【岩手県商工会連合会】令和2年度補正予算 小規模事業者持続化補助金<コロナ特別対応型> 第3回受付締切 [全国商工会連合会分(商工会地区に事業所のある方のみ)]
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
3類型による補助率の違い
補助事業費の2/3以内(上限100万円)が基本ですが、「サプライチェーンの毀損への対応」「非対面型ビジネスモデルへの転換」「テレワーク環境の整備」のいずれかに取り組む場合、補助率が3/4に引き上げられます。三陸産魚介の販路がコロナで途絶えた水産加工業者の代替仕入先開拓、宿泊業のオンライン予約システム導入などが典型的な適用例です。
事業再開枠の上乗せ補助
感染防止対策(消毒液設置・飛沫防止パーティション・換気設備等)に取り組む場合、補助上限50万円が上乗せされます(補助率3/4)。雫石・安比のスキーリゾート関連事業者や平泉の観光業者が施設の衛生対策を講じる費用に活用できます。
クラスター対策特例によるさらなる上乗せ
クラスター対策特例事業者に認定された場合、さらに50万円が上乗せされます。感染リスクが高いとされる業種(飲食・宿泊・介護等)において特に有効な特例措置です。
岩手県の復興需要との親和性
東日本大震災からの復興が続く三陸海岸エリアの水産業・観光業では、コロナ禍が重なった影響が特に深刻です。本補助金の非対面型転換枠を活用して三陸産品のEC販売に移行する取り組みは、審査で高く評価される傾向にあります。
テレワーク環境整備への対応
南部鉄器の工房や前沢牛の生産者がバックオフィス業務をテレワーク化する費用、クラウド会計システムの導入費用なども補助対象となります。製造業20人以下の小規模事業者でも申請可能です。
ポイント
対象者・申請資格
事業規模要件
- 商業・サービス業:常時使用する従業員が5人以下
- 製造業・その他:常時使用する従業員が20人以下
- 会社および個人事業主(医師・弁護士等一部士業は除外)
所在地・組織要件
- 岩手県内の商工会地区(商工会議所地区を除く)に事業所を有すること
- 申請時点で商工会の会員であること、または入会手続き中であること
コロナ特別対応型の3類型(いずれか1つ以上に該当すること)
- 類型①:サプライチェーンの毀損への対応(三陸産品の仕入先途絶に対する代替品開発・提供体制構築等)
- 類型②:非対面型ビジネスモデルへの転換(EC販売開始・オンライン予約システム導入・デリバリーサービス開始等)
- 類型③:テレワーク環境の整備(クラウドシステム導入・在宅勤務環境整備等)
事業再開枠(任意)
- 感染防止対策(消毒設備・パーティション・換気設備等)を実施する場合、上限50万円の上乗せが可能
除外対象
- 商工会議所地区の事業者
- 農業者(系統出荷)、漁業者、協同組合等の組合
- 医師、歯科医師、助産師
ポイント
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申請ガイド
ステップ1:3類型の確認と商工会への相談
自社のコロナ対応の取り組みが3類型のどれに該当するか確認し、地元の商工会(盛岡・花巻・奥州・大船渡・宮古など)に相談します。商工会の経営指導員が経営計画書の作成をサポートします。
ステップ2:経営計画書・補助事業計画書の作成
「経営計画書(様式2)」と「補助事業計画書(様式3)」を作成します。コロナ禍における自社の影響状況と、3類型のどれに取り組むのかを明確に記述します。三陸海岸の復興需要との関連性など岩手県特有の背景を加えると説得力が増します。
ステップ3:商工会から確認書(様式4)の取得
作成した計画書を地元商工会に提出し、確認書(様式4)の交付を受けます。確認書は申請の必須書類です。
ステップ4:申請書類の準備・提出
岩手県商工会連合会が定める申請様式一式(申請書・経営計画書・補助事業計画書・確認書・添付書類)を揃え、電子申請または郵送で提出します。事業再開枠を申請する場合は、感染防止対策の内容を別途記載します。
ステップ5:審査・採択通知
書面審査後、採択結果が岩手県商工会連合会ウェブサイトに公表されます。採択事業者には採択通知が届きます。
ステップ6:補助事業の実施・実績報告・補助金交付
採択通知後に補助事業を実施し、完了後に実績報告書を提出します。経費の確認・審査を経て補助金が交付されます(後払い精算方式)。
ポイント
審査と成功のコツ
コロナ影響の具体性を示す
3類型との対応関係を明確にする
岩手県の地域特性を活かした取り組みを提案する
事業再開枠も積極的に活用する
補助対象経費の計画的な管理
ポイント
対象経費
対象となる経費
機械装置等費(3件)
- 非対面サービス提供のための機器購入費
- テレワーク用PC・周辺機器費
- 感染防止設備(換気装置・空気清浄機等)
広報費(4件)
- ECサイト・オンラインショップ制作費
- 多言語対応ウェブサイト改修費
- SNS広告・デジタルマーケティング費
- オンライン体験ツアーのPR費用
展示会等出展費(2件)
- オンライン展示会・バーチャル展示会への出展費
- 国内外の商談会・見本市への出展費
開発費(3件)
- 新商品・新サービスの試作・開発費
- 三陸産品の新パッケージ開発費
- EC向けオリジナル商品開発費
委託・外注費(4件)
- ECサイト構築の外注費
- オンライン予約システム導入の外注費
- 翻訳・通訳費(インバウンド向け)
- 動画コンテンツ制作の外注費
テレワーク関連費(3件)
- クラウドサービス導入費(初期費用)
- Web会議システム導入費
- VPN環境構築費
事業再開枠(感染防止対策)(4件)
- 飛沫防止パーティション購入費
- 消毒液・衛生用品購入費(設備として設置するもの)
- サーモグラフィカメラ購入費
- 施設の換気設備改修費
対象外の経費
対象外の経費一覧(9件)
- 通常の仕入・原材料費(経常的な事業活動の一部となるもの)
- 人件費(従業員の給与・賞与・社会保険料等)
- 土地・建物の取得費・修繕費
- 補助事業に直接関係のない汎用PC・スマートフォン等
- 金融機関への返済・利息
- 補助事業期間外に発生した経費
- 他の補助金で既に補助を受けた同一経費
- フランチャイズ加盟料・ロイヤリティ
- 個人の生活費・交際費
よくある質問
Qコロナ特別対応型の3類型は1つだけ選べばよいのですか?
申請時に主たる取り組みの類型を1つ選択する必要がありますが、複数の類型に関わる取り組みを補助事業計画書に記載することは可能です。例えば、三陸産品のEC販売(類型②:非対面型転換)を主軸にしつつ、バックオフィスのテレワーク化(類型③)を合わせて計画することができます。主たる類型を明確にした上で、補助事業全体の整合性が取れるよう計画書を作成してください。
Q三陸の水産加工業者がコロナで仕入先が廃業した場合、どの類型に当たりますか?
類型①「サプライチェーンの毀損への対応」に当たります。コロナの影響で取引先(仕入先・販売先)が廃業・休業した場合、その代替となる品目・提供体制を構築するための取り組みが対象です。三陸産魚介に代わる代替食材の試作開発費、新たな仕入先の開拓に係る旅費や委託費などが補助対象経費となります。
Q事業再開枠(感染防止対策)の50万円上乗せは誰でも受けられますか?
事業再開枠は、感染防止対策(消毒液・飛沫防止パーティション・換気設備・非接触型体温計・サーモグラフィ等の設置)を補助事業計画に含める場合に申請できます。雫石・安比のスキーリゾート関連事業者や平泉の観光事業者、飲食店・宿泊施設など、多くのお客様と接する業種では特に申請価値が高い枠です。ただし、感染防止対策が補助事業計画の主目的である必要はなく、メインの取り組みに追加する形で申請できます。
Q南部鉄器の工房がオンライン販売を始める場合、どのような経費が対象になりますか?
非対面型ビジネスモデルへの転換(類型②)として、ECサイト構築費(委託・外注費)、商品写真・動画撮影費(委託・外注費)、多言語(英語・フランス語等)対応のウェブサイト制作費(広報費)、海外向けSNS広告費(広報費)、梱包・出荷設備費(機械装置等費)などが補助対象となります。ただし、鉄器自体の材料費や通常の製造費は対象外です。補助対象経費の詳細は商工会の経営指導員にご確認ください。
Q令和2年度補正の補助金ですが、今からでも申請できますか?
令和2年度補正 小規模事業者持続化補助金〈コロナ特別対応型〉第3回は、公募期間・申請締切が設定されており、その期間内に申請する必要があります。現在の公募状況については、岩手県商工会連合会の公式ウェブサイトまたは地元の商工会にお問い合わせください。コロナ特別対応型は通常の一般型とは別に設けられた特別枠のため、募集状況を事前に確認することが重要です。
Q補助金の上限は100万円とのことですが、事業再開枠も合わせると最大いくらになりますか?
基本補助上限100万円に加え、事業再開枠(感染防止対策)で最大50万円、クラスター対策特例事業者に認定された場合はさらに50万円が上乗せされ、最大200万円の補助が受けられる可能性があります。ただし、いずれも補助率の上限(2/3または3/4)が適用されるため、実際に受けられる補助金額は自己負担額との兼ね合いで決まります。
Q採択後に補助事業の完了までどのくらいの期間がありますか?
採択通知後から補助事業実施期間が定められており、一般的にはその期間内(数ヶ月程度)に全ての発注・納品・支払いを完了する必要があります。三陸の水産業者がECサイトを外注で構築する場合や、南部鉄器の工房が新商品を試作開発する場合など、制作・開発に時間がかかる取り組みは、採択後すぐに着手できるよう事前に準備しておくことが重要です。具体的な期間は採択通知に記載されます。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
コロナ特別対応型持続化補助金は、対象経費が重複しない限り他の補助金・助成金との組み合わせが可能な場合があります。岩手県では「ものづくり補助金(特別枠)」や「IT導入補助金(特別枠)」もコロナ対応を名目に拡充されており、設備投資規模が大きい案件では棲み分けを検討する価値があります。また、岩手県の中小企業支援施策や、三陸復興特区を活用した支援制度との組み合わせにより、自己負担をさらに軽減できる可能性があります。事業再開枠(感染防止対策)は本補助金独自の加算制度であり、他の補助金と対象経費が重複しない場合に限り上乗せ申請が可能です。商工会の経営指導員に相談することで、岩手県・市町村・国の各制度を横断した最適な資金調達プランを設計できます。
詳細説明
岩手県商工会連合会 令和2年度補正 小規模事業者持続化補助金〈コロナ特別対応型〉第3回とは
本補助金は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた岩手県内の小規模事業者が、ウィズコロナ・ポストコロナを見据えた事業転換・感染防止対策に取り組む費用を支援する制度です。補助上限100万円・補助率2/3〜3/4という手厚い条件で、南部鉄器・三陸水産業・前沢牛・平泉観光・雫石スキーリゾートなど、岩手県の多彩な地域産業に携わる小規模事業者の事業継続を後押しします。
コロナ特別対応型の3類型
- 類型①:サプライチェーンの毀損への対応 — コロナの影響で仕入先・販路が途絶した場合の代替品開発・提供体制構築。三陸産魚介の仕入先が操業停止した水産加工業者による代替食材の開発・試作等が典型例。
- 類型②:非対面型ビジネスモデルへの転換 — ECサイト構築・オンライン予約システム導入・デリバリーサービス開始など。平泉観光のオンライン体験ツアー化、南部鉄器のEC販売開始など岩手らしい活用が豊富。
- 類型③:テレワーク環境の整備 — クラウドシステム導入・在宅勤務環境整備・Web会議システム導入など。製造業の小規模事業者でも事務部門のテレワーク化で申請可能。
補助上限の構造(最大200万円)
基本補助(上限100万円)に加え、感染防止対策を実施する場合は「事業再開枠」として上限50万円が上乗せされます。さらに、クラスター対策特例事業者に認定された場合は追加50万円の上乗せが可能で、最大200万円の補助を受けられる可能性があります。
岩手県の産業特性と活用事例
三陸海岸エリアでは、東日本大震災の復興途上にコロナ禍が重なり、水産業者が二重の打撃を受けました。三陸産わかめ・ウニ・鮑の産地直送ECへの転換事例は、非対面型転換(類型②)の典型例として高く評価されています。南部鉄器の伝統工芸工房では、海外バイヤーとの対面商談が不可能になった状況から、越境EC・オンライン展示会への移行(類型②)が進んでいます。平泉・世界遺産観光エリアでは、外国人観光客激減への対応として日本語オンライン体験ツアーの開始や、多言語ウェブサイトの構築(類型②)が活発です。
申請の流れ
まず地元の商工会(盛岡・花巻・奥州・大船渡・宮古・久慈・二戸など)に相談し、自社の取り組みが3類型のどれに当たるかを確認します。経営計画書・補助事業計画書を作成し、商工会の確認書(様式4)を取得した上で、岩手県商工会連合会に申請書類一式を提出します。採択後は事業を実施し、完了報告・精算払いという流れで補助金を受領します。
採択のポイント
- コロナ影響の具体性:売上減少率・顧客数減少数など定量的な影響を記載する
- 類型との明確な対応:取り組みが3類型のどれに当たるかを明示する
- 岩手の地域資源活用:三陸産品・南部鉄器・平泉観光など岩手固有の資源との関連を示す
- 事業再開枠の活用:感染防止対策がある場合は積極的に上乗せ申請する
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