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非常に難しい
準備期間の目安: 約120

令和5年度【2次公募】 系統用蓄電池等導入・配電網合理化等再生可能エネルギー導入加速化事業費補助金(配電事業等の参入を見据えた地域独立系統構築支援事業)

基本情報

補助金額
4億円
補助率: 補助対象経費の1/2以内
0円4億円
募集期間
2023-08-02 〜 2023-10-31
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業 / 林業 / 鉱業 / 採石業 / 砂利採取業 / 運輸業 / 郵便業 / 卸売業 / 小売業 / 金融業 / 保険業 / 不動産業 / 物品賃貸業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業 / 教育 / 学習支援業 / 医療 / 福祉
使途新たな事業を行いたい / 災害(自然災害 / 感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

系統用蓄電池等導入・配電網合理化事業(地域独立系統構築支援事業)は、環境省が推進する分散型エネルギーシステムの普及促進を目的とした補助金です。配電事業の参入を見据え、災害時に電力系統から切り離して独立運用できるマイクログリッドの構築を支援します。補助率1/2以内、上限4億円の内数で、再生可能エネルギー発電設備、EMS設備、蓄電システム等の導入が対象です。2022年4月施行の改正電気事業法で配電事業が法的に位置付けられたことを受け、自治体やIT企業が連携した地域レジリエンス向上の取り組みを強力に後押しする制度です。

この補助金の特徴

1

マイクログリッド構築への包括的支援

再エネ発電設備からEMS、蓄電システム、受変電設備まで、地域独立系統の構築に必要な設備を包括的に支援。個別の設備補助と異なり、システム全体の最適化を図れる点が大きな強みです。

2

配電事業参入を見据えた先進的スキーム

2022年4月施行の改正電気事業法で新設された配電事業への参入を見据えた事業を対象としており、平時は配電網の効率運用、災害時は地域独立系統として機能する二重のメリットを実現できます。

3

複数年度事業にも対応

原則単年度ですが、事業工程上必要な場合は最大2年までの複数年度事業として申請可能です。大規模なマイクログリッド構築にも柔軟に対応できます。

4

幅広い業種が対象

電力事業者に限らず、IT企業、自治体、地元企業等が連携したコンソーシアムでの申請が可能で、地域の多様なプレイヤーが参画できます。

ポイント

本事業の最大の特徴は、単なる再エネ・蓄電池導入ではなく「地域独立系統(マイクログリッド)」としてのシステム構築を支援する点です。配電事業法制化という法的裏付けのある事業であり、採択されれば地域のエネルギーインフラ事業者としてのポジションを確立できる戦略的な制度です。

対象者・申請資格

事業者要件

  • 配電事業等の参入を見据えた事業者
  • 自治体と地元企業・IT企業等の連携体
  • 一般送配電事業者等と連携可能な事業者

技術要件

  • 災害時による長期停電時に電力系統から切り離した地域独立系統(マイクログリッド)を構築する事業
  • 再生可能エネルギー発電設備とEMS設備を含むこと
  • 配電事業等の参入を見据えた計画であること

対象設備

  • 再生可能エネルギー発電設備(太陽光、風力、バイオマス、水力、地熱)
  • EMS設備
  • 需給調整力設備(蓄電システム、V2H充放電設備等)
  • 受変電設備、保安・遮断設備

ポイント

配電事業法に基づくマイクログリッド構築が前提のため、単なる再エネ導入事業は対象外です。自治体との連携体制の構築と、災害時の独立運用計画の策定が申請の大前提となります。

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申請ガイド

1

ステップ1:地域ニーズの把握と連携体制構築

対象地域の電力需給状況、災害リスク、既存インフラを調査し、自治体やIT企業等との連携体制を構築します。

2

ステップ2:マイクログリッド設計

独立系統の範囲、再エネ発電容量、蓄電池容量、EMS仕様等を設計します。平時と災害時の両方の運用シナリオを策定します。

3

ステップ3:事業計画・申請書類作成

設計費、設備費、工事費、人件費を積算し、事業計画書を作成。配電事業への参入見通しを含めた将来計画も重要です。

4

ステップ4:電子申請

SII(環境共創イニシアチブ)の指定する方法で申請します。複数年度事業の場合は初年度と2年度目の計画を明確に分けて記載します。

ポイント

マイクログリッドの設計には電力系統の専門知識が必要です。一般送配電事業者との協議や、地域の電力需給シミュレーションを事前に十分行い、技術的実現可能性を示すことが採択のポイントです。

審査と成功のコツ

自治体との強固な連携体制
配電事業は地域インフラに直結するため、自治体の理解と協力が不可欠です。防災計画との整合性を示し、地域住民へのメリットを具体的に説明できる体制を構築しましょう。
技術的実現可能性の証明
マイクログリッドの独立運用時における電力需給バランスのシミュレーション結果を詳細に示し、停電時でも安定供給が可能であることを証明してください。
配電事業への移行計画
本事業は配電事業参入を見据えた支援であるため、補助事業終了後の配電事業としての自立的運営計画を具体的に示すことが高評価につながります。
先進技術の活用
IoT・AIを活用したEMSの導入や、V2H(Vehicle to Home)等の先進的需給調整技術を盛り込むことで、提案の先進性と実現可能性をアピールできます。

ポイント

審査では「地域の防災力向上」と「配電事業としての持続可能性」の両立が最も重視されます。技術面だけでなく、事業終了後の収支計画と配電事業免許取得のロードマップまで具体化することが、採択への近道です。

対象経費

対象となる経費

再生可能エネルギー発電設備費(5件)
  • 太陽光発電設備
  • 風力発電設備
  • バイオマス発電設備
  • 水力発電設備
  • 地熱発電設備
EMS設備費(3件)
  • エネルギーマネジメントシステム
  • 監視制御装置
  • 通信設備
需給調整力設備費(3件)
  • 蓄電システム
  • 業務用・産業用V2H充放電設備
  • 発電設備(非常用)
受変電設備費(3件)
  • 変圧器
  • 配電盤
  • 開閉器
保安・遮断設備費(3件)
  • 事故検知設備
  • 遮断設備
  • 保護継電器
設計・工事費(3件)
  • 実施設計費
  • 設備設置工事費
  • 系統連系工事費
人件費(2件)
  • プロジェクト管理人件費
  • 技術者人件費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 土地取得費
  • 建物本体の建設費
  • 一般管理費
  • 消費税
  • 既存設備の維持管理費
  • 光熱水費
  • 事務所の賃借料

よくある質問

Qマイクログリッドとは何ですか?
A

マイクログリッドとは、特定の地域内で再生可能エネルギー発電設備、蓄電池、EMS等を組み合わせ、必要に応じて大規模電力系統から独立して電力供給を行える小規模な電力ネットワークのことです。平時は大規模電力系統と連系して効率的に運用し、災害時には系統から切り離して独立運用することで、停電地域でも電力供給を継続できます。

Q補助率と上限額はいくらですか?
A

補助率は補助対象経費の1/2以内です。補助上限額は4億円の内数となっており、1申請あたりの上限は予算の範囲内で設定されます。複数年度事業の場合、初年度は予算の範囲内、2年度目は上限4億円です。

Qどのような事業者が申請できますか?
A

配電事業等の参入を見据えた事業者が対象です。電力事業者に限らず、自治体、IT企業、地元企業等が連携したコンソーシアムでの申請が可能です。IoTなどの技術を持つIT企業と自治体が連携するケースが想定されています。

Q複数年度にわたる事業は可能ですか?
A

原則単年度事業が対象ですが、事業工程上単年度では完了が不可能と認められる場合、最大2年までの複数年度事業として申請できます。大規模なマイクログリッド構築では2年計画での申請を検討するとよいでしょう。

Q配電事業の免許は申請時に必要ですか?
A

申請時点で配電事業の免許は不要です。本事業は配電事業への参入を「見据えた」支援であり、マイクログリッド構築と実証を通じて配電事業参入の基盤を整備することが目的です。ただし、将来的な配電事業免許取得のロードマップを示すことは審査でプラスに評価されます。

QFIT/FIP制度との併用は可能ですか?
A

本補助金で導入した再エネ発電設備について、FIT/FIP制度との併用には制限があります。補助金を受けた設備でFIT/FIP認定を受ける場合、補助金相当額がFIT/FIP単価の算定に影響する可能性があるため、事前にどちらのスキームが有利か試算することを推奨します。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は環境省の補助金であり、同一の補助対象経費に対する他の国庫補助金との併用はできません。ただし、マイクログリッド構築に付随する事業で本補助金の対象外となる部分については、経済産業省の蓄電池関連補助金や、総務省の地域IoT実装推進事業等との組み合わせを検討できます。地方自治体の独自補助金については、各自治体の規定に従い併用可能な場合があります。また、固定価格買取制度(FIT/FIP)との関係では、再エネ発電設備について本補助金とFIT/FIPの併用は原則として制限されるため、売電収入と補助金のどちらが有利か事前に試算することが重要です。

詳細説明

地域独立系統構築支援事業の概要

本事業は、配電事業等の参入を見据えて、災害時に一般送配電事業者の電力系統から切り離した地域独立系統(マイクログリッド)を構築する事業者を支援するものです。2022年4月に改正電気事業法が施行され、配電事業が法的に位置付けられたことを受けた施策です。

背景と目的

地域の分散型電源の活用促進とレジリエンス向上の観点から、分散型エネルギーシステムの構築が重要視されています。自治体や地元企業とIT企業等が連携し、平時は効率的な配電網運営を行い、災害時には特定区域の配電網を切り離して独立運用する取り組みの拡大が期待されています。

補助対象設備

  • 再生可能エネルギー発電設備:太陽光、風力、バイオマス、水力、地熱
  • EMS設備:エネルギーマネジメントシステム
  • 需給調整力設備:蓄電システム、V2H充放電設備等
  • 受変電設備・保安遮断設備

補助条件

補助率は補助対象経費の1/2以内です。補助上限額は4億円の内数で、複数年度事業の場合は2年度目の上限が4億円です。原則単年度ですが、最大2年までの複数年度事業も認められます。

期待される効果

  • 災害時の長期停電リスクの大幅軽減
  • 再生可能エネルギーの地産地消の実現
  • 地域の電力コスト削減
  • 配電事業という新たなビジネスモデルの創出

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