募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約120

令和3年度補正【3次公募】 地域共生型再生可能エネルギー等普及促進事業費補助金(地域マイクログリッド構築支援事業のうち、 地域マイクログリッド構築事業)

基本情報

補助金額
6億円
補助率: 補助対象経費の2/3以内
0円6億円
募集期間
2022-08-15 〜 2022-10-31
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業 / 林業 / 鉱業 / 採石業 / 砂利採取業 / 運輸業 / 郵便業 / 卸売業 / 小売業 / 金融業 / 保険業 / 不動産業 / 物品賃貸業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業 / 教育 / 学習支援業 / 医療 / 福祉
使途新たな事業を行いたい / 災害(自然災害 / 感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

令和3年度補正【3次公募】地域共生型再生可能エネルギー等普及促進事業費補助金(地域マイクログリッド構築事業)は、経済産業省・環境省が連携し、一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)が実施する大型補助金です。地域の再生可能エネルギー設備・蓄電池・EMS(エネルギーマネジメントシステム)等を組み合わせて既存の系統線を活用した「地域マイクログリッド」を構築する民間事業者等を支援します。補助率は補助対象経費の2/3以内、補助上限は6億円という国内最大規模の再エネ関連補助金の一つです。コンサルタントの視点から見ると、地域マイクログリッドは平時の再エネ活用と災害時の電力自立という二つの価値を同時に実現できる戦略的インフラ投資であり、6億円という補助上限は大規模プロジェクトの推進に必要なインパクトを持ちます。エネルギーの地産地消・防災・地域振興を同時に実現したい自治体・エネルギー事業者・デベロッパーにとって最重要の補助制度です。

この補助金の特徴

1

補助上限6億円という国内最大規模の再エネ補助金

補助上限6億円・補助率2/3という条件は、大規模な地域マイクログリッドシステムの構築を可能にする水準です。事業費9億円規模のプロジェクトに対して最大6億円が補助されるため、民間事業者が通常は投資困難な大型インフラ整備を実現できる制度設計となっています。

2

再エネ×蓄電池×EMSの統合システム構築を支援

太陽光・風力・バイオマス・水力・地熱等の多様な再生可能エネルギー発電設備と、蓄電システム・EMS設備・受変電設備・遮断設備等を組み合わせた高度な統合システムの構築費用が補助対象です。個々の設備単体の補助ではなく、地域全体のエネルギー供給インフラとして機能するシステム設計が求められます。

3

平時の再エネ活用と災害時の電力自立の二重価値

地域マイクログリッドは通常時は既存の系統線を活用して再エネ電力を供給しながら、系統停電時には独立して電力供給を継続できる仕組みです。脱炭素化とBCP(事業継続計画)・地域防災の両立という二重の価値を提供できる点が他の再エネ補助金との差別化要因です。

4

地域共生という明確な政策的意図

「地域共生型」という冠が示す通り、地域住民・自治体・企業が共に恩恵を受ける形での再エネ普及が評価される制度です。地域の雇用創出、電力コスト削減、防災機能強化など、地域全体への波及効果を示すことが採択の重要要件となります。

ポイント

6億円補助という圧倒的な支援規模は、地域エネルギーインフラとして機能するマイクログリッドの構築を初めて現実的なものにします。ただしその分、事業計画の質・実現可能性・地域への便益・技術的妥当性に対する審査は厳格です。自治体との連携・地域住民への便益・再エネ100%を目指す地域エネルギーコミュニティの形成という視点を事業計画に組み込むことが、採択に向けた最重要の差別化ポイントです。

対象者・申請資格

申請者要件

  • 地域マイクログリッドを構築する民間事業者であること
  • 再生可能エネルギー発電設備・蓄電システム・EMS設備等を活用したマイクログリッド構築の計画を有する者
  • 法人(民間企業・一般社団法人・特定非営利活動法人等)が対象(詳細は公募要領参照)

事業要件

  • 地域の再生可能エネルギー設備・蓄電池等の調整力・EMS設備等を用いて、既存の系統線を活用して電力を供給できる「地域マイクログリッド」を構築する事業であること
  • 補助対象設備(再エネ発電設備・EMS・需給調整設備・受変電設備・保安遮断設備等)を含む事業であること

地理的要件

  • 全国対象(地域制限なし)

ポイント

本補助金の要件で最も重要なのは「地域マイクログリッドとして機能するシステム全体の設計」です。個別の太陽光パネルや蓄電池の設置では対象外となり、再エネ発電・蓄電・EMS・受変電・保安遮断の各要素を統合したシステムとして設計する必要があります。また「地域共生型」という要件から、地域への便益(電力供給先、防災拠点としての機能等)を明確に示せる事業設計が求められます。

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申請ガイド

1

ステップ1:環境共創イニシアチブ(SII)への事前相談

本補助金の窓口であるSII事業第3部(TEL:03-3544-6125、平日10:00〜12:00・13:00〜17:00)に早期に問い合わせ、事業計画の方向性について事前相談します。3次公募では先行採択事例の傾向を踏まえた相談が可能です。

2

ステップ2:地域連携体制の構築

地域マイクログリッドは地域全体に便益をもたらすインフラであるため、自治体・地域企業・住民との連携体制を構築します。電力供給先となる需要家(地域住民・事業者等)の確保と合意形成が事業の実現可能性に直結します。

3

ステップ3:システム設計と技術検討

再エネ電源種の選定、蓄電容量の設計、EMS仕様の検討、系統連系の条件確認、非常用電源としての機能設計等を専門家と共に行います。電力系統との接続条件(東京電力・関西電力等の各電力会社との協議)も早期に開始します。

4

ステップ4:事業計画書・設備費積算の作成

補助対象となる設備費・設計費・工事費の積算を詳細に行い、6億円上限の範囲内で最適な事業規模を設計します。事業の効果(CO2削減量・再エネ供給量・防災機能等)を定量的に示す計画書を作成します。

5

ステップ5:jGrantsまたはSII指定の方法で申請

申請期限(2022年10月31日)に向けて書類を整備し提出します。6億円規模の事業のため、申請書類の量・品質ともに高い水準が求められます。

ポイント

6億円規模の大型補助金の申請は、準備開始から申請まで最低3〜6ヶ月の期間が必要です。3次公募の申請期限(2022年10月31日)に向けて公募開始(2022年8月15日)直後から動いても約2.5ヶ月しかありません。先行する1次・2次公募から継続して準備している事業者が有利な状況であり、本補助金への参加を検討する場合は次年度公募に向けた早期準備開始が現実的です。地域連携体制と電力系統との接続協議には特に時間がかかるため、最優先で着手してください。

審査と成功のコツ

地域への具体的な便益を数値で示す
単に再エネ設備を構築するだけでなく、「何世帯分の電力を供給できるか」「災害時に何時間・何施設に電力供給できるか」「地域のCO2排出量を何%削減できるか」等の定量的な便益を事業計画に盛り込みます。地域住民・行政が恩恵を実感できる計画であることが採択の核心的要件です。
再エネ電源の地域最適な選択と多様性
一つの再エネ電源だけでなく、地域特性に応じた複数電源の組み合わせ(太陽光+蓄電池+バイオマス等)を検討します。天候・時間帯による出力変動を複数電源で補完し合う設計は、マイクログリッドの安定供給能力と評価の両面で有利です。
自治体との連携と地域の理解・合意形成の証明
地域マイクログリッドは地域インフラであるため、地域自治体の支持・協力、地域住民・事業者との合意形成がどこまで進んでいるかが採択を大きく左右します。自治体との連携協定書や合意形成の経緯を申請書に盛り込むことが効果的です。
系統停電時の独立運転(アイランド運転)能力の確保
地域マイクログリッドの最重要機能の一つは系統停電時に地域に電力を供給し続けるアイランド運転能力です。保安・遮断設備の仕様と連携して、確実なアイランド運転が可能なシステム設計を技術的に証明することが高評価につながります。

ポイント

6億円補助というスケールに見合う採択を得るには、「この地域でなければならない理由」と「このシステムでなければ実現できない価値」を明確に示すことが必須です。地域の再エネポテンシャル・防災ニーズ・エネルギー自立への意欲を地域住民・行政と共有した上で、技術・経済・社会の三つの観点から説得力のある事業計画を構築してください。自治体との連携協定の締結は採択前でも積極的に進めることを強く推奨します。

対象経費

対象となる経費

設計費(4件)
  • 地域マイクログリッドシステム全体の設計費
  • 再エネ発電設備の設計費
  • EMS・需給調整システムの設計費
  • 系統連系・保護継電設計費
設備費(6件)
  • 太陽光・風力・バイオマス・水力・地熱等の再エネ発電設備費
  • 蓄電システム(蓄電池・周辺機器)の購入費
  • EMS設備(エネルギーマネジメントシステム)の購入費
  • V2H充放電設備・発電設備等の需給調整設備費
  • 受変電設備の購入費
  • 事故検知設備・遮断設備等の保安・遮断設備費
工事費(5件)
  • 再エネ発電設備の設置工事費
  • 蓄電システムの設置・接続工事費
  • EMS設備の設置・設定工事費
  • 受変電・保安設備の設置工事費
  • 系統連系のための工事費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 補助対象設備リストに含まれない設備の費用
  • 土地・建物の取得・改修費
  • 設備の維持管理・運転費(補助事業終了後)
  • 補助事業期間外に発生した経費
  • 他の補助金と経費が重複する部分
  • 系統側(電力会社側)の設備費用
  • 汎用性の高い機器・備品
  • 人件費(原則として対象外)

よくある質問

Q地域マイクログリッドとはどのようなシステムですか?
A

地域内の再生可能エネルギー発電設備(太陽光・風力等)・蓄電池・EMS(エネルギーマネジメントシステム)等を組み合わせて、既存の電力系統線を活用しながら地域に電力を供給するシステムです。平時の再エネ活用と、災害時の系統停電でも独立して電力供給を継続できる防災機能の二重の価値があります。

Q民間事業者だけで申請できますか?自治体との連携は必須ですか?
A

申請主体は民間事業者等です。ただし「地域共生型」という補助金の性格上、地域自治体との連携や地域住民・需要家への電力供給が計画に含まれていることが高い評価につながります。自治体との連携は必須要件ではありませんが、採択率の観点から強く推奨されます。

Q補助率2/3・上限6億円とはどの程度の規模の事業に対応していますか?
A

事業費9億円(6億円補助+3億円自己負担)から、さらに大規模な事業(例:事業費15億円で6億円補助)まで対応します。設備の種類・容量・地域の広さによって総事業費は大きく変わりますが、複数の再エネ電源・蓄電池・EMSを組み合わせた地域インフラとして機能するシステムの構築を想定した規模感です。

Q再生可能エネルギーの種類は何でも対象になりますか?
A

太陽光・風力・バイオマス・水力・地熱の5種類の再エネ発電設備が補助対象です。地域の自然条件・電力需要特性に応じて最適な電源種の組み合わせを検討してください。単一電源よりも複数電源の組み合わせが安定供給と事業評価の両面で優れています。

QFIT(固定価格買取制度)と本補助金は併用できますか?
A

FIT/FIP制度と本補助金の組み合わせについては、公募要領および環境共創イニシアチブ(SII)に確認が必要です。補助金を受けた設備でのFIT認定には制約がある場合があります。申請前に必ず確認してください。

Q系統への接続協議はどこと行いますか?
A

地域マイクログリッドの系統連系には、各地域の一般送配電事業者(東京電力パワーグリッド・関西電力送配電等)との接続協議が必要です。接続協議には時間がかかるため、補助金申請と並行して早期に着手することが重要です。

Q事業完了後の維持管理・運営コストはどう考えればよいですか?
A

本補助金は初期設備投資への補助であり、運転開始後の維持管理・運営コストは事業者負担となります。補助金終了後の事業継続性(収益モデル)を事業計画に盛り込み、電力販売収入・電力コスト削減効果等による採算性を示すことが採択評価と事業の長期継続の両面で重要です。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

地域マイクログリッド構築事業補助金と他の補助金との組み合わせについては、同一の設備・経費への重複補助が禁止されていますが、補完的に活用できる制度があります。環境省の「脱炭素先行地域づくり事業」は、地域全体の脱炭素化を目指す自治体が主体となる事業であり、本補助金と連携して活用することで地域の再エネインフラ整備を加速できます。経済産業省の「需要家主導による太陽光発電導入促進補助金」は需要家側の太陽光設備に特化しており、本補助金と目的・対象が重複する場合は調整が必要です。農山漁村再生可能エネルギー法に基づく地域新電力への展開も視野に入れることで、補助金終了後の事業継続モデルを構築できます。なお、各再エネ設備は設備ごとにFIT/FIP制度の活用も別途検討できますが、補助金との関係については公募要領でルールを確認することが必要です。

詳細説明

補助金の目的と背景

令和3年度補正【3次公募】地域共生型再生可能エネルギー等普及促進事業費補助金(地域マイクログリッド構築事業)は、脱炭素化・エネルギー安全保障・地域防災の三つの政策目標を同時に達成することを目指した国の大型補助金です。一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)が補助事業者として実施します。

地域マイクログリッドとは

地域マイクログリッドとは、地域内の再生可能エネルギー発電設備・蓄電池・EMSを組み合わせて、既存の電力系統線を活用しながら地域に電力を供給できるシステムです。

  • 平時:再エネ電力を地域に供給し、脱炭素化・電力コスト削減を実現
  • 災害時:系統停電でも独立して電力供給を継続(アイランド運転)し、地域のBCPを確保

補助対象設備

  • 再生可能エネルギー発電設備(太陽光・風力・バイオマス・水力・地熱)
  • エネルギーマネジメント設備(EMS設備)
  • 需給調整設備(蓄電システム・V2H充放電設備・発電設備等)
  • 受変電設備
  • 保安・遮断設備(事故検知設備・遮断設備)

補助条件

  • 補助率:補助対象経費の2/3以内
  • 補助上限額:6億円
  • 対象エリア:全国

申請スケジュール

  • 公募開始:2022年8月15日
  • 申請締切:2022年10月31日

問い合わせ先

一般社団法人 環境共創イニシアチブ 事業第3部
地域マイクログリッド構築支援事業 担当
TEL:03-3544-6125
受付時間:平日10:00〜12:00・13:00〜17:00(通話料がかかります)
https://sii.or.jp/

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