IT導入補助金2022(複数社連携IT導入類型)
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
複数社連携による地域DX推進
商店街やサプライチェーンなど、複数の中小企業が連携してITツールを導入できる制度です。個社での申請が難しい事業者も、グループの一員として参加できるメリットがあります。補助上限は3,200万円と通常枠より大幅に引き上げられています。
コーディネート費用も補助対象
ITツール導入費用だけでなく、複数社を効果的に連携させるためのコーディネート費用や、外部専門家への謝金も補助対象です。デジタル化に不慣れな事業者への伴走支援体制を構築できます。
通常枠より高い補助率
複数社連携の推進を強力にバックアップするため、通常枠よりも補助率が引き上げられています。中小企業のIT投資へのハードルを大幅に下げる設計となっています。
デジタル化基盤導入枠との連携
デジタル化基盤導入類型と並ぶ支援枠として位置づけられ、会計・受発注・決済・ECなどのデジタル化基盤の整備にも活用できます。
ポイント
対象者・申請資格
対象事業者
- 中小企業基本法に定める中小企業者であること
- 小規模事業者も申請可能
- 商業集積地(商店街等)またはサプライチェーンを構成する10者以上のグループであること
対象事業
- 複数社連携でITツールを導入し、生産性向上を図る事業
- 幹事社が全体をとりまとめて申請すること
- 導入するITツールはIT導入支援事業者が提供する登録ITツールであること
対象外
- 個人事業主単独での申請は対象外
- 既に導入済みのITツールの更新は対象外
ポイント
あなたは対象?かんたん診断
7問の質問に答えるだけで、この補助金の対象かどうかを簡易診断できます。
申請ガイド
ステップ1:連携グループの形成
商店街やサプライチェーンの10者以上で連携グループを形成し、幹事社を決定します。
ステップ2:IT導入支援事業者の選定
登録されたIT導入支援事業者から、グループのニーズに合ったITツールを提案してもらいます。
ステップ3:連携IT導入計画の策定
グループ全体のDX計画を策定し、各構成員が導入するITツールと期待される生産性向上効果を明確にします。
ステップ4:交付申請
幹事社がjGrants経由で交付申請を行います。グループ全体の計画書と各構成員の情報を提出します。
ステップ5:ITツール導入・実績報告
採択後、計画に基づきITツールを導入し、実績報告を行います。
ポイント
審査と成功のコツ
幹事社のリーダーシップが成否を分ける
共通課題の特定と解決
生産性向上効果の定量化
IT導入後の定着支援計画
ポイント
対象経費
対象となる経費
ソフトウェア費(3件)
- 業務用ソフトウェア
- クラウドサービス利用料
- ソフトウェアカスタマイズ費
導入関連費(3件)
- 初期設定費用
- データ移行費用
- マスタ設定費用
ハードウェア費(3件)
- PC・タブレット
- レジ・決済端末
- ネットワーク機器
コーディネート費(3件)
- 事業全体の統括管理費
- 構成員間の調整費用
- 進捗管理費用
専門家経費(3件)
- 外部コンサルタント謝金
- IT専門家への相談費用
- 研修講師謝金
対象外の経費
対象外の経費一覧(8件)
- 既に導入済みのITツールに係る費用
- ハードウェアのみの導入(ソフトウェアを伴わない場合)
- 汎用的なPC・タブレットの購入(業務用途が不明確な場合)
- 通信回線利用料等のランニングコスト
- 消費税・地方消費税
- 交通費・宿泊費
- 広告宣伝費
- 一般管理費
よくある質問
Q複数社連携IT導入類型と通常枠の違いは何ですか?
最大の違いは申請単位と補助上限額です。通常枠は個社単位で申請し補助上限は最大450万円ですが、複数社連携類型は10者以上のグループで申請でき、補助上限は3,200万円です。さらに、ITツール導入費用に加えてコーディネート費用や専門家経費も補助対象となります。商店街やサプライチェーンでの面的なDX推進に最適な枠組みです。
Q幹事社にはどのような要件がありますか?
幹事社は連携グループ全体のとりまとめ役として、計画策定から導入・運用までを統括する役割を担います。特別な資格要件はありませんが、ITに関する一定の知見とグループマネジメント力が求められます。商工会議所、商店街振興組合、業界団体などが幹事社となるケースが多いです。IT導入支援事業者と連携して幹事社機能を補完することも可能です。
Q構成員(参加企業)は10者以上必要ですか?
はい、本類型では10者以上の中小企業・小規模事業者が連携グループの構成員として参加することが条件です。ただし、10者全てが同額のITツールを導入する必要はなく、各構成員のニーズに応じた柔軟なIT導入計画を策定できます。参加企業が10者に満たない場合は通常枠での個別申請をご検討ください。
QどのようなITツールが対象ですか?
対象となるのはIT導入支援事業者が提供し、事務局に登録されたITツールです。会計ソフト、受発注システム、決済システム、EC構築ツール、顧客管理システム、勤怠管理システムなど幅広いカテゴリのITツールが登録されています。独自開発のシステムや未登録のツールは対象外となりますので、事前にIT導入支援事業者へ確認してください。
Q申請期間はいつまでですか?
2022年度の公募は2022年4月20日から11月30日までが申請期間です。ただし期間内に複数の締切日が設定されており、各締切日までに申請を完了する必要があります。予算に達し次第終了する場合もあるため、早めの申請をお勧めします。最新の締切日は公式サイト(https://www.it-hojo.jp/multiple-type/)で確認できます。
Q申請から採択までどのくらいかかりますか?
各締切日から約1〜2ヶ月程度で採択結果が公表されます。申請書類の不備がある場合は審査に時間がかかる可能性があるため、事前にIT導入支援事業者と十分に書類を確認してから申請してください。採択後は交付決定を経てITツールの導入に着手できます。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
IT導入補助金の他の類型(通常枠、デジタル化基盤導入類型)との併用は、同一のITツールに対しては認められません。ただし、異なるITツールであれば、複数社連携類型と通常枠をそれぞれ活用することが可能な場合があります。また、小規模事業者持続化補助金や事業再構築補助金など他省庁の補助金とは、同一の経費に対する重複受給でない限り併用できる可能性があります。例えば、IT導入補助金でソフトウェアを導入し、持続化補助金で販路開拓のためのチラシ制作を行うといった棲み分けは可能です。ただし、各補助金の交付要綱で併用条件が定められているため、必ず事前に確認してください。
詳細説明
IT導入補助金2022 複数社連携IT導入類型とは
IT導入補助金2022の複数社連携IT導入類型は、経済産業省が実施するサービス等生産性向上IT導入支援事業の一環として設けられた支援枠です。サプライチェーンや商業集積地の複数の中小企業・小規模事業者が連携してITツールを導入し、地域全体の生産性向上を図る取り組みを支援します。
制度の特徴
本類型の最大の特徴は、複数社が一体となってITツールを導入できる点です。通常のIT導入補助金は個社単位での申請ですが、本類型では10者以上のグループで申請します。これにより、商店街全体でのPOSシステム統一や、サプライチェーン全体での受発注システム導入といった面的なDXが実現可能です。
補助対象と補助率
補助上限額は3,200万円で、通常枠の450万円と比較して大幅に引き上げられています。補助率の詳細は公募要領で確認が必要ですが、通常枠より優遇された設定となっています。ITツール導入費用に加え、以下の経費も補助対象です。
- コーディネート費用:複数社の連携を効果的に進めるための統括管理費
- 外部専門家経費:ITコンサルタント等への謝金
- 研修費用:構成員へのIT研修に係る費用
申請の仕組み
申請は幹事社が代表して行います。幹事社は連携グループ全体のとりまとめ役を担い、各構成員のニーズ把握からIT導入計画の策定、導入後のフォローアップまでを統括します。IT導入支援事業者は、登録されたITツールの中からグループに最適なソリューションを提案・導入します。
活用が期待される場面
- 商店街全体でのキャッシュレス決済・ポイントシステムの導入
- サプライチェーン全体での受発注・在庫管理システムの統一
- 観光地域の飲食店・宿泊施設での予約・顧客管理システムの共同導入
- 工業団地内の中小製造業での生産管理・品質管理システムの共同整備
問い合わせ先
IT導入補助金に関する問い合わせはナビダイヤル(0570-666-424)またはIP電話(042-303-9749)にて受け付けています。受付時間は9:30〜17:30(土日祝除く)です。
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