【経済産業省】令和元年度補正サービス等生産性向上IT導入支援事業
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
ITツール導入費用を補助
会計ソフト、受発注管理、顧客管理(CRM)、勤怠管理、ECサイト構築ツールなど、業務の生産性向上に資するITツールの導入費用が補助対象です。ソフトウェアの購入費だけでなく、クラウドサービスの利用料(最大1年分)やデータ移行費用なども含まれ、デジタル化の初期コストを大幅に軽減できます。
IT導入支援事業者との連携が前提
申請にあたっては、事務局に登録されたIT導入支援事業者(ITベンダー・サービス事業者)と連携する必要があります。自社だけで申請するのではなく、専門のITベンダーが最適なツールの提案から導入サポートまで一貫して行う仕組みです。これにより、IT知識が少ない事業者でも安心して導入に踏み切れます。
制度変更への対応を強力に後押し
インボイス制度、電子帳簿保存法、働き方改革関連法など、中小企業が直面する制度変更に対応するためのIT導入を重点的に支援しています。特にインボイス対応の会計ソフトや受発注システムの導入ニーズが高く、制度対応と生産性向上を同時に実現できます。
全業種・全国対象の汎用的な補助金
製造業、小売業、飲食業、サービス業など業種を問わず、全国の中小企業・小規模事業者が申請可能です。業種別に推奨されるITツールのカテゴリも整理されており、自社の業務課題に合ったツールを選択しやすい設計になっています。
ポイント
対象者・申請資格
対象者要件
- 中小企業(資本金3億円以下または従業員300人以下等、業種により異なる)
- 小規模事業者(製造業等は従業員20人以下、商業・サービス業は5人以下)
- 医療法人、社会福祉法人、学校法人等も対象
- 大企業の子会社は除外(みなし大企業の基準あり)
導入ITツール要件
- IT導入支援事業者が事務局に登録したITツールであること
- 業務プロセスの効率化に資するソフトウェア・サービスであること
- 単なるハードウェアのみの導入は対象外
対象外
- 既に導入済みのソフトウェアのバージョンアップ
- ハードウェアのみの購入(PCのみ等)
- 自社開発のソフトウェア
ポイント
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申請ガイド
ステップ1:業務課題の整理
自社の業務プロセスを振り返り、IT化で効率化できる領域を洗い出します。会計処理、受発注管理、在庫管理、顧客管理、勤怠管理など、日常業務のどこにボトルネックがあるかを明確にしましょう。
ステップ2:IT導入支援事業者の選定
IT導入補助金事務局のウェブサイトで登録されたIT導入支援事業者を検索し、自社の課題に合ったITツールを提案してもらいます。複数の事業者から提案を受けて比較検討することが重要です。
ステップ3:共同申請
IT導入支援事業者と連携し、IT導入補助金の専用申請システム(jGrantsではない)から申請します。GビズIDプライムアカウントが必要です。経営診断ツール「みらデジ」の活用が求められる場合があります。
ステップ4:採択・ITツール導入
採択後、ITツールの契約・導入を進めます。交付決定前の契約・支払いは補助対象外です。
ステップ5:事業実績報告
導入完了後に実績報告を行い、補助金を受領します。導入後の効果報告も求められます。
ポイント
審査と成功のコツ
業務課題を明確にしてからツールを選ぶ
信頼できるIT導入支援事業者を選定する
複数のプロセスを同時にIT化する
インボイス・電帳法対応を明記する
ポイント
対象経費
対象となる経費
ソフトウェア費(3件)
- 業務用ソフトウェアの購入・ライセンス費
- クラウドサービスの利用料(最大1年分)
- 会計ソフト・ERPシステム
導入関連費(3件)
- ソフトウェアの初期設定・カスタマイズ費
- データ移行費用
- 導入コンサルティング費
ハードウェア関連費(3件)
- PC・タブレット(ソフトウェアとセット導入時)
- レジ・券売機(指定ツールとセット)
- ネットワーク構築費
セキュリティ対策費(3件)
- セキュリティソフトの導入
- ファイアウォール・UTM機器
- データバックアップ対策
対象外の経費
対象外の経費一覧(6件)
- 既存ソフトウェアのバージョンアップ費用
- ハードウェアのみの購入(ソフトウェア導入なし)
- 自社開発ソフトウェアの開発費
- リース・レンタル費用
- 補助事業以外に使用する汎用的な機器
- コンサルティングのみ(ツール導入なし)
よくある質問
QIT導入補助金はjGrantsから申請するのですか?
いいえ、IT導入補助金はjGrantsからではなく、IT導入補助金の専用申請システムから申請します。jGrantsには制度情報が掲載されていますが、実際の申請手続きはIT導入補助金の公式サイトから行ってください。GビズIDプライムアカウントは共通して必要です。
QどのようなITツールが補助対象ですか?
IT導入支援事業者が事務局に登録したITツールが対象です。具体的には会計ソフト、受発注管理システム、顧客管理(CRM)、勤怠・給与管理、在庫管理、ECサイト構築ツール、決済システム、セキュリティソフトなど多岐にわたります。ただし、自社で自由にソフトを選んで購入するのではなく、登録済みツールの中から選択する必要があります。
QIT導入支援事業者はどうやって見つけますか?
IT導入補助金の公式サイトで、地域・業種・導入したいITツールのカテゴリから検索できます。複数の事業者に相談し、自社の業務課題に最適な提案をしてくれる事業者を選定することをおすすめします。地元のIT企業や取引先からの紹介も有効な方法です。
Qパソコンやタブレットも補助対象ですか?
デジタル化基盤導入枠では、インボイス対応のソフトウェアとセットでPC・タブレット・レジ等のハードウェアも補助対象となります(上限10万円〜20万円)。ただし、ハードウェアのみの購入やソフトウェアと無関係な機器は対象外です。通常枠ではハードウェアは原則対象外です。
Q補助率と補助額はいくらですか?
類型により異なります。通常枠A類型は補助率1/2で30万円〜150万円未満、B類型は補助率1/2で150万円〜450万円以下。デジタル化基盤導入枠は補助率3/4(50万円以下部分)〜2/3(50万円超〜350万円部分)です。小規模な導入でも利用しやすい設計になっています。
Q申請の問い合わせ先はどこですか?
IT導入補助金コールセンター(0570-666-424、IP電話は042-303-9749)に電話でお問い合わせください。受付時間は9:30〜17:30(土日祝除く)。メールでの問い合わせは受け付けていません。お問い合わせフォームも利用可能です。混雑時は回答に時間がかかる場合があるため、公募要領や手引きを事前に確認することをおすすめします。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
IT導入補助金は、持続化補助金やものづくり補助金と補助対象が異なるため、棲み分けて活用できます。具体的には、IT導入補助金で業務システム(会計ソフト、受発注管理等)を導入し、持続化補助金で販路開拓(広報、展示会出展等)の費用をカバーする組み合わせが効果的です。ものづくり補助金との併用では、ものづくり補助金で製造設備を、IT導入補助金で生産管理システムを導入するパターンが一般的です。ただし同一のITツール導入費用に対して複数の補助金を二重に受給することはできません。また、同年度のIT導入補助金を複数回受けることも制限されています。地方自治体のデジタル化支援事業との併用は、自治体側の条件を確認のうえ検討してください。
詳細説明
IT導入補助金(令和元年度補正)の概要
IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者の生産性向上を目的に、ITツール(ソフトウェア、クラウドサービス等)の導入費用を補助する経済産業省の制度です。事前登録されたIT導入支援事業者と連携して申請する仕組みが特徴です。
制度の背景
中小企業のIT化率は大企業と比較して依然として低く、特に小規模事業者ではエクセルや手書きで業務を行っている例も少なくありません。働き方改革、インボイス制度、電子帳簿保存法など制度変更が相次ぐ中、ITツールの活用による業務効率化は経営の持続性に直結する課題となっています。
補助の類型
IT導入補助金には複数の類型があり、導入するITツールの内容や規模に応じて申請します。
- 通常枠(A・B類型):業務効率化のためのソフトウェア導入。A類型は30万円〜150万円未満、B類型は150万円〜450万円以下
- デジタル化基盤導入枠:インボイス対応の会計ソフト、受発注システム、決済ソフト等の導入。小規模な導入(〜50万円以下)も対象
申請の流れ
- GビズIDプライムアカウントの取得
- IT導入支援事業者の選定・相談
- ITツールの選定と導入計画の策定
- IT導入補助金専用申請システムで申請(jGrantsではない)
- 採択後にITツールの契約・導入
- 実績報告・効果報告
注意事項
IT導入補助金はjGrantsからの申請ではありません。IT導入補助金公式サイトの申請システムから手続きを行ってください。メールでの問い合わせは受け付けておらず、電話(0570-666-424)またはお問い合わせフォームからの連絡となります。
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