募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約45

【四次公募】令和4年度補正予算 災害時の強靭性向上に資する天然ガス利用設備導入支援事業費補助金

基本情報

補助金額
3.6億円
補助率: 1/2、1/3(補助額上限、補助率の詳細は公募説明会資料を参照ください)
0円3.6億円
募集期間
2023-07-05 〜 2023-07-31
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業 / 林業 / 鉱業 / 採石業 / 砂利採取業 / 運輸業 / 郵便業 / 卸売業 / 小売業 / 金融業 / 保険業 / 不動産業 / 物品賃貸業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業 / 教育 / 学習支援業 / 医療 / 福祉
使途災害(自然災害 / 感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい

この補助金のまとめ

「災害時の強靭性向上に資する天然ガス利用設備導入支援事業費補助金」の第四次公募(令和4年度補正予算)は、停電対応型の天然ガスコージェネレーションシステムやGHPの導入を支援する制度です。災害時の電力途絶リスクに備え、自立的なエネルギー供給体制を構築したい事業者にとって、設備投資の最大1/2を補助する手厚い支援となっています。対象施設は防災計画指定の避難所や地域の防災拠点施設に限定されており、BCP(事業継続計画)の強化と環境対策を同時に実現できる点が大きな特徴です。補助上限は3億6,000万円と高額で、大規模な設備更新にも対応可能な設計となっています。令和4年度補正予算に基づく第四次公募であり、2023年7月の短期間募集のため、迅速な準備が求められました。

この補助金の特徴

1

停電対応型エネルギー設備の導入支援

本補助金は、ガスエンジン・ガスタービン・燃料電池によるコージェネレーションシステム、および停電対応型GHP(ガスヒートポンプエアコン)の導入を支援します。系統電力の停電時にも発電・空調を継続できる設備が対象であり、平時の省エネと災害時の事業継続を両立する設計思想が特徴です。

2

高額補助と柔軟な補助率設定

補助上限額は3億6,000万円、補助率は1/2または1/3(設備種類・規模により異なる)に設定されています。大規模施設への導入でもまとまった支援を受けられるため、初期投資の障壁を大幅に下げることが可能です。

3

防災拠点施設への設置が要件

対象施設は、国・地方公共団体の防災計画で指定された避難所や防災上中核となる施設に限定されます。災害時に地域住民へ空間・物資・情報を提供できる施設であることが求められ、地域貢献と自社のBCP強化を同時に果たせる仕組みです。

4

ガス供給の耐震性確保が条件

中圧導管または耐震性を向上させた低圧導管等によるガス供給を受けることが要件となっています。これにより、災害時にもガス供給が途絶しにくい体制を前提とした設備導入が担保されます。

ポイント

本補助金の最大の価値は、「防災」と「環境対策」という2つの社会課題を一つの設備投資で同時に解決できる点にあります。特に避難所機能を持つ施設を運営する事業者にとっては、地域貢献を可視化しながら高額補助を受けられる稀有な機会です。コージェネの排熱利用による平時のエネルギーコスト削減効果も見逃せません。

対象者・申請資格

対象事業者

  • 家庭用需要を除く全業種の事業者が対象
  • 法人・個人事業主を問わず申請可能
  • GbizIDプライムの取得が必要(jGrants申請のため)

対象設備

  • 停電対応型コージェネレーションシステム(ガスエンジン、ガスタービン、燃料電池)
  • 停電対応型ガスエンジン・ヒートポンプ・エアコン(GHP)
  • 運転状況確認用の専用計測装置の取付が必須

施設要件

  • 防災計画指定の避難所として活用される施設
  • 防災上中核となる活動拠点施設
  • 災害時に地域住民へ空間・物資・情報提供が可能な施設
  • ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)は対象外

ガス供給要件

  • 中圧導管によるガス供給を受けていること、または
  • 耐震性を向上させた低圧導管等による供給を受けていること

ポイント

全業種が対象というのは大きなメリットですが、実質的には「防災拠点施設への設置」という施設要件がボトルネックになります。自社施設が防災計画で避難所指定を受けているか、または指定を受ける見込みがあるかを最初に確認することが、申請準備の第一歩です。

あなたは対象?かんたん診断

7問の質問に答えるだけで、この補助金の対象かどうかを簡易診断できます。

申請ガイド

1

ステップ1:GbizIDの取得

jGrants(電子申請システム)での申請にはGbizIDプライムが必要です。未取得の場合は2〜3週間かかるため、早期の準備が不可欠です。

2

ステップ2:施設要件の確認

自社施設が防災計画指定の避難所等に該当するか、所管する地方公共団体に確認します。未指定の場合は協定締結の可能性も検討します。

3

ステップ3:ガス供給要件の確認

ガス事業者に連絡し、中圧導管または耐震性向上済み低圧導管による供給を受けられるか確認します。

4

ステップ4:設備仕様の検討・見積取得

導入予定の停電対応型設備について、メーカーや設備会社から詳細仕様と見積を取得します。計測装置の設置も含めた計画を策定します。

5

ステップ5:申請書類の作成・提出

jGrantsを通じて申請書類を提出します。公募期間は2023年7月5日〜7月31日と約1か月弱のため、迅速な対応が必要です。

6

ステップ6:審査・採択・交付決定

審査を経て採択が決定されます。交付決定後に設備導入を開始します(事前着手は原則不可)。

ポイント

第四次公募の申請期間はわずか約1か月間です。GbizID取得に2〜3週間かかることを考えると、公募開始前からの準備が実質的に不可欠でした。同種の補助金は年度ごとに複数回公募されるため、次回公募に備えて今からGbizIDと施設要件の確認を進めておくことを強く推奨します。

審査と成功のコツ

防災貢献の具体性を示す
審査では、災害時に設備がどのように地域防災に貢献するかが重視されます。単に設備を入れるだけでなく、災害時の運用計画(何時間自立運転可能か、何人の避難者を収容できるか等)を具体的に記述することが採択率向上の鍵です。
平時のエネルギー効率を明示する
コージェネレーションの排熱利用による省エネ効果や、CO2削減量を定量的に示しましょう。環境対策としての効果を数値で裏付けることで、事業の妥当性が高まります。
ガス供給の信頼性を担保する
耐震性の高いガス導管からの供給を受けることが要件ですが、さらに災害時のガス供給継続性についてガス事業者との連携体制を示せると評価が高まります。
設備導入後の管理体制を計画する
計測装置による運転状況の監視体制や、定期メンテナンス計画を明記します。補助金で導入した設備が長期にわたり有効に活用される見通しを示すことが重要です。

ポイント

この補助金の審査では「防災」と「環境」の両面での効果が求められます。設備のスペック説明に終始するのではなく、地域の防災計画における自社施設の位置づけと、平時の省エネ・CO2削減効果を定量的に示すストーリーを組み立てることが、採択を勝ち取る最大のポイントです。

対象経費

対象となる経費

設備費(4件)
  • 停電対応型コージェネレーションシステム(ガスエンジン式)
  • 停電対応型コージェネレーションシステム(ガスタービン式)
  • 燃料電池式コージェネレーションシステム
  • 停電対応型ガスエンジン・ヒートポンプ・エアコン
付帯設備費(3件)
  • 運転状況確認用専用計測装置
  • 系統連系に必要な保護装置
  • 排熱利用設備
工事費(4件)
  • 設備の据付工事費
  • ガス配管工事費
  • 電気工事費
  • 基礎工事費
設計費(2件)
  • 設備設計費
  • 施工設計費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 土地の取得費
  • 建物の建設・改修費(設備設置に直接関係しない部分)
  • 消費税及び地方消費税
  • ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)への設置費用
  • 家庭用設備の導入費用
  • 既存設備の撤去のみを行う工事費
  • 運転・維持管理に要する経費
  • 申請書類作成のためのコンサルタント費用

よくある質問

Qどのような事業者が申請できますか?
A

家庭用需要を除く全業種の事業者が対象です。製造業、商業施設、病院、学校、福祉施設など幅広い業種で申請可能です。ただし、設備を設置する施設が国・地方公共団体の防災計画で避難所等として指定されていること、または防災上中核となる施設であることが必要です。個人事業主でも法人でも申請できますが、jGrantsでの申請にはGbizIDプライムが必要です。

Q補助率と補助上限額はいくらですか?
A

補助率は設備の種類・規模に応じて1/2または1/3です。補助上限額は3億6,000万円に設定されています。たとえば補助率1/2の場合、7億2,000万円の設備投資に対して最大3億6,000万円の補助を受けられる計算です。具体的な補助率の適用条件は公募説明会資料で確認が必要です。

QZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)は対象になりますか?
A

いいえ、ZEB(平均でエネルギー消費量が正味でおおむねゼロ以下となる建築物)は本補助金の対象外です。ZEBは既にエネルギー消費を大幅に削減している建物であるため、本補助金の趣旨である災害時のエネルギー自立性確保とは別の支援スキームが適用されます。

Qガス供給の要件とは具体的に何ですか?
A

導入施設が中圧導管によるガス供給、または耐震性を向上させた低圧導管等によるガス供給を受けていることが条件です。中圧導管は一般的に地震による被害を受けにくく、耐震性向上済みの低圧導管(ポリエチレン管等)も同様に高い耐震性を持ちます。これにより、災害時にもガス供給が途絶しにくい環境で設備が運用できることを担保しています。

QjGrantsを利用できない場合はどうすればよいですか?
A

やむを得ない理由でjGrantsを利用できない場合は、申請前にセンターまで連絡する必要があります。センターが認めた場合に限り、電子メールでの申請が可能です。ただし、これはあくまで例外的な措置であり、原則としてjGrantsからの電子申請が求められます。jGrantsの推奨ブラウザはChrome、Firefox、Edge(Windows)、Safari(macOS)です。

Q計測装置の設置は必須ですか?
A

はい、導入後の対象設備に運転状況を確認するために必要な専用の計測装置を取り付けることが交付要件です。これは補助金で導入した設備が適切に運用されていることを確認するためのモニタリング要件であり、設備費とは別に計測装置の導入費用も補助対象に含まれます。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は経済産業省所管の補助金であり、同一設備に対して国の他の補助金との重複受給は原則として認められません。ただし、以下の点に留意することで、事業全体としての支援最大化が可能です。まず、建物の省エネ改修と組み合わせる場合、建物部分は環境省や国土交通省の省エネ補助金を活用し、天然ガス設備部分は本補助金を活用するという役割分担が考えられます。また、地方自治体独自の防災・省エネ設備補助金との併用については、各自治体の規定を確認する必要があります。国の補助金同士の併用は不可でも、自治体補助金との組み合わせが可能な場合があります。BCP関連では、中小企業庁の事業継続力強化計画認定を取得しておくと、他の支援策(低利融資、税制優遇等)との相乗効果も期待できます。

詳細説明

災害時の強靭性向上に資する天然ガス利用設備導入支援事業費補助金(第四次公募)の概要

本補助金は、令和4年度補正予算に基づき、災害時の電力途絶に対応可能な停電対応型天然ガス利用設備の導入を支援する制度です。第四次公募として2023年7月に募集が行われました。

制度の背景と目的

近年の大規模災害(地震・台風等)による長期停電の頻発を受け、災害時にも安定的にエネルギーを供給できる分散型電源の整備が喫緊の課題となっています。本補助金は、停電時にも自立運転が可能な天然ガスコージェネレーションシステムやGHP(ガスヒートポンプエアコン)の導入を促進し、地域の防災力強化と平時からの環境対策を同時に実現することを目指しています。

対象となる設備

  • 停電対応型コージェネレーションシステム:ガスエンジン、ガスタービン、燃料電池を動力源とし、発電と排熱利用を同時に行う高効率システム
  • 停電対応型GHP:ガスエンジンで駆動するヒートポンプエアコンで、停電時にも空調を継続可能

いずれも系統電力の停電時に発電または空調を自動的に開始・継続できる機能を備えていることが必須条件です。

補助率と補助上限額

補助率は設備の種類や規模に応じて1/2または1/3に設定されています。補助上限額は3億6,000万円と高額であり、病院・商業施設・工場といった大規模施設への導入にも十分対応できる規模です。詳細な補助率の適用条件は公募説明会資料に記載されています。

施設要件の詳細

補助対象となる施設は、以下のいずれかに該当し、かつ災害時に地域住民への支援機能を果たせるものに限られます。

  • 国・地方公共団体の防災計画で避難所等として指定された施設
  • 防災上中核となる活動拠点施設
  • 災害時に避難所として機能する施設

ただし、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)は対象外です。

ガス供給に関する要件

導入施設は、以下のいずれかの方法でガス供給を受ける必要があります。

  • 中圧導管による供給:地震に強い中圧ガス管からの供給
  • 耐震性を向上させた低圧導管等による供給:ポリエチレン管等の耐震管への更新済み低圧管からの供給

これにより、大規模地震発生時にもガス供給が継続される確度が高い環境での設備運用が確保されます。

第四次公募のスケジュール

受付期間は2023年7月5日から7月31日までの約1か月間でした。申請はjGrants(電子申請システム)を通じて行い、GbizIDプライムの事前取得が必要です。やむを得ない理由でjGrantsを利用できない場合は、事前にセンターへ連絡し承認を得た上で電子メールでの申請も認められます。

関連書類・リンク

北海道の給付金・支援金もチェック

子育て・医療・住宅など、北海道で受けられる給付金を探せます。

北海道の給付金一覧を見る →