募集終了全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約75

令和4年度低炭素技術を輸出するための人材育成支援事業費補助金

基本情報

補助金額
8.5億円
補助率: 1/2、2/3、3/4、定額
0円8.5億円
募集期間
2022-01-17 〜 2022-02-18
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 分類不能の産業 / 農業 / 林業 / 鉱業 / 採石業 / 砂利採取業 / 運輸業 / 郵便業 / 卸売業 / 小売業 / 金融業 / 保険業 / 不動産業 / 物品賃貸業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業 / 教育 / 学習支援業 / 医療 / 福祉

この補助金のまとめ

アジア新興国等の外国人材に日本の省エネ・脱炭素技術を移転し、現地の低炭素化を牽引する人材を育成するための補助金です。セミナー開催や大学等への寄附講座設置を通じて、日本の気候変動対策技術を国際的に普及させる取り組みを支援します。補助率1/2〜定額、最大8.5億円と充実した支援内容で、脱炭素ビジネスの海外展開を狙う企業・団体に最適です。カーボンニュートラル実現への国際貢献と自社の海外市場開拓を同時に実現できる戦略的な制度といえます。

この補助金の特徴

1

脱炭素・省エネ技術の国際普及

日本が強みを持つ省エネルギー技術や低炭素技術をアジア新興国等に移転する取り組みを支援します。現地の脱炭素化加速に貢献しながら、自社技術の海外市場での認知度向上と販路拡大を同時に図れます。

2

多様な育成手法に対応

セミナー・研修会の開催だけでなく、現地大学等への寄附講座設置も補助対象となります。長期的・体系的な人材育成プログラムを構築することで、現地の教育機関と連携した持続可能な技術普及が可能です。

3

最大8.5億円の大型支援

補助上限額8.5億円、補助率1/2〜定額という充実した支援水準により、大規模な人材育成プログラムの実施が可能です。特に定額補助が適用されるケースでは自己負担を最小化できます。

4

企業・団体の幅広い参加

民間企業だけでなく業界団体・学術機関等も申請主体となれます。産学連携によるプログラム構築が評価される傾向があり、大学・研究機関との共同申請も有効な戦略です。

ポイント

脱炭素分野は国際的な政策トレンドと合致しており、審査での評価が高くなりやすい領域です。自社技術のCO2削減効果を定量的に示せるかどうかが採択の分岐点となります。

対象者・申請資格

申請主体

  • 省エネ・低炭素技術を保有する民間企業
  • 業界団体・経済団体
  • 大学・研究機関(寄附講座設置の場合)
  • 上記の連携体(コンソーシアム)

技術要件

  • 日本の省エネルギー技術、再生可能エネルギー技術、低炭素製造技術等を保有していること
  • 現地への技術移転・普及が実現可能な計画があること

対象地域・対象者

  • アジア新興国等の外国人材を対象とした育成であること
  • 現地の脱炭素化政策・産業ニーズに対応した内容であること

ポイント

技術の「低炭素性」を客観的に証明できる数値データ(CO2削減量・エネルギー効率等)の準備が審査通過の前提条件です。ISOや業界標準に基づく指標で示すことが説得力を高めます。

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申請ガイド

1

Step 1: 自社技術の棚卸しと市場調査

保有する省エネ・低炭素技術を整理し、対象国の脱炭素化ニーズや規制動向を調査します。技術と現地ニーズのマッチングを確認します。

2

Step 2: 現地パートナー・受入機関の確保

現地大学・政府機関・業界団体等と連携交渉を行い、MOU・協定書を締結します。寄附講座設置の場合は受入大学との合意が必要です。

3

Step 3: プログラム設計と収支計画の作成

育成カリキュラム、講師陣、受講者数、期待されるCO2削減効果等を盛り込んだ事業計画書と詳細な収支計画書を作成します。

4

Step 4: 申請書類の提出

NEDO所定の申請様式に従い、必要書類一式を提出します。

5

Step 5: 審査・採択・交付申請

書類審査・ヒアリングを経て採択通知後、速やかに交付申請を行います。

ポイント

「育成した人材が現地でどれだけのCO2削減に貢献するか」という波及効果の定量推計が他申請との差別化ポイントになります。直接効果だけでなく、育成人材が指導する「間接効果」まで含めて試算することを推奨します。

審査と成功のコツ

CO2削減効果の定量的提示
育成プログラム終了後に期待されるCO2削減量・エネルギー効率改善量を試算し、数値で示します。パリ協定目標や現地NDCとの整合性も言及すると説得力が増します。
現地政策との整合性
対象国の気候変動対策政策(NDC、エネルギー基本計画等)との整合を明確に説明し、政府機関との連携があればなお有効です。
技術の実証実績の提示
自社技術の国内外での導入実績・省エネ効果のデータを具体的に示すことで、技術の有効性と移転可能性を証明します。
教育プログラムの体系性
単発セミナーではなく、初級・中級・上級と段階的に設計されたカリキュラムや、資格取得・認定制度との連携を示すことでプログラムの質の高さを示します。
実施体制の充実度
プロジェクトマネージャー・技術専門家・通訳・現地コーディネーター等の役割分担を明確にし、実施体制の盤石さをアピールします。

ポイント

省エネ・脱炭素分野は競合申請が多いため、「自社でなければできない理由」を徹底的に掘り下げることが重要です。特許技術・独自ノウハウ・現地での既存ネットワーク等の具体的な強みを前面に出した申請書づくりが採択率を左右します。

対象経費

対象となる経費

セミナー・研修開催費(4件)
  • 会場借料・設備費
  • 講師謝金・旅費
  • 通訳・翻訳費
  • 教材・テキスト作成費
寄附講座関連費(3件)
  • 寄附講座設置費用
  • 講義資料・教材開発費
  • オンライン学習システム構築費
専門家派遣費(3件)
  • 現地技術指導員の人件費・日当
  • 渡航費・宿泊費
  • 現地活動費
調査・企画費(3件)
  • 現地ニーズ調査費
  • カリキュラム開発費
  • 技術適合性評価費
事業管理費(3件)
  • プロジェクト管理人件費
  • 事務局運営費
  • 進捗管理・報告作成費
普及・広報費(3件)
  • 成果報告書・普及資料作成費
  • ウェブサイト構築費
  • 成果発表会開催費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 補助事業と関係のない通常業務に係る経費
  • 不動産取得費・土地賃借料
  • 交際費・接待費
  • 補助事業期間外に発生した費用
  • 他の補助金と重複する費用
  • 現地での恒久的な設備投資
  • 自社製品・サービスの営業・販売促進活動費

よくある質問

Qどのような省エネ・低炭素技術が対象になりますか?
A

省エネルギー機器・システム、高効率製造技術、再生可能エネルギー技術、スマートグリッド、建築物の省エネ化技術など、CO2削減・エネルギー効率改善に資する幅広い技術が対象となります。自社技術のCO2削減効果を定量的に示せることが重要です。公募要領で具体的な対象技術分野が指定される場合があるため、最新の要領を必ず確認してください。

Q寄附講座とは何ですか?申請に必要な準備は?
A

寄附講座とは、企業等が大学に資金を提供して開設する特別な講座のことです。本補助金では、現地大学への寄附講座設置を通じた人材育成も補助対象となります。申請には現地大学との合意書・設置計画書が必要です。カリキュラム内容、担当講師、受講対象者、修了認定の基準等を具体的に設計した上で、現地大学と事前に合意形成しておくことが採択の条件となります。

Q対象国はアジアのどの国ですか?
A

主な対象はアジア新興国(ASEAN諸国、インド、バングラデシュ等)ですが、具体的な対象国・地域は公募要領で指定されます。対象国の選定にあたっては、その国の脱炭素化政策の進展度や日本技術への需要、既存の二国間協力関係等が考慮されます。最新の公募要領で対象国リストを確認することが必須です。

Qオンライン形式のセミナーも補助対象になりますか?
A

オンライン形式のセミナーや研修も補助対象となります。コロナ禍以降、ハイブリッド形式(対面+オンライン)が一般的になっており、現地渡航が困難な場合でもオンラインで事業を継続できる体制を計画に盛り込むことで、リスク対応力の高さを示せます。オンライン学習システムの構築費用も補助対象費目に含まれます。

QCO2削減効果はどのように試算すればよいですか?
A

育成した人材が現地産業で活用する技術のCO2削減量を、業界標準や政府統計を用いて推計します。例えば、「育成した100名が各々の工場で高効率設備を導入した場合の年間CO2削減量」を算出し、5年・10年の累積効果として示すと説得力が増します。直接効果(育成人材自身の活動)と間接効果(育成人材が指導する後継者の活動)を区別して試算することを推奨します。

Q大学や研究機関のみで申請することはできますか?
A

大学・研究機関も申請主体となれますが、実際の低炭素技術を保有する民間企業との連携が求められるケースが多いです。産学連携体制を組んだコンソーシアムでの申請が採択されやすい傾向があります。技術保有企業と教育実施機関(大学等)の役割分担を明確にした申請書の設計が重要です。

Q採択後の報告義務について教えてください。
A

採択後は定期的な進捗報告(中間報告・最終報告)が義務付けられます。最終報告では育成人数、カリキュラム実施状況、受講者の理解度・満足度、期待されるCO2削減効果等を詳細に報告する必要があります。事業開始当初から報告に必要なデータの収集体制を整えておくことが、事務負担の軽減につながります。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は脱炭素・省エネ技術の「海外普及」に特化しているため、国内向けの省エネ・グリーン投資補助金とは補助対象が重複しません。国内では省エネ補助金(省エネルギー投資促進支援事業費補助金)やJ-クレジット関連の支援を活用しながら、海外展開部分に本補助金を組み合わせることが最も効率的です。また、NEDOの他のプログラム(再エネ実証事業等)と相互に活用することで、技術開発から普及まで一貫した支援を受けられる場合があります。JICAのSDGsビジネス支援事業と併用することで、ODA案件への参入機会も広がります。ただし、同一費目への二重計上は厳禁であり、補助金ごとの対象経費区分を明確に管理してください。

詳細説明

令和4年度低炭素技術を輸出するための人材育成支援事業費補助金とは

本補助金は、日本の省エネルギー技術・低炭素技術をアジア新興国等に移転し、現地の脱炭素化を担う人材を育成する取り組みを支援するNEDOの補助制度です。カーボンニュートラルへの国際的な要請が高まる中、日本の技術優位性を活かした気候変動対策の国際貢献と日本企業の海外市場開拓を両立させることを目的としています。

補助対象となる主な活動

  • セミナー・研修プログラムの開催:現地でのセミナー、日本での研修受入、オンライン講座等を通じた技術教育
  • 寄附講座の設置:現地大学・高等教育機関への寄附講座設置による体系的な人材育成
  • 技術者・専門家の派遣:日本の技術専門家を現地に派遣し、実地指導・OJTを実施

補助率は1/2〜定額、補助上限は8.5億円です。

脱炭素技術の普及という政策的意義

アジア各国は急速な経済成長の中で温室効果ガスの排出増加という課題を抱えています。日本の高効率な省エネ技術や再生可能エネルギー技術の移転は、現地のCO2削減だけでなく、エネルギーコスト削減・産業競争力強化にも貢献します。本補助金はこうした国際的な脱炭素化トレンドに乗った、政策優先度の高い制度です。

申請成功のために準備すべきこと

  • 自社技術のCO2削減効果・省エネ効率を示す定量データの整備
  • 対象国の気候変動政策・NDCとの整合性の確認
  • 現地大学・政府機関・業界団体との事前調整とMOU締結
  • 育成人材のCO2削減への波及効果の試算(直接効果+間接効果)

注意事項

  • 技術移転が主目的であり、自社製品の単純な販売促進活動は補助対象外です
  • 交付決定前の発注・契約費用は補助対象外となります
  • 事業終了後の成果報告・評価への協力が求められます

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