募集終了全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約35

令和5年度アジア等ゼロエミッション化人材育成等事業費補助金

基本情報

補助金額
4.1億円
補助率: 1/3、1/2、2/3、3/4、定額
0円4.1億円
募集期間
2023-01-18 〜 2023-02-20
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 分類不能の産業 / 農業 / 林業 / 鉱業 / 採石業 / 砂利採取業 / 運輸業 / 郵便業 / 卸売業 / 小売業 / 金融業 / 保険業 / 不動産業 / 物品賃貸業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業 / 教育 / 学習支援業 / 医療 / 福祉

この補助金のまとめ

本補助金は、経済産業省貿易経済協力局が所管するカーボンニュートラル推進と海外市場開拓を一体的に支援する補助金です。日本企業が持つ省エネ・脱炭素技術をアジア新興国等に移転し、現地でのCO2削減・エネルギー効率化を推進しながら、日本企業の海外市場獲得を同時に目指します。事業形態は①省エネ技術の海外移転、②カーボンニュートラル先進技術に関するセミナー開催、③現地大学等への寄附講座開設等で、補助率は1/3〜3/4・定額と事業区分により多様です。補助上限額は約4億1,400万円で、全業種を対象とする全国公募です。2050年カーボンニュートラルを国際展開のビジネスチャンスと位置づけ、アジア新興国のエネルギー需要増大を取り込みながら日本企業の競争力強化と脱炭素化に貢献する戦略的な補助金です。申請はJグランツまたはE-mailで行い、コンソーシアム形式での共同申請も認められています。

この補助金の特徴

1

省エネ・脱炭素技術の海外移転を直接支援

日本企業が保有する省エネ技術・カーボンニュートラル実現技術を海外(主にアジア新興国)に移転する取組を補助します。技術ライセンス・共同開発・技術指導等の多様な移転手法に対応しており、自社技術の海外展開加速に活用できます。

2

幅広い補助率(1/3〜3/4・定額)

補助率の上限が3/4と高い水準に設定された事業区分も存在します。カーボンニュートラル関連技術の国際展開という政策優先度の高さが補助率に反映されており、定額補助の事業区分もあります。

3

全業種対象の包括的支援

農業・製造業・情報通信・金融・医療・教育等、ほぼ全ての業種が対象です。省エネ・脱炭素に関わる技術・サービス・ソリューションを持つあらゆる企業が活用できます。

4

コンソーシアム形式による産業横断的な取組

複数企業・団体が連携したコンソーシアム形式での申請が可能です。例えばエネルギー企業・製造業・研究機関が連携して現地でのゼロエミッション化モデルを共同構築するような大規模プロジェクトにも対応します。

5

2050カーボンニュートラルと海外市場獲得の一石二鳥

本補助金はCO2削減という社会的目標と、日本企業の海外市場獲得というビジネス目標を同時に達成する設計です。SDGs・ESG経営の文脈でも活用しやすく、投資家・顧客への訴求力も高まります。

ポイント

本補助金の最大の特徴は「脱炭素×海外展開」という政策優先度の高い2テーマの交差点に位置していることです。カーボンニュートラル技術は今後10〜20年の国際的な成長市場であり、アジア新興国での先行者優位を確立する絶好の機会です。補助率が最大3/4と高水準の事業区分を優先的に検討し、自社の技術優位性と現地のニーズを結びつける戦略的な提案が採択の鍵です。

対象者・申請資格

基本要件

  • 日本国内に拠点を有する企業・団体等
  • 本事業を遂行できる組織・人員を有すること
  • 必要な経営基盤と資金管理能力を有すること
  • 経済産業省からの補助金交付等停止措置・指名停止措置を受けていないこと

対象業種

  • 農業・林業、漁業、鉱業、建設業、製造業、電気・ガス・熱供給・水道業、情報通信業、運輸業、卸売業・小売業、金融・保険業、不動産業、学術研究、宿泊業・飲食サービス業、生活関連サービス業、教育・学習支援業、医療・福祉、複合サービス業、その他サービス業

コンソーシアム申請の場合の追加要件

  • 幹事企業・団体を決定し、幹事が提案書を提出すること
  • 幹事は業務の全てを他の法人に再委託してはならないこと

ポイント

実質的に全業種が対象の補助金ですが、申請の実効性は「自社が持つ省エネ・カーボンニュートラル関連の技術・サービスと、アジア新興国での展開可能性」によって決まります。技術を持つ製造業・エネルギー業はもちろん、省エネコンサルティング・再エネソリューション・環境関連IT等のサービス業も積極的に活用を検討できます。

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申請ガイド

1

ステップ1:公募要領の確認と事業区分の選択

省エネ技術移転・セミナー・寄附講座等の事業区分を確認し、自社の取組に最適な区分と補助率を特定します。

2

ステップ2:現地パートナーとの事前協議

アジア新興国の現地政府・企業・大学等との事前の協議・合意形成が採択可能性を高めます。

3

ステップ3:コンソーシアム形成(該当する場合)

複数企業が連携する場合は幹事企業を決定し、役割分担・費用負担を明確化します。

4

ステップ4:申請書類の作成

提案書・会社概要・財務諸表等を準備し、技術の優位性・現地ニーズとの整合性・定量的なCO2削減効果・事業実施体制を明確に記述します。

5

ステップ5:申請の提出

募集期間内(R5年1月18日〜2月20日)にJグランツまたはE-mailで提出します。問合せはE-mailのみ(件名指定必須)。

6

ステップ6:採択・実施・精算

採択後に交付決定を受け、事業を実施します。事業終了後に実績報告書を提出し、補助金額確定・精算払いとなります。

ポイント

本補助金では「CO2削減量や省エネ効果の定量的な見込み」と「日本企業の技術的優位性の具体的な説明」が審査の核心です。申請書作成前に現地での実証データや技術仕様の根拠を整理し、単なる可能性論にとどまらない事実に基づく提案書を準備することが採択率向上の最重要ポイントです。

審査と成功のコツ

観点1:CO2削減効果の定量的な裏付け
本事業の政策目的はCO2削減・エネルギー効率化です。自社技術を活用した場合の想定CO2削減量・エネルギー削減量をできる限り定量的に示すことが、審査員への訴求力を高めます。過去の国内実績データや技術仕様書を根拠として活用してください。
観点2:現地ニーズとの具体的マッチング
アジア新興国のエネルギー需要・CO2排出状況・政府の脱炭素政策との関連性を示し、自社技術が現地の課題解決に直接貢献することを具体的に説明します。
観点3:日本企業としての技術的優位性の明確化
なぜ日本の技術でなければならないのかを明確に示します。特許・実績・品質・安全性等の客観的な優位性を根拠として提示することが重要です。
観点4:スケールアップ・横展開の可能性
補助事業での取組が将来的に他国・他地域への横展開や、より大規模な実用化につながる可能性を示すことが、政策効果の観点から評価されます。
観点5:海外現地機関との連携体制の具体性
現地政府・企業・大学等との覚書(MOU)や協議記録等の具体的な連携エビデンスを提示することで、実現可能性への信頼度が格段に向上します。

ポイント

採択の核心は「脱炭素技術の実効性(定量CO2削減効果)」と「現地連携の具体性(現地機関との合意エビデンス)」の二本柱です。政策優先度の高いテーマだからこそ、抽象的な計画では埋もれてしまいます。技術的根拠・定量目標・現地連携の三要素を揃えた提案書が採択への最短ルートです。

対象経費

対象となる経費

技術移転・指導関連費(3件)
  • 省エネ技術の海外移転に係る外注費・委託費
  • 技術マニュアル・教材の作成費
  • 現地での技術実証・デモンストレーション費
セミナー・研修関連費(3件)
  • カーボンニュートラル技術セミナーの企画・運営費
  • 現地参加者向け教材・資料作成費
  • セミナー開催に係る会場費(現地)
寄附講座関連費(3件)
  • 現地大学・研究機関への寄附講座開設費
  • カリキュラム設計・教材開発費
  • 講師派遣・招へいに係る費用
調査・分析費(3件)
  • 現地エネルギー需要・CO2排出状況調査費
  • 技術適用可能性分析費
  • 省エネ効果測定・評価費
事業管理・コーディネート費(3件)
  • 現地パートナーとの調整・連絡費
  • 事業管理に係る外注・委託費
  • 成果報告書作成費

対象外の経費

対象外の経費一覧(9件)
  • 旅費(補助対象外として明示の場合)
  • 会議費
  • 謝金
  • 補助人件費(内部人件費)
  • 備品費(借料・損料含む)
  • 消費税(仕入税額控除分)
  • 証拠書類のない支出
  • 幹事が全業務を再委託した場合の委託費全額
  • 応募書類作成費

よくある質問

Q脱炭素技術を持っていなくても申請できますか?
A

省エネ・エネルギー効率化・CO2削減に関連する技術・サービス・ソリューションを持つ企業が主な対象です。直接的な技術でなくても、省エネコンサルティングや環境管理システム等のサービスも対象となる可能性があります。公募要領で詳細を確認してください。

Qアジア以外の新興国への展開も対象ですか?
A

補助金名称に「アジア等」とあるように、アジア以外の新興国も対象となる可能性があります。具体的な対象国・地域は公募要領で確認してください。

Q現地での事業実施にはどの程度の現地パートナーとの関係が必要ですか?
A

現地政府・企業・大学等との連携を前提とした取組が想定されています。申請前に現地機関との協議・内諾を得ており、その内容を提案書に具体的に示せることが採択可能性を大きく高めます。

QCO2削減効果はどのように算定すればよいですか?
A

自社技術の適用実績(国内外)に基づく試算、類似事例のデータ、学術的な根拠等を組み合わせて算定します。正確な数値でなくても、合理的な推計根拠を示すことが重要です。

Q補助率3/4が適用される事業区分はどれですか?
A

具体的な事業区分と補助率の対応関係は公募要領に記載されています。E-mailでの事前照会も可能ですので、最大補助率が適用される事業区分を事前に確認してください。

Qコンソーシアム申請の場合、構成企業に業種の制限はありますか?
A

業種制限はありません。省エネ・脱炭素技術を持つ企業・研究機関・大学等が幅広く連携したコンソーシアムが想定されています。

Q問合せの件名を間違えた場合、回答してもらえませんか?
A

指定された件名以外では回答できない場合があると公募要領に明記されています。必ず「〇質問〇令和5年度アジア等ゼロエミッション化人材育成等事業」を件名にしてください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は脱炭素・省エネ技術の海外展開に特化しているため、同じ経産省管轄の「省エネルギー設備投資補助金」や「グリーンイノベーション基金」等の国内向け脱炭素支援と性格が異なり、対象経費が重複しない形での棲み分けが可能な場合があります。JETROの海外展開支援(販路開拓補助等)とは、本補助金が「技術移転・人材育成」に特化している点で補完関係にあり、海外マーケティング経費はJETROの制度で、技術移転・人材育成経費は本補助金でという活用が考えられます。個別の重複可否は担当窓口へのE-mail照会で事前確認することを推奨します。

詳細説明

アジア等ゼロエミッション化人材育成等事業費補助金とは

本補助金は、2050年カーボンニュートラルの実現を国際的なビジネスチャンスと捉え、日本企業が保有する省エネ・脱炭素技術をアジア新興国等に展開することで、現地のCO2削減・エネルギー効率化と日本企業の海外市場獲得を同時に実現することを目的とした経済産業省の支援制度です。

対象となる主な事業内容

  • 省エネ技術の海外移転:日本企業の省エネ技術を現地企業・産業に移転し、エネルギー利用効率化とCO2削減を推進
  • カーボンニュートラル技術セミナー:現地でのセミナー・ワークショップを通じた先進技術の普及
  • 現地大学・研究機関への寄附講座開設:教育機関と連携した長期的な脱炭素人材の育成

補助条件

  • 補助率:1/3・1/2・2/3・3/4・定額(事業区分により異なる)
  • 補助上限額:約4億1,400万円
  • 対象地域:全国(事業実施先はアジア新興国等)
  • 対象業種:全業種

申請資格と申請方法

日本国内に拠点を有する企業・団体等が対象です。コンソーシアム形式での申請も可能で、幹事企業が提案書を提出します。募集期間はR5年1月18日〜2月20日で、JグランツまたはE-mailで提出します。問合せはE-mailのみ(bzl-tech-co-op@meti.go.jp)受け付けます。

採択評価の重要ポイント

CO2削減効果の定量的な見込み、日本技術の優位性の明確化、現地政府・企業・大学との具体的な連携体制(MOU等のエビデンス)、補助事業終了後のスケールアップ計画が審査において重視されます。

この補助金が適している企業

省エネ設備・再エネ・環境技術を持つ製造業、省エネコンサルティング・環境ソリューション企業、カーボンニュートラル関連IT・ソフトウェア企業、エネルギー関連業など、アジアでの脱炭素化に貢献できる技術を持つ全ての企業が対象です。

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