募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約120

多核種除去設備等処理水風評影響対策事業補助金(基金設置法人公募)

基本情報

補助金額
300億円
補助率: 定額
0円300億円
募集期間
2022-02-08 〜 2022-03-01
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 分類不能の産業 / 農業 / 林業 / 鉱業 / 採石業 / 砂利採取業 / 運輸業 / 郵便業 / 卸売業 / 小売業 / 金融業 / 保険業 / 不動産業 / 物品賃貸業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業 / 教育 / 学習支援業 / 医療 / 福祉

この補助金のまとめ

経済産業省資源エネルギー庁が実施する「多核種除去設備等処理水風評影響対策事業補助金」は、ALPS処理水の海洋放出に伴う風評影響から水産業を守るための基金造成を行う補助事業者を公募する補助金です。補助率は定額で上限額は300億円という極めて大規模な予算。水産物の販路拡大、冷凍可能な水産物の一時的買取り・保管等の緊急避難的措置と、ALPS処理水の安全性に関する理解醸成を支援します。非営利型法人に限定された応募資格が特徴で、応募段階では非営利型でない法人からの応募も認められますが、補助金交付決定までに非営利型に移行する必要があります。東京電力福島第一原子力発電所の廃炉作業に伴う国策事業であり、漁業者の方々の風評への懸念を払拭するための包括的な対策基金です。

この補助金の特徴

1

300億円の基金造成による長期的対策

単年度の補助ではなく、基金を造成して長期的に風評対策を実施する仕組みです。300億円という予算規模は、ALPS処理水問題の国家的重要性を反映しています。

2

水産物の緊急買取り・保管まで対応

風評影響で需要が減少した場合に、冷凍可能な水産物の一時的買取り・保管という緊急避難的措置まで対象としており、漁業者の経営を直接的に支えます。

3

理解醸成活動も支援対象

水産物の販路対策だけでなく、ALPS処理水の安全性に関する消費者・流通業者への理解醸成活動も基金の活用対象です。

4

非営利型法人限定の応募資格

補助事業者は非営利型法人に限定されており、公益性と中立性が求められます。補助金に対し法人税が課されない体制が条件です。

ポイント

300億円の基金は風評影響が長期に及ぶ可能性を見据えた制度設計です。即座の販路支援と中長期の理解醸成の両面をカバーする包括的な対策であり、漁業者の不安を制度的に担保する国策事業として注目されます。

対象者・申請資格

法人形態の要件

  • 非営利型法人(法人税法第2条第9号の2)に該当する一般社団法人・一般財団法人その他の非営利法人
  • 補助金に対し法人税が課されない法人であること

基本要件

  • 日本に拠点を有していること
  • 事業を遂行する組織・人員等を有していること
  • 必要な経営基盤と資金管理能力を有していること

除外要件

  • 予算決算及び会計令第70条・第71条に該当しないこと
  • 経済産業省からの停止措置を受けていないこと
  • 情報管理の不備で過去3年以内に契約解除されていないこと
  • 採択結果の公表に同意すること

ポイント

非営利型法人という要件は基金の公益性を担保するためです。一般社団法人・一般財団法人が主な対象となりますが、応募段階では非営利型への移行計画を示すことで対応可能です。情報管理の実績も審査されます。

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申請ガイド

1

ステップ1:非営利型法人としての体制確認

自法人が非営利型法人の要件を満たすか確認し、未移行の場合は移行計画を策定します。

2

ステップ2:基金運営計画の策定

水産物の販路拡大、一時的買取り・保管、理解醸成活動等の基金活用計画を策定します。

3

ステップ3:申請書の提出

令和4年2月8日から3月1日までに、資源エネルギー庁に電子メールで申請書を提出します。

4

ステップ4:審査・採択・基金造成

審査を経て採択された後、補助金の交付を受けて基金を造成し、風評対策事業を開始します。

ポイント

300億円規模の基金管理を任される事業者の選定であるため、財務管理能力、水産業界との連携体制、情報管理体制が厳しく審査されます。電子メールでの問い合わせ・提出のみ受付です。

審査と成功のコツ

水産業界との広範なネットワークを示す
全国の漁業者・水産加工業者・流通業者との連携体制を具体的に示し、基金の効果的な運用が可能であることをアピールしましょう。
迅速な緊急対応体制を設計する
風評影響は突発的に発生する可能性があるため、水産物の買取り・保管を迅速に実施できる体制(冷凍倉庫の確保、物流ネットワーク等)を計画しましょう。
科学的根拠に基づく理解醸成計画を示す
ALPS処理水の安全性に関する科学的情報を正確かつ分かりやすく伝達する理解醸成活動の計画を具体化しましょう。

ポイント

国策事業として最高水準のガバナンスと透明性が求められます。基金の運用ルール、情報公開の方針、第三者評価の仕組み等を含めた包括的な運営計画が採択の決め手です。

対象経費

対象となる経費

販路拡大事業費(3件)
  • 水産物の国内外販路開拓費
  • プロモーション・PR費
  • 流通チャネル構築費
緊急買取り・保管費(3件)
  • 水産物の一時的買取り費
  • 冷凍保管費
  • 物流・輸送費
理解醸成費(3件)
  • ALPS処理水安全性の情報発信費
  • 消費者向け説明会の開催費
  • 教育・啓発コンテンツの制作費
基金管理費(3件)
  • 基金運営事務局の運営費
  • モニタリング・評価費
  • 第三者評価委員会の運営費

対象外の経費

対象外の経費一覧(5件)
  • 水産業の通常の事業運営費
  • ALPS処理水対策と直接関係のない水産振興事業費
  • 基金造成法人の一般管理費
  • 政治的活動・ロビイング費用
  • 他の国庫補助金で既に助成されている経費

よくある質問

Q漁業者が直接この基金を利用できますか?
A

本公募は基金を造成する補助事業者(非営利型法人)の選定です。漁業者が直接本補助金に申請するものではありません。補助事業者が採択・基金造成された後、その基金を通じて水産業者への支援(販路拡大、買取り・保管等)が行われます。

Q非営利型法人とは何ですか?
A

法人税法第2条第9号の2に規定する非営利型法人で、一般社団法人・一般財団法人のうち、剰余金の分配を行わないこと等の要件を満たすものです。本補助金に対し法人税が課されない体制が求められます。応募段階では非営利型でなくても構いませんが、交付決定までに移行する必要があります。

Q300億円全額が一つの法人に交付されるのですか?
A

はい、基金造成を行う補助事業者として選定された1法人に対して、300億円を上限として補助金が交付され、基金が造成されます。その基金を活用して複数年にわたり風評対策事業を実施する仕組みです。

Q福島県以外の水産業者も支援対象ですか?
A

ALPS処理水の海洋放出に伴う風評影響は福島県に限定されるものではなく、全国の水産業に及ぶ可能性があります。基金の支援対象は風評影響を受ける全国の水産業者が含まれると考えられます。具体的な対象範囲は基金の運用規程で定められます。

Q基金の運用期間はどのくらいですか?
A

基金は複数年にわたって運用される設計です。ALPS処理水の海洋放出は数十年にわたる見込みであり、風評影響の推移に応じて長期的に対策を実施するための基金です。具体的な運用期間は交付要綱で定められます。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本基金は ALPS処理水の風評影響対策に特化した独自の制度です。水産庁の水産業振興関連の補助金や、復興庁の被災地支援事業との関連がありますが、本基金はALPS処理水問題に起因する風評影響に限定されています。水産物の海外輸出促進については、農林水産省の輸出促進関連事業との連携が考えられますが、対象となる風評影響の範囲を明確に区分する必要があります。また、地方自治体の風評対策事業や観光振興事業との補完関係も検討の余地があります。

詳細説明

多核種除去設備等処理水風評影響対策事業とは

経済産業省資源エネルギー庁が実施する本事業は、東京電力福島第一原子力発電所のALPS処理水の海洋放出に伴い、水産業への風評影響を最大限抑制するための基金を造成する補助事業者を選定するものです。

補助内容

  • 補助率:定額
  • 補助上限額:300億円
  • 対象:基金造成を行う非営利型法人の選定

基金の活用目的

  • 水産物の販路拡大:国内外での水産物の販路開拓・PR活動
  • 緊急買取り・保管:風評影響で需要が減少した場合の冷凍水産物の一時的買取り・保管
  • 理解醸成:ALPS処理水の安全性に関する消費者・流通業者への正確な情報発信

ALPS処理水とは

ALPS(多核種除去設備)は、福島第一原子力発電所の汚染水から放射性物質の大部分を除去する装置です。ALPS処理後の水(処理水)は、トリチウムを除くほとんどの放射性物質が基準値以下に低減されています。政府は2021年にALPS処理水の海洋放出を決定しましたが、漁業者をはじめとする関係者の風評への懸念に対応するため、本基金等の対策を講じています。

問い合わせ先

経済産業省 資源エネルギー庁 原子力発電所事故収束対応室
E-mail:bzl-alps-kikin@meti.go.jp
※電子メールのみ。件名は「多核種除去設備等処理水風評影響対策事業(補助事業者)申請書」としてください。

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