募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約90

令和5年度 ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス実証事業(超高層ZEH-M実証事業)

基本情報

補助金額
3億円
補助率: 補助対象経費の1/2以内
0円3億円
募集期間
2023-05-25 〜 2023-06-23
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 分類不能の産業 / 農業 / 林業 / 鉱業 / 採石業 / 砂利採取業 / 運輸業 / 郵便業 / 卸売業 / 小売業 / 金融業 / 保険業 / 不動産業 / 物品賃貸業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業 / 教育 / 学習支援業 / 医療 / 福祉

この補助金のまとめ

経済産業省の「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス実証事業(超高層ZEH-M実証事業)」は、21層以上の超高層集合住宅におけるZEH-M化を支援する補助金です。住宅用途部分が21層以上ある超高層マンション等に、ZEH-Mの構成要素となる高性能建材や高性能設備を導入する事業が対象で、補助率は補助対象経費の1/2以内、上限額は3億円です。一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)が事務局を担い、ZEHデベロッパー登録制度と連動した運用が特徴です。超高層集合住宅はZEB/ZEH化の技術的難易度が最も高い建築類型であり、本事業はその設計ノウハウ確立と普及促進を目的とした先駆的な実証事業です。2050年カーボンニュートラルに向けた住宅セクターの脱炭素化を牽引する重要な制度です。

この補助金の特徴

1

超高層(21層以上)に特化した唯一の補助金

住宅用途部分が21層以上の集合住宅のみを対象とする、非常にニッチで専門性の高い補助金です。タワーマンションのZEH化という技術的フロンティアに挑戦する事業者を支援します。住宅用途部分の占める面積が半分未満の階層は階数に算入しないというルールにも注意が必要です。

2

補助上限3億円・補助率1/2の大型支援

超高層集合住宅の建設コストは数十億〜数百億円規模であり、ZEH化の追加コストも相当額に上ります。上限3億円・補助率1/2という大型の支援は、デベロッパーがZEH化に踏み切るための強力なインセンティブです。

3

ZEHデベロッパー登録が必須条件

補助対象となるには、SIIが公募・登録・公表を行う「ZEHデベロッパー」に登録されている必要があります。登録されていない場合は、ZEHデベロッパーに建築を発注する計画を持つ建築主として申請する方法もあります。

4

実証データの業界還元

採択事業は超高層ZEH-Mの先進事例として、設計ノウハウや運用データが業界に共有されます。技術的課題の解決策を他のプロジェクトに波及させる「実証事業」としての位置づけです。

ポイント

超高層集合住宅のZEH化は技術的に最も難しい領域です。この領域で実績を積むことは、デベロッパーとしての技術力・ブランド力を大きく高める機会となります。先行者利益を得られる可能性が高い補助金です。

対象者・申請資格

事業者要件(以下いずれか)

  • SIIに「ZEHデベロッパー」として登録されている事業者
  • ZEHデベロッパーに建築を発注する計画を持つ個人または不動産業以外の法人の建築主

建築物要件

  • 住宅用途部分が21層以上ある超高層集合住宅(新築)
  • 住宅用途部分の面積が半分未満の階層は階数に算入しない
  • ZEH-Mの構成要素(高性能建材・高性能設備等)を導入すること
  • SIIが定める交付要件を満たすこと

ポイント

ZEHデベロッパー登録が事実上の前提条件です。未登録の場合は登録手続きを先行させる必要があります。また「21層以上」のカウント方法に住宅用途面積の半分基準がある点は、設計段階で確認が必要です。

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申請ガイド

1

ステップ1:ZEHデベロッパー登録の確認

SIIのZEHデベロッパー登録リストを確認し、未登録の場合は登録手続きを行います。

2

ステップ2:ZEH-M化計画の策定

超高層集合住宅のZEH-M化に向けた設計計画を策定します。高断熱外壁、高効率空調・給湯、LED照明、太陽光発電等の組み合わせを検討します。

3

ステップ3:申請書類の準備

SIIのホームページから公募要領と交付申請書様式をダウンロードし、必要書類を準備します。jGrantsでの電子申請マニュアルも確認してください。

4

ステップ4:公募期間内に申請

2023年5月25日〜6月23日17:00の約1ヶ月間に申請を完了します。共同申請の場合はjGrantsが使えないため、SIIに事前に申請方法を問い合わせてください。

5

ステップ5:審査・採択・事業実施

技術審査を経て採択が決定し、ZEH-M仕様での建設を進めます。

ポイント

共同申請ではjGrantsが利用できないため、早めにSIIへ相談してください。また、申請様式は公募ページ最下部の「申請様式」を使用する必要があります。公募要領のダウンロードページとは別の場所にある点に注意してください。

審査と成功のコツ

超高層特有の技術課題を明確にする
超高層建築は風圧、日射、構造的制約など固有の課題があります。これらの課題に対する具体的な解決策を計画に盛り込むことが、実証事業としての採択可能性を高めます。
全住戸のZEH基準達成計画を策定する
ZEH-Mでは建物全体のエネルギー収支が重要です。方位や階数による日射条件の違いを考慮し、全住戸で一定の省エネ性能を確保する設計戦略を示しましょう。
入居者への訴求ポイントを明確にする
ZEH-Mマンションは光熱費削減と快適性向上という入居者メリットがあります。販売戦略との連動を示すことで、事業としての持続性をアピールできます。
過去の採択事例を研究する
SIIのホームページで公開されている過去の採択事例を研究し、どのような技術構成や提案が評価されているかを把握しましょう。

ポイント

超高層ZEH-Mは国内でもまだ事例が少ない分野です。先行事例としての価値を訴求し、業界のZEH-M普及に貢献する姿勢を示すことが審査で評価されるポイントです。

対象経費

対象となる経費

高性能建材費(3件)
  • 高断熱外壁パネル
  • 高性能窓ガラス・サッシ
  • 高断熱材
高性能設備機器費(3件)
  • 高効率空調設備
  • 高効率給湯設備(エコキュート等)
  • 高効率照明設備(LED)
再生可能エネルギー設備費(2件)
  • 太陽光発電設備
  • 蓄電池システム
エネルギー管理システム費(2件)
  • HEMS(住宅エネルギー管理システム)
  • 全館エネルギー管理システム
設計費(2件)
  • ZEH-M化に係る設計費用
  • エネルギーシミュレーション費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • ZEH-M化に直接関係しない建築費用
  • 土地取得費
  • 既存設備の単純更新
  • 一般管理費
  • 消費税
  • 他の補助金で充当される経費
  • 共用部の通常設備費用
  • 外構工事費

よくある質問

QZEH-Mとは何ですか?
A

ZEH-M(ゼッチ・マンション)とは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス・マンションの略で、高断熱化と高効率設備の導入により大幅な省エネを実現し、再生可能エネルギーを導入することで年間のエネルギー消費量の収支ゼロを目指す集合住宅のことです。ZEH-M、Nearly ZEH-M、ZEH-M Ready、ZEH-M Orientedの4段階があります。

Q20層以下のマンションは対象になりませんか?
A

本事業は住宅用途部分が21層以上の超高層集合住宅のみが対象です。20層以下の集合住宅については、別枠のZEH-M補助金(高層ZEH-M実証事業等)をご検討ください。階数に応じた複数のZEH-M補助金が用意されています。

QZEHデベロッパー登録はどのように行いますか?
A

ZEHデベロッパーの登録はSII(環境共創イニシアチブ)が公募・登録・公表を行っています。登録に必要な要件や手続きの詳細は、公募要領のP27に記載されています。登録には一定の実績や体制が求められるため、早めに確認・準備を始めてください。

Q共同申請は可能ですか?
A

共同申請は可能ですが、jGrants(電子申請システム)を利用しての申請ができないという制約があります。共同申請を検討する場合は、事前にSIIへ申請方法を問い合わせてください。書面での申請になる場合があります。

Q住戸すべてがZEH基準を満たす必要がありますか?
A

ZEH-Mは建物全体のエネルギー収支で評価されるため、必ずしも全住戸が個別にZEH基準を満たす必要はありません。ただし、ZEH-Mの段階(ZEH-M、Nearly ZEH-M等)に応じた建物全体の省エネ率達成が求められます。方位や階数による条件の違いを考慮した全体最適の設計が重要です。

Q入居者にとってのメリットは何ですか?
A

ZEH-M仕様のマンションは、高断熱化による冷暖房費の削減、快適な室内温度環境、結露の抑制、太陽光発電による共用部の電力コスト削減などのメリットがあります。また、資産価値の維持・向上も期待でき、将来の売却時にも有利に働く可能性があります。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は経済産業省の予算による補助金であり、同一経費に対する他の国庫補助金との重複受給はできません。ただし、環境省のZEH関連補助金(戸建て向け等)とは対象が異なるため、事業者が複数プロジェクトを持つ場合は別々の補助金を活用可能です。また、住宅取得者向けの税制優遇(住宅ローン減税のZEH加算等)は補助金受給者ではなく購入者が受けるものであるため、併用に問題はありません。地方自治体独自の省エネ住宅補助金との併用可否は、各自治体の制度を確認する必要があります。超高層マンション開発では複数の支援制度を組み合わせることで、ZEH化の追加コストを効果的に回収できます。

詳細説明

超高層ZEH-M実証事業とは

住宅用途部分が21層以上の超高層集合住宅(タワーマンション等)におけるZEH-M(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス・マンション)化を支援する実証事業です。ZEH-M普及促進を加速させ、2050年カーボンニュートラル実現を目指します。

補助金額・補助率

  • 補助率:補助対象経費の1/2以内
  • 補助上限額:3億円

対象となる事業者

  • SIIに登録されたZEHデベロッパー
  • ZEHデベロッパーに建築を発注する建築主(個人または不動産業以外の法人)

超高層集合住宅の定義

本事業において超高層集合住宅とは、住宅用途部分が21層以上ある集合住宅を指します。ただし、住宅用途部分の占める面積が半分未満となる階層は階数に算入しません。

ZEH-Mの段階

ZEH-Mには省エネ率に応じて複数の段階があります。超高層では技術的制約が大きいため、Nearly ZEH-MやZEH-M Readyも含めた幅広いZEH化が対象となります。

問い合わせ先

一般社団法人 環境共創イニシアチブ 事業第2部 ZEH-M担当
TEL:03-5565-3933
受付時間:10:00~12:00、13:00~17:00(平日)

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