令和4年度 工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業[SHIFT事業 第2期] 脱炭素化促進計画策定支援事業
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
計画策定費用を100万円まで補助
脱炭素化促進計画の策定に必要な専門家への委託費用等を最大100万円(補助率1/2)で支援します。自社だけでは策定が難しいCO2削減計画を、プロの力を借りて作成できます。
設備更新補助への入口
策定した計画は設備更新補助事業(最大5億円)への申請に直結します。計画策定支援で基盤を固め、設備投資で実行に移すという2段階の支援スキームが用意されています。
排出枠の調整制度
SHIFT事業全体で排出枠の調整を行う仕組みがあり、制度全体として確実な排出削減を担保します。個社の削減目標が未達でも、制度全体でカバーする安全網があります。
運用改善も含む包括的アプローチ
設備更新だけでなく、テナントや従業員による運用改善の取組も事業に含まれます。ハード・ソフト両面からの脱炭素化を推進できる設計です。
ポイント
対象者・申請資格
対象事業者(以下のいずれかに該当する法人)
- 中小企業基本法第2条に定義される中小企業者(個人・個人事業主を除く)
- 独立行政法人
- 地方独立行政法人
- 国立大学法人、公立大学法人、学校法人
- 社会福祉法人 等
共通要件
- 直近2期の決算で連続の債務超過がないこと
- 適切な管理体制及び処理能力を有すること
対象事業
- 環境省が示す設備補助条件を満たす脱炭素化促進計画の策定
- 工場・事業場全体のCO2排出量把握と削減目標の設定
ポイント
あなたは対象?かんたん診断
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申請ガイド
ステップ1:自社のCO2排出量の概算把握
工場・事業場で使用するエネルギー(電力、ガス、重油等)のCO2排出量を概算で把握します。
ステップ2:計画策定支援事業者の選定
脱炭素化促進計画の策定を支援するコンサルタントやエネルギー管理の専門家を選定します。
ステップ3:交付申請
jGrantsから必要書類を提出して申請します。計画策定の方針と支援事業者の情報を含めます。
ステップ4:計画の策定
採択後、専門家と共に工場・事業場のエネルギー使用状況を詳細に分析し、意欲的なCO2削減目標を盛り込んだ計画を策定します。
ステップ5:設備更新補助事業への申請
策定した計画を基に、設備更新補助事業への申請を検討します。
ポイント
審査と成功のコツ
現状のCO2排出量を正確に把握
意欲的かつ実現可能な目標設定
設備更新補助を見据えた計画設計
ポイント
対象経費
対象となる経費
コンサルティング費(3件)
- エネルギー診断費
- CO2排出量算定支援費
- 脱炭素化促進計画策定支援費
調査費(2件)
- エネルギー使用量の計測・分析費
- 設備の省エネ性能調査費
データ整備費(2件)
- エネルギーデータの収集・整理費
- 削減シナリオ分析費
対象外の経費
対象外の経費一覧(6件)
- 設備の購入・設置費用(設備更新補助事業で対応)
- 土地・建物の取得費
- 一般管理費・人件費
- 消費税・地方消費税
- 計画策定とは直接関係しない調査費
- 他の補助金と重複する経費
よくある質問
Q個人事業主でも申請できますか?
いいえ、個人および個人事業主は対象外です。中小企業基本法第2条に定義される中小企業者(法人)をはじめ、独立行政法人、学校法人、社会福祉法人等の法人格を有する組織が対象となります。
Q計画策定にどのくらいの期間がかかりますか?
工場・事業場の規模や複雑さによりますが、一般的にはエネルギーデータの収集に1-2ヶ月、分析と計画策定に2-3ヶ月程度を見込んでください。専門家との連携をスムーズに進めるため、エネルギー使用量の月別データや設備台帳を事前に整理しておくことをお勧めします。
Q設備更新補助事業への申請は必須ですか?
いいえ、計画策定支援のみの利用も可能です。計画策定の結果、当面は運用改善で対応し、設備投資は将来の検討とするという判断もあり得ます。ただし、計画策定支援の趣旨は設備更新補助への橋渡しにあるため、設備更新も視野に入れた計画策定が推奨されています。
Q債務超過の判定はどのように行われますか?
直近2期の決算における貸借対照表の純資産(総資産-総負債)がマイナスであるかどうかで判定されます。2期連続で純資産がマイナスの場合は申請資格がありません。1期のみマイナスの場合は申請可能ですが、財務の健全性について補足説明が求められる場合があります。
QSHIFT事業の排出枠調整制度とは何ですか?
SHIFT事業参加者全体で排出枠のやり取りを行う仕組みです。個社の削減目標が技術的・経済的な理由で100%達成できなくても、他の参加者の超過達成分で相殺し、制度全体として確実な排出削減を担保します。個社にとってはリスク軽減になり、制度としては確実な成果を保証する合理的な仕組みです。
Q省エネ法の報告対象事業者でないと申請できませんか?
いいえ、省エネ法の報告対象(特定事業者等)でなくても申請可能です。中小企業を含む幅広い法人が対象です。ただし、省エネ法の定期報告を行っている事業者はエネルギーデータが整備されているため、計画策定がスムーズに進む傾向があります。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
SHIFT事業の計画策定支援と設備更新補助事業は同一事業の2段階支援として設計されており、計画策定後に設備更新補助を申請する流れが想定されています。この2つは同一事業者が順次利用できます。一方、経済産業省の先進的省エネルギー投資促進支援事業費補助金(省エネ補助金)とは、同一設備に対する重複受給はできません。ただし異なる設備であれば、SHIFT事業で一部の設備を更新し、省エネ補助金で別の設備を更新するという使い分けは可能です。計画策定段階で全設備の更新優先順位を整理し、最適な補助金活用戦略を立てましょう。
詳細説明
SHIFT事業 脱炭素化促進計画策定支援事業とは
SHIFT事業(Support for High-efficiency Installations for Facilities with Targets)は、環境省が実施する工場・事業場向けの脱炭素化支援プログラムです。計画策定支援事業は、この中の第1段階として位置づけられ、意欲的なCO2削減目標を盛り込んだ「脱炭素化促進計画」の策定費用を補助します。
事業の仕組み
SHIFT事業は4つのステップで構成されています。
- ①計画策定:環境省の設備補助条件を満たす脱炭素化促進計画を策定
- ②審査・採択:CO2削減量、費用対効果、環境配慮活動の実施状況等を踏まえて採択
- ③実施:設備更新と運用改善の両面から脱炭素化を推進
- ④排出枠調整:参加者全体で排出枠を調整し、制度として確実な排出削減を担保
補助内容
補助上限額は100万円、補助率は1/2です。脱炭素化促進計画の策定に必要なエネルギー診断、CO2排出量算定、削減シナリオ分析等の費用が補助対象となります。
公募スケジュール
第2期の公募期間は2022年4月13日から6月20日までです。申請はjGrants経由の電子申請となります。
設備更新補助事業との関係
計画策定支援で作成した脱炭素化促進計画は、設備更新補助事業(補助上限5億円、補助率1/3)の申請に必要な基礎資料となります。計画策定→設備更新という2段階の支援を活用することで、計画的かつ大規模な脱炭素投資が可能になります。
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