body":"研究開発段階から実際のフィールドでの実証試験まで、技術の成熟度に応じた段階的な事業設計が可能です。既存技術の改良・高度化から新規技術の原理実証まで幅広い段階の事業が対象となります。実証データの収集・分析・報告書作成も補助対象に含まれます。"},{"heading":"山村・林業地域の地産地消エネルギーモデル構築","body":"本事業は技術開発にとどまらず、地域内での木質バイオマスの持続的な調達・利用の仕組みづくりも重視しています。林業事業者・熱供給事業者・需要家が連携した地域内エコシステムのモデルとなる事業が高く評価されます。補助金終了後の自立的な事業継続も重要な審査評価点です。"}]
対象者・申請資格
対象要件
①木質バイオマス熱利用または熱電併給技術の開発・実証を行う事業者・研究機関であること ②技術開発・実証の目的が「地域内エコシステム」の構築に資すること ③中小企業・大企業・研究機関・大学等(申請資格は公募要領で確認) ④実証フィールドの確保見通しがあること。大規模バイオマス発電のみを目的とした申請や、技術開発を伴わない単純な設備更新は対象外となる場合があります。
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申請ガイド
地域内エコシステム補助金 申請ガイド
公募期間は2021年3月29日〜4月30日です。①木質バイオマス熱利用・熱電併給の技術開発テーマを確定し、②実証フィールドと地域関係者(林業者・需要家)との連携体制を構築し、③技術開発計画書(新規性・実証方法・データ収集計画・スケジュール)と収支計画書を作成してください。共同研究の場合は研究協定書も必要です。林野庁または担当機関の公募ページから申請書類をダウンロードし、期限内に提出してください。技術面での事前相談を積極的に活用することをお勧めします。
審査と成功のコツ
採択率を高めるには、①技術の新規性・既存技術との差異の定量的説明 ②地域内エコシステムとして成立する調達〜供給〜需要の一貫した仕組みの提示 ③実証後の自立的事業継続・普及シナリオの具体化 ④収集するデータの種類・測定方法・報告計画の明確化が重要です。地域の林業組合・自治体との協力体制を整え、政策的な意義(CO2削減量・エネルギー自立度の向上等)を定量的に示すことで採択可能性が高まります。
対象経費
対象となる経費
技術開発費(3件)
- 試験設備・機器の製作費・購入費
- 材料費・消耗品費
- 技術開発に係る外注費・委託費
実証実験費(3件)
- フィールド実証に係る設備設置費
- 計測・データ収集機器費
- 実証データ分析費
人件費(2件)
- 研究開発担当者の人件費(直接従事分)
- 実証管理担当者の人件費
報告・普及費(2件)
- 実績報告書・技術報告書の作成費
- 成果普及のためのセミナー・資料作成費
対象外の経費
対象外の経費一覧(5件)
- 商用稼働を目的とした設備導入費(実証目的でないもの)
- 間接部門(総務・経理等)の人件費
- 交付決定前に発注・着工した経費
- 土地取得費・建物建設費(実証に直接不要なもの)
- 汎用的なパソコン・オフィス機器の購入費
よくある質問
Q大企業も申請できますか?
技術開発・実証補助金であるため、中小企業に限らず大企業・研究機関・大学なども申請対象となる場合があります。ただし、公募要領の申請資格要件を必ず確認してください。
Q既存の薪ボイラー設備の更新も対象になりますか?
単純な設備更新ではなく、技術的改良・高度化や新たな実証が伴う場合に対象となります。既存設備の維持・修繕のみを目的とした申請は対象外となります。
Q補助率「定額」とはどういう意味ですか?
補助率という割合ではなく、上限額(1,258万円)の範囲内で実際にかかった費用の全額(または一定割合)が補助されます。定額補助の詳細な計算方法は公募要領を参照してください。
Q共同研究体制で申請できますか?
複数機関による共同申請・共同研究体制での申請が可能な場合があります。各機関の役割・費用負担・成果帰属を明確にした協定書を事前に締結することが必要です。
Q熱電併給(コジェネ)専用の設備開発も対象になりますか?
木質バイオマスを燃料とする熱電併給システムの技術開発・実証は本事業の対象として想定されています。具体的な技術内容と地域内エコシステムへの貢献を明確に示した計画書を作成してください。
Q事業期間はどのくらいですか?
公募要領に事業実施期間が定められています。一般的に技術実証は1〜2年程度が多いですが、本事業の具体的な期間は林野庁等の担当機関に確認してください。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本補助金は技術開発・実証フェーズを支援します。実証後の商用化フェーズでは「林野庁の木質バイオマス利用推進補助金」や「再エネ地産地消支援事業」との連携を検討してください。農山村振興関係の地域交付金や、カーボンニュートラル関連の環境省補助金との組み合わせも有効です。J-クレジット制度(CO2削減量の認証・売却)と組み合わせることで事業の収益性向上も見込めます。
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