令和5年度「地域・企業共生型ビジネス導入・創業促進事業補助金(地域戦略人材確保等実証事業)補助事業者公募
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
「地域の人事部」という革新的コンセプト
個々の企業が単独で人材採用に苦戦する状況を打破するため、複数の地域企業を束ねて共同で人材確保・育成を行う「地域の人事部」の構築を支援。企業間のキャリアステップ構築により、地域内での人材循環を促進します。
多様なステークホルダーとの連携が前提
自治体、金融機関、教育機関、業界団体、経営支援機関等との連携体制の構築が求められます。地域全体のエコシステムとして人材戦略を設計するため、補助事業終了後も持続的な効果が期待できます。
民間ビジネスとしての自立を志向
単なる補助金依存の事業ではなく、補助期間終了後に民間ビジネスとして自立・継続することが事業の最終目標です。人材紹介料や研修サービス料等の収益モデルの構築が求められる、本格的なビジネス支援制度です。
補助率の柔軟な設計
補助率は1/3、1/2、2/3の3段階が設定されており、事業の公益性や地域への波及効果に応じて採択時に決定されます。上限1,000万円の範囲内で、事業規模に応じた柔軟な活用が可能です。
ポイント
対象者・申請資格
本補助金の対象は、複数の地域企業を束ねて人材確保・育成・定着に取り組む民間事業者です。具体的には、人材サービス会社、地域コンサルティング会社、地域商社、まちづくり会社等が想定されます。地方公共団体、金融機関、教育機関、業界団体、経営支援機関等との連携体制を構築できることが必須条件です。単独企業の人材確保事業ではなく、地域の複数企業を横断的に支援する体制が求められます。
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申請ガイド
申請は令和5年4月17日〜5月19日の公募期間内に、公募要領に定める様式で提出します。4月24日にオンライン説明会(Microsoft Teams)が開催されるため、事前登録の上で参加することを強く推奨します。事業計画書では、対象とする地域企業群の現状分析、人材課題の構造的把握、「地域の人事部」としての具体的なサービス内容、連携機関の役割分担、事業終了後の自立計画を明確に記載します。
審査と成功のコツ
採択後は、連携機関との定期的な会議体の設置、対象企業群のニーズヒアリング、人材マッチングの仕組み構築を並行して進めます。域内キャリアステップの可視化(例:A社で3年経験→B社で管理職)が本事業の核心であり、企業間の合意形成が最も時間を要するプロセスです。定量的なKPI(採用人数、定着率、域内転職数等)の設定と進捗管理が重要です。
対象経費
対象となる経費
人件費(3件)
- プロジェクトマネージャーの人件費
- コーディネーターの人件費
- 事務局スタッフの人件費
外注・委託費(3件)
- 人材ニーズ調査の委託費
- マッチングシステムの開発・運用費
- 研修プログラムの開発・実施委託費
旅費・交通費(2件)
- 連携機関との会議出席のための旅費
- 企業訪問のための交通費
会議・イベント費(3件)
- 合同企業説明会の開催費
- 人材交流イベントの運営費
- 会議室・会場使用料
広報費(3件)
- 採用パンフレット・Webサイトの制作費
- 求人広告の掲載費
- 地域PRコンテンツの制作費
消耗品・備品費(2件)
- 事務用品・消耗品費
- 研修用教材・資料の印刷費
対象外の経費
対象外の経費一覧(7件)
- 土地・建物の取得費
- 既存の通常業務に係る人件費
- 飲食・接待・交際費
- 他の補助金と重複する経費
- 汎用性の高い備品(パソコン・プリンター等)の購入費
- 補助事業に直接関係のない経費
- 消費税等の間接税
よくある質問
Q「地域の人事部」とは具体的にどのような組織ですか?
「地域の人事部」とは、民間事業者が複数の地域企業を束ね、人材の採用・育成・定着を一元的に支援する組織・機能のことです。個々の企業では難しい合同採用活動や共同研修の実施、企業間のキャリアパス設計などを行います。単なる人材紹介ではなく、地域全体の人材エコシステムを構築・運営する役割を担います。
Qどのような事業者が申請できますか?
複数の地域企業を束ねて人材確保・育成に取り組む民間事業者が対象です。人材サービス会社、地域コンサルティング会社、地域商社、まちづくり会社などが想定されています。自治体・金融機関・教育機関等との連携体制を構築できることが必須条件であり、単独企業の人材確保事業は対象外です。
Q補助率が1/3、1/2、2/3の3段階ありますが、どう決まりますか?
補助率は事業内容の公益性、地域への波及効果、自立化の見通し等を総合的に審査した上で、採択時に決定されます。より公益性が高く、多くの地域企業に恩恵が及ぶ事業ほど高い補助率が適用される傾向にあります。申請時には希望する補助率を示しつつ、事業の公益性を丁寧に説明することが重要です。
Q補助事業終了後はどうなりますか?自立継続は必須ですか?
はい、補助事業終了後に民間ビジネスとして自立・継続することが本事業の重要な要件です。申請時点で、人材紹介手数料、研修プログラムの有料提供、企業からの会費収入など、具体的な収益モデルを提示する必要があります。補助金依存型の事業計画は採択されにくい傾向にあります。
Q地方公共団体自体が申請者になれますか?
本事業は民間事業者による「地域の人事部」の構築を支援するものであり、地方公共団体が直接の申請者になることは想定されていません。ただし、自治体は連携機関として重要な役割を担います。自治体が関連する第三セクターや外郭団体が申請者となり、自治体が連携機関として参画するケースは考えられます。
Q対象となる「地域企業」に業種や規模の制限はありますか?
公募要領上、業種や企業規模の明確な制限は設けられていません。ただし、本事業の趣旨が「地域の人材課題の構造的解決」にあるため、地域に根ざした中小企業群を主な対象とすることが想定されています。特定の大企業1社のための人材確保事業ではなく、地域の複数企業が共通して抱える人材課題への取り組みが求められます。
Q説明会に参加しないと申請できませんか?
公募要領上、説明会への参加は申請の必須要件ではありません。しかし、事業の趣旨や審査のポイントについて詳しい説明が行われるため、参加を強くお勧めします。4月24日にMicrosoft Teamsでオンライン開催されるため、地方からでも容易に参加可能です。事前登録は4月24日10時までに申込フォームから行います。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本補助金は経済産業省所管の人材確保実証事業であるため、厚生労働省の「人材確保等支援助成金」や「キャリアアップ助成金」との組み合わせが効果的です。本補助金で地域の人材プラットフォームを構築し、個別企業への人材定着支援は厚労省の助成金で対応するという役割分担が可能です。また、総務省の「地域おこし協力隊」制度や内閣府の「プロフェッショナル人材事業」と連携することで、域外からの人材呼び込みも強化できます。経費の二重計上を避けつつ、制度間の相乗効果を最大化する設計が重要です。
詳細説明
地域戦略人材確保等実証事業とは
本事業は、経済産業省が推進する「地域・企業共生型ビジネス導入・創業促進事業」の一環として、地域企業群の人材課題を構造的に解決する「地域の人事部」の構築を支援するものです。個々の企業が単独で人材確保に苦戦する地方において、複数企業を横断する人材プラットフォームの実証を行います。
「地域の人事部」の仕組み
本事業が目指す「地域の人事部」とは、以下のような機能を持つ地域人材プラットフォームです。
- 人材採用の共同化:複数企業の求人を一元管理し、合同企業説明会やWebサイトで発信
- 域内キャリアステップの構築:企業間の人材移動ルートを設計し、地域内でのキャリアアップを実現
- 人材育成の共同実施:複数企業共通の研修プログラムを開発・提供
- 経営戦略人材の確保:地域企業の将来を担うハイレベル人材の採用支援
連携体制の構築
本事業では、以下のステークホルダーとの連携が求められます。
- 地方公共団体:地域の人口・産業政策との整合性確保
- 金融機関:取引先企業の経営課題・人材ニーズの情報提供
- 教育機関:地域の若手人材の供給源としての連携
- 業界団体・経営支援機関:業種横断的なネットワーク活用
補助条件と自立化要件
補助率は事業内容に応じて1/3、1/2、2/3のいずれかが適用され、上限額は1,000万円です。重要なのは、補助期間終了後に民間ビジネスとして自立・継続することが求められている点です。収益モデルの構築(人材紹介料、研修サービス、コンサルティング料等)を補助期間中に実証することが求められます。
採択に向けたポイント
- 対象地域の人材課題を定量データで分析し、構造的な問題として提示すること
- 連携機関の具体的な関与内容とコミットメントを明確にすること
- 補助終了後の自立化に向けた収益モデルの実現可能性を示すこと
- 域内キャリアステップの具体例を複数提示すること
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