神奈川県でロボット導入を考えている事業者必見!使える補助金の全体像

佐藤
補助金エージェント編集長
神奈川県でロボットを導入したいと考えているのですが、どんな補助金があるんでしょうか?特に介護や物流、製造など分野別に知りたいです。

室谷
代表取締役
神奈川県には、介護分野に特化した県独自の補助金が3種類あります。これがかなり手厚い。一方、製造や物流向けには国の大型補助金が複数活用できます。それぞれ詳しく見ていきましょう。
まずは神奈川県独自の「介護ロボット・ICT導入支援事業費補助金」3タイプ

佐藤
補助金エージェント編集長
介護ロボットの補助金、3つもあるんですか?どう違うんですか?

室谷
代表取締役
そうなんです。導入規模や目的に応じて「パッケージ型」「介護ロボット等」「介護ソフト等」の3タイプから選べます。すべて令和7年度の事業で、締切は2025年10月24日。補助額や対象が異なるので、自社に合ったものを選ぶのがポイントです。

佐藤
補助金エージェント編集長
それぞれの上限額や補助率を教えてください。

室谷
代表取締役
まず、【令和7年度】介護ロボット・ICT導入支援事業費補助金(パッケージ型) は、最大1,048万円(内訳:基本上限1,000万円+生産性向上支援48万円)。補助率は、実支出額の5分の4(ただし補助上限額と比較して少ない方の額)が交付される仕組みです。つまり、100万円の経費なら80万円、ただし上限1,048万円を超えればそこでストップします。
次に、【令和7年度】介護ロボット・ICT導入支援事業費補助金(介護ロボット等) は、最大548万円(基本上限500万円+生産性向上支援48万円)。こちらは介護ロボットやICT機器単体の導入に対応し、身体的負担軽減や業務効率化が目的。補助率の考え方は同じです。
3つ目が、【令和7年度】介護ロボット・ICT導入支援事業費補助金(介護ソフト等) で、最大303万円(事業所の介護職員数に応じて上限100万円~250万円+生産性向上支援48万円)。介護ソフトやICT機器を小規模に導入する場合に適しています。

佐藤
補助金エージェント編集長
どれを選ぶか迷いますね。どう判断すれば?

室谷
代表取締役
「見守り機器と介護ソフトを一緒に入れて業務の連携を高めたい」ならパッケージ型。「特定の移乗支援ロボットを導入したい」なら介護ロボット等型。「まずは記録管理システムだけでもデジタル化したい」なら介護ソフト等型、という使い分けです。まずは自事業所の課題を明確にして、相談窓口である県の福祉局(https://www.pref.kanagawa.jp/docs/m8u/cnt/f540228/index.html)で事前確認されるといいですよ。

佐藤
補助金エージェント編集長
なるほど。ちなみに、次の年度も継続されますかね?

室谷
代表取締役
現時点で令和8年度の情報はありません。ただ、補助金は年度ごとに見直されることが多いので、神奈川県の公式発表をこまめにチェックすることをおすすめします。
製造業・物流倉庫にも使える!国が実施するロボット関連補助金

佐藤
補助金エージェント編集長
製造業でロボットを導入したい場合、神奈川で使える補助はありますか?

室谷
代表取締役
直接「神奈川県限定」のものはありませんが、国が全国を対象に公募する補助金がいくつかあります。代表的なものを紹介しますね。
まず、食品製造分野に特化した 令和2年度補正 食品製造イノベーション推進事業 は、ロボット・AI・IoTを活用した生産ラインの省力化を支援します。最大5,000万円、補助率はコンソーシアム形成で1/2、単独企業では3/10。食品工場での人手不足解消に直結するメニューです。
次に、物流倉庫向けでは 【令和6年度補正】サステナブル倉庫モデル促進事業(三次公募) や 二次公募、一次公募 があります。営業倉庫において、省人化機器(自動搬送ロボットなど)と再エネ設備の同時導入を支援し、補助率1/2、上限1億円と大型。直近の締切は2025年9月26日(三次公募)です。
また、一般の物流効率化では 令和6年度補正 持続可能な物流効率化実証事業費補助金(物流効率化に資する連携実証事業) が最大3億円(補助率1/2)で、複数企業による自動化・機械化の実証をバックアップ。自動配送ロボットに特化した 令和6年度補正 持続可能な物流効率化実証事業費補助金(買物困難者対策事業) は、上限5,000万円、補助率1/2で地域のラストワンマイルを支える実証に使えます。
まず、食品製造分野に特化した 令和2年度補正 食品製造イノベーション推進事業 は、ロボット・AI・IoTを活用した生産ラインの省力化を支援します。最大5,000万円、補助率はコンソーシアム形成で1/2、単独企業では3/10。食品工場での人手不足解消に直結するメニューです。
次に、物流倉庫向けでは 【令和6年度補正】サステナブル倉庫モデル促進事業(三次公募) や 二次公募、一次公募 があります。営業倉庫において、省人化機器(自動搬送ロボットなど)と再エネ設備の同時導入を支援し、補助率1/2、上限1億円と大型。直近の締切は2025年9月26日(三次公募)です。
また、一般の物流効率化では 令和6年度補正 持続可能な物流効率化実証事業費補助金(物流効率化に資する連携実証事業) が最大3億円(補助率1/2)で、複数企業による自動化・機械化の実証をバックアップ。自動配送ロボットに特化した 令和6年度補正 持続可能な物流効率化実証事業費補助金(買物困難者対策事業) は、上限5,000万円、補助率1/2で地域のラストワンマイルを支える実証に使えます。

佐藤
補助金エージェント編集長
それだけあれば、物流業者さんは助かりますね。倉庫にロボットを導入するなら、どれを選べば?

室谷
代表取締役
サステナブル倉庫モデル促進事業は、設備投資に直接補助が出る点が魅力で、すでに営業倉庫の登録がある事業者なら有力候補です。一方、物流効率化実証事業はコンソーシアムを組んで新しい仕組みを実証するタイプですから、先進的な取り組みをしたいケース向きです。
産業インフラのスマート保安や、施設管理のロボット化も進む

佐藤
補助金エージェント編集長
工場やプラントの点検をロボット化したいといったケースはありますか?

室谷
代表取締役
あります。 令和7年度スマート保安実証支援事業費補助金(技術実証支援) は、AIによる設備点検の自動化や遠隔監視の実証を支援し、補助率は定額で上限2億5,000万円。また、同様の過去枠として 令和6年度スマート保安実証支援事業費補助金(技術実証支援) や、令和8年度の 執行団体公募 も参考になります。電力・ガス・コンビナート企業を中心に、人手不足対策として需要が高いです。
さらに、施設管理分野では 令和6年度 革新的ロボット研究開発等基盤構築事業に係る間接補助事業者公募(ロボットフレンドリーな環境構築支援事業) が注目です。これは、ロボットが導入しやすいよう施設レイアウトや業務プロセス自体を見直す「ロボフレ環境」構築を支援。補助率は2/3(施設分野の大企業は1/2)で、上限38,700万円と大規模。過去には令和4年度の 令和4年度同種事業 もあり、積み重ねのある制度です。
さらに、施設管理分野では 令和6年度 革新的ロボット研究開発等基盤構築事業に係る間接補助事業者公募(ロボットフレンドリーな環境構築支援事業) が注目です。これは、ロボットが導入しやすいよう施設レイアウトや業務プロセス自体を見直す「ロボフレ環境」構築を支援。補助率は2/3(施設分野の大企業は1/2)で、上限38,700万円と大規模。過去には令和4年度の 令和4年度同種事業 もあり、積み重ねのある制度です。

佐藤
補助金エージェント編集長
研究開発段階の先端ロボット開発にも補助はありますか?

室谷
代表取締役
NEDOが公募する ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/ロボット基盤モデルの研究開発(GENIAC) は、ロボットの知能化のための大規模AIモデル開発を支援。また、 ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/触覚‐動作統合に基づく環境適応型フィジカルAIの研究開発(委託) は委託事業で全額NEDO負担。こうした研究プロジェクトは、神奈川県内の大学やスタートアップにも門戸が開かれています。
申請のコツと相談窓口

佐藤
補助金エージェント編集長
補助金を申請するとき、見積は1社だけでいいんですか?また、神奈川県の地域ごとに別の補助はありますか?

室谷
代表取締役
見積もりについては、多くの補助金で複数社からの相見積もりが推奨または必須とされることが一般的です。公募要領に必ず従ってください。また、川崎市や横浜市独自のロボット導入補助金は、今回のリストにはありません。ただし、各市で中小企業支援策を展開している可能性があるので、IDEC横浜(https://www.idec.or.jp/)やKIP(https://www.kipc.or.jp/)といった地域支援機関に問い合わせてみてください。

佐藤
補助金エージェント編集長
なるほど、相談しながら進めるのが大事ですね。本日はありがとうございました。

室谷
代表取締役
はい、まずは制度の整理から始めて、ぜひチャレンジしてみてください!
