令和3年度スマート食品産業実証事業
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
AI・ロボット・IoT等の最先端技術導入を支援
食品の製造工程における品質管理の自動化、リモート化技術の導入を重点的に支援します。画像認識AIによる検品自動化やロボットアームによるピッキング、IoTセンサーによる温度管理等、幅広い技術導入が対象です。
食品製造から外食・中食まで幅広い業態が対象
食品製造事業者に加え、外食産業(店舗、セントラルキッチン含む)や中食産業も対象です。さらに機械メーカー、システムインテグレーター、研究機関、コンサルタント等との連携体制での申請も可能で、技術提供側と導入側が一体となった実証が行えます。
低コスト化・小型化の改良にも対応
より多くの中小企業が導入できるよう、既存技術の低コスト化や小型化のための改良の取組も支援対象です。大企業向けの高額システムを中小企業向けにカスタマイズする実証も申請可能です。
非接触型技術によるコロナ対策支援
コロナ対策の更なる向上のための非接触型技術の導入も明確に支援対象として位置づけられており、衛生管理と生産性向上の両立を実現できます。
ポイント
対象者・申請資格
食品関連事業者
- 食品製造事業者(食品加工産業を含む)
- 外食・中食産業(店舗、セントラルキッチン含む)
技術提供・支援事業者
- 機械メーカー
- システムインテグレーター
- 情報関連企業
- 研究機関
- コンサルタント
業界団体
- 食品製造業等関係団体
- 外食産業関係団体
ポイント
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申請ガイド
ステップ1:実証テーマの設定
自社の食品製造・提供工程における課題を洗い出し、AI・ロボット・IoT等で解決可能なテーマを設定します。生産性向上、品質管理の自動化、非接触化等の具体的な目標を明確にしましょう。
ステップ2:連携体制の構築
技術提供側(機械メーカー、SIer等)との連携体制を構築します。単独での申請も可能ですが、技術パートナーとの共同申請が採択可能性を高めます。
ステップ3:実証計画の策定・申請
実証の内容、スケジュール、期待される効果、費用計画等を記載した申請書を作成し、事務局に提出します。実証の新規性と波及効果が審査のポイントです。
ステップ4:実証実施・成果報告
採択後、計画に基づき実証を実施します。定量的な効果測定を行い、成果報告書を事務局に提出します。成果は他の事業者への普及のため公開される場合があります。
ポイント
審査と成功のコツ
食品産業固有の課題を明確にする
定量的なKPIを設定する
中小企業への普及可能性を示す
連携パートナーの実績を活かす
ポイント
対象経費
対象となる経費
設備導入費(3件)
- AI・ロボット・IoT機器の購入・リース費
- センサー・カメラ等の計測機器費
- 非接触型設備の導入費
システム開発費(3件)
- AI学習モデルの開発費
- IoTデータ連携システムの構築費
- 既存システムとの統合費用
技術改良費(3件)
- 既存技術の低コスト化のための改良費
- 小型化・簡素化のための設計費
- 食品産業向けカスタマイズ費
実証運営費(3件)
- 実証に係る人件費
- データ分析・効果測定費
- 成果報告書作成費
対象外の経費
対象外の経費一覧(6件)
- 通常の生産活動に係る原材料費・光熱水費
- 実証と直接関係のない設備の購入費
- 土地・建物の取得費
- 汎用的なパソコン・事務機器の購入費
- 実証期間外に発生した費用
- 他の補助金で既に助成されている経費
よくある質問
Q飲食店でも申請できますか?
はい、外食・中食産業(店舗、セントラルキッチン含む)も対象事業者に含まれています。飲食店における非接触型の注文・配膳システムの導入や、セントラルキッチンでのAI・ロボットによる調理工程の自動化等が実証テーマとなり得ます。ただし、実証としての新規性と他の事業者への波及効果が求められるため、単なる設備入替ではなく技術実証としての計画が必要です。
Q機械メーカー単独での申請は可能ですか?
はい、機械メーカー単独での申請も可能です。ただし、実証は「実際の食品製造や飲食店等の現場」で行う必要があるため、導入先の食品事業者との連携体制が事実上必要になります。食品製造事業者との共同申請の形を取ることで、より説得力のある実証計画となるでしょう。
Q過去に採択された技術と同じものでも申請できますか?
本事業は実証事業としての新規性が求められるため、過去に採択された技術と全く同じ内容での申請は難しいと考えられます。ただし、同じ技術を異なる食品分野や製造工程に適用する場合や、低コスト化・小型化の改良を加えた場合は、新たな実証テーマとして申請可能な場合があります。事務局に事前相談されることをお勧めします。
Q補助金の交付はいつ頃になりますか?
一般的には採択決定後に交付決定がなされ、実証事業の完了後に実績報告書を提出した上で補助金額が確定・交付されます。いわゆる「後払い」方式のため、実証に必要な資金は事業者が一旦立て替える必要があります。資金計画には補助金の入金時期を考慮したキャッシュフロー管理が重要です。
Q実証の成果は公開する必要がありますか?
はい、本事業の目的の一つに「より多くの中小企業が導入できるようにする」ことが含まれているため、実証成果は他の事業者への普及のために公開される場合があります。ただし、企業の営業秘密に該当する情報の保護には配慮されます。成果公開を前提とした計画策定が求められます。
Q補助対象外となる経費はありますか?
通常の生産活動に係る原材料費や光熱水費、実証と直接関係のない設備購入費、土地・建物の取得費、汎用的なパソコン・事務機器等は補助対象外です。また、他の補助金で既に助成されている経費との重複受給もできません。対象経費の詳細は公募要領で確認してください。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本事業は農林水産省の実証事業であり、同一の取組に対して他の国庫補助金との重複受給は認められません。ただし、経済産業省の「ものづくり補助金」や中小企業庁の「IT導入補助金」等とは対象経費を明確に区分することで併用できる場合があります。例えば、本事業で食品製造ラインのAI検品システムを実証し、IT導入補助金で生産管理システムを導入するといった棲み分けが考えられます。また、都道府県独自の食品産業振興補助金との併用可能性もありますので、申請前に事務局に確認することをお勧めします。なお、本事業の実証成果を踏まえた本格導入時には、ものづくり補助金や事業再構築補助金の活用を検討できます。
詳細説明
スマート食品産業実証事業の概要
農林水産省が実施する本事業は、食品産業の生産性向上と国際競争力強化を目的とした実証事業です。AI、ロボット、IoT等の先端技術を実際の食品製造や飲食店等の現場にモデル的に導入し、その効果を検証します。
支援の背景と目的
食品産業は人手不足や生産性の低さが課題となっており、スマート技術の活用による解決が求められています。本事業では、食品の製造・品質管理等の自動化やリモート化技術に加え、コロナ対策としての非接触型技術の導入も支援対象としています。
補助内容
- 補助率:対象経費の2分の1以内
- 補助上限額:2,500万円
- 対象事業:AI・ロボット・IoT等を活用した食品の製造・品質管理の自動化、リモート化、非接触化の実証事業
対象事業者
食品製造事業者(食品加工産業、外食・中食産業含む)を中心に、機械メーカー、システムインテグレーター、情報関連企業、研究機関、コンサルタント、業界団体等が対象です。単独での申請に加え、複数の事業者が連携した申請も可能です。
実証テーマの例
- AIによる食品の外観検査・異物検知の自動化
- ロボットによる食品のピッキング・包装工程の自動化
- IoTセンサーによるHACCP対応の温度管理・記録の自動化
- 非接触型の注文・配膳システムの飲食店への導入
- 大企業向け製造装置の中小企業向け小型化・低コスト化
申請・問い合わせ先
事務局:株式会社日本能率協会コンサルティング スマート食品産業実証事業 事務局
担当:寺脇・山元・山下
Email:maff_foods@jmac.co.jp
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