募集終了全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約60

令和5年度 ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)実証事業

基本情報

補助金額
5億円
補助率: 補助対象経費の2/3以内
0円5億円
募集期間
2023-05-08 〜 2023-06-05
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 分類不能の産業 / 農業 / 林業 / 鉱業 / 採石業 / 砂利採取業 / 運輸業 / 郵便業 / 卸売業 / 小売業 / 金融業 / 保険業 / 不動産業 / 物品賃貸業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業 / 教育 / 学習支援業 / 医療 / 福祉

この補助金のまとめ

経済産業省の「ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)実証事業」は、大規模建築物のZEB化を推進するための補助金です。ZEB設計ノウハウが確立されていない民間の大規模建築物(新築10,000㎡以上、既存建築物2,000㎡以上)を対象に、高性能建材や高性能設備機器等の導入費用の2/3以内を補助します。補助上限額は5億円と非常に大きく、建築物の省エネ性能を飛躍的に向上させる先進的な技術導入を支援します。一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)が事務局を務め、採択事業の運用実績データを蓄積・公開することで、ZEB化のノウハウを業界全体に波及させる「実証事業」としての性格を持っています。2050年カーボンニュートラル実現に向けた建築セクターの脱炭素化を加速する重要な制度です。

この補助金の特徴

1

補助上限5億円・補助率2/3の大型補助金

建築物のZEB化に必要な高性能建材・設備機器の導入費用を補助対象経費の2/3以内で支援します。上限5億円という規模は補助金の中でもトップクラスであり、大規模建築物のZEB化に伴う追加コストを大幅にカバーできます。

2

大規模建築物に特化した制度設計

新築は延べ面積10,000㎡以上、既存建築物(増築・改築・設備改修)は2,000㎡以上が対象です。中小規模のZEB補助金とは棲み分けがされており、オフィスビル・商業施設・病院等の大規模案件に最適です。

3

実証データの蓄積・公開による業界貢献

単なる補助金ではなく「実証事業」として位置づけられており、採択事業者は運用実績データの蓄積・公開に協力する義務があります。これにより、大規模ZEBの設計ノウハウが業界全体に共有され、将来的なZEB普及の基盤となります。

4

ESCO事業者・リース事業者も対象

建築主(所有者)だけでなく、ESCO(シェアード・セービングス)事業者やリース事業者も補助対象です。多様なビジネスモデルでのZEB化を支援する柔軟な制度設計です。

ポイント

5億円規模の補助は建築コストに対する負担を大幅に軽減します。ただし「実証事業」であるため、データ公開の義務が伴います。ZEB化の先駆的事例として業界にノウハウを還元する意志がある事業者に最適な制度です。

対象者・申請資格

事業者要件

  • 建築主等(所有者)
  • ESCO(シェアード・セービングス)事業者
  • リース事業者

建築物要件

  • 新築:延べ面積10,000㎡以上
  • 既存建築物(増築・改築・設備改修):延べ面積2,000㎡以上
  • 原則、建築物省エネ法第7条に基づく省エネルギー性能表示制度の評価対象面積による

技術要件

  • ZEBの構成要素となる高性能建材や高性能設備機器等を導入すること
  • エネルギー消費性能計算プログラム(非住宅版)による評価が可能であること

ポイント

新築10,000㎡以上という面積要件がハードルとなります。既存建築物の改修であれば2,000㎡以上で対象となるため、大規模改修計画がある場合は積極的に検討してください。ESCOモデルでの申請も可能です。

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申請ガイド

1

ステップ1:ZEB化計画の策定

建築設計事務所やエネルギーコンサルタントと連携し、対象建築物のZEB化計画を策定します。エネルギー消費性能計算プログラムでの評価が必要です。

2

ステップ2:申請書類の準備

SIIのホームページから申請様式をダウンロードし、必須書類をすべて揃えます。建物の設計図書、エネルギー計算結果、事業計画書等が必要です。

3

ステップ3:公募期間内に申請

2023年5月8日〜6月5日17:00の公募期間内に申請書類を提出します。期間が約1ヶ月と短いため、事前準備が極めて重要です。

4

ステップ4:審査・採択

技術的妥当性、CO2削減効果、事業の実現可能性等の観点から審査が行われ、採択事業が決定されます。

5

ステップ5:事業実施・データ蓄積・報告

採択後、ZEB化工事を実施し、完了後は運用実績データの蓄積・公開に協力します。

ポイント

公募期間が約1ヶ月と非常に短いため、公募開始前から設計・計画を進めておく必要があります。ZEB化の技術評価には専門的な知見が必要ですので、早い段階でSIIの相談窓口や専門家に相談することをお勧めします。

審査と成功のコツ

ZEB設計の専門家チームを組成する
大規模ZEBの実現には、建築設計・設備設計・エネルギーシミュレーションの各分野の専門家が必要です。実績のある設計事務所やエネルギーコンサルタントを早期にアサインしましょう。
エネルギー計算の精度を高める
エネルギー消費性能計算プログラム(非住宅版)による評価が審査の重要なポイントです。計算の前提条件や入力データの精度を高め、ZEB達成の確実性を示しましょう。
運用段階のデータ収集計画も併せて策定する
実証事業であるため、運用実績データの蓄積・公開が求められます。BEMSの導入やモニタリング体制の計画を申請段階から盛り込むことで、審査時の評価が高まります。
既存建築物の改修案件は費用対効果をアピールする
新築に比べてZEB化が難しい既存建築物こそ、実証事業としての価値が高いです。改修前後のエネルギー削減効果を明確に示すことで採択可能性が高まります。

ポイント

「実証事業」としての波及効果をどう示すかが採択の鍵です。技術的な先進性と、そのノウハウが他の建築物に応用可能であることを強調した提案が求められます。

対象経費

対象となる経費

高性能建材費(3件)
  • 高断熱外壁材
  • 高性能窓ガラス・サッシ
  • 断熱材
高性能設備機器費(3件)
  • 高効率空調設備
  • 高効率照明設備(LED等)
  • 高効率給湯設備
エネルギー管理システム費(2件)
  • BEMS(ビルエネルギー管理システム)
  • エネルギーモニタリング設備
再生可能エネルギー設備費(2件)
  • 太陽光発電設備
  • 蓄電池システム
設計費(2件)
  • ZEB化に係る設計費用
  • エネルギーシミュレーション費用
工事費(2件)
  • ZEB化に必要な建築工事費
  • 設備工事費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • ZEB化に直接関係しない建築費用
  • 土地取得費
  • 既存設備の単純更新(省エネ性能向上を伴わないもの)
  • 一般管理費
  • 消費税
  • 他の補助金で充当される経費
  • 維持管理費・運転費

よくある質問

QZEBとは何ですか?
A

ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)とは、建築物の高断熱化と高効率設備の導入により大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギー等を導入することで、年間のエネルギー消費量の収支をゼロにすることを目指した建築物のことです。ZEB Ready、Nearly ZEB、ZEBの段階があり、省エネ率によって区分されます。

Q新築で10,000㎡未満の建築物は対象外ですか?
A

本事業の対象は新築で延べ面積10,000㎡以上の建築物です。10,000㎡未満の新築建築物については、別のZEB関連補助金(ZEB実現に向けた先進的省エネルギー建築物実証事業等)をご検討ください。中小規模のZEB化を支援する別枠の制度が用意されています。

Qテナントビルでも申請できますか?
A

建築主(所有者)が申請者となれば、テナントビルでも申請可能です。ただし、テナント部分を含めた建物全体のZEB化計画が必要であり、テナントとの調整が重要になります。ESCOモデルを活用すれば、初期投資の負担軽減と省エネメリットの共有が可能です。

Q運用データの公開はどの程度求められますか?
A

実証事業として採択された場合、建築物の運用段階におけるエネルギー消費データ等の蓄積・公開に協力する必要があります。具体的な公開範囲や方法はSIIの指示に従いますが、他の事業者がZEB化を検討する際の参考情報として活用されることを前提としています。

Q設計段階の費用も補助対象になりますか?
A

ZEB化に直接関係する設計費用やエネルギーシミュレーション費用は補助対象に含まれます。ただし、ZEB化と関係のない一般的な建築設計費用は対象外です。補助対象経費の詳細は公募要領をご確認ください。

Q公募期間が短いのですが、間に合わせるコツはありますか?
A

公募期間は約1ヶ月と短いため、公募開始前からの事前準備が不可欠です。ZEB化の基本設計、エネルギーシミュレーション、必要書類のリストアップを先行して進めておくことをお勧めします。SIIのホームページで前年度の公募要領や申請様式が公開されている場合は、参考にして準備を進めましょう。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は経済産業省の予算による補助金であり、同一事業に対して他の国庫補助金と重複して受給することはできません。ただし、環境省の「建築物等の脱炭素化・レジリエンス強化促進事業」など、異なる建築部位・設備を対象とした補助金との組み合わせは可能な場合があります。例えば、本事業でZEB化の主要設備を導入し、別の補助金で再生可能エネルギー設備を追加するといった使い分けが考えられます。また、税制優遇(グリーン投資減税等)との併用は可能です。SIIの事務局に事前相談し、最適な補助金ポートフォリオを構築することをお勧めします。大規模案件では複数の支援制度を組み合わせることで、自己負担を最小化しつつZEB化の効果を最大化できます。

詳細説明

ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)実証事業とは

建築物のエネルギー消費を実質ゼロにする「ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」の実現に向け、大規模民間建築物でのZEB化を支援する実証事業です。ZEB設計ノウハウが確立されていない大規模建築物を対象に、先進技術の導入と運用データの蓄積・公開を行います。

補助金額・補助率

  • 補助率:補助対象経費の2/3以内
  • 補助上限額:5億円

対象建築物の規模

  • 新築:延べ面積10,000㎡以上
  • 既存建築物(増築・改築・設備改修):延べ面積2,000㎡以上

面積は原則、建築物省エネ法第7条に基づく省エネルギー性能表示制度の評価対象面積によります。

対象事業者

  • 建築主等(所有者)
  • ESCO(シェアード・セービングス)事業者
  • リース事業者等

実証事業としての特徴

本事業は単なる補助金交付ではなく、ZEB化の先進事例としてのデータ蓄積・公開を目的としています。採択事業者は、建築物の運用段階におけるエネルギー消費データ等の蓄積・公開に協力する義務があります。

問い合わせ先

一般社団法人 環境共創イニシアチブ ZEB事務局
TEL:03-5565-4063
受付時間:平日10:00~12:00、13:00~17:00

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