【中国経済産業局】中小企業知的財産支援事業費補助金(令和5年度)
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
2つの申請区分で地域に合った支援設計が可能
発展型(区分A)は既存の支援施策に知財メニューを追加する形式で補助率1/2以内・上限500万円。定着型(区分B)は先導的な知財支援モデルの地域定着を目指し定額補助・上限1,000万円。中国5県の産業構造に合わせた事業設計が可能です。
中国5県の多彩な産業に対応
鳥取の梨・らっきょう等の農産ブランド、島根の出雲そば・たたら製鉄の伝統技術、岡山の児島デニム・桃、広島のマツダ関連自動車部品・牡蠣、山口のフグ・化学工業など、各県固有の産業に応じた知財支援が期待されます。
申請先の誤りに注意
公募要領には「本システムでは申請書類提出先の経済産業局毎に補助金メニューが作成されております。申請先経済産業局を間違えると受付できません」と明記されており、事業実施場所の所轄局を正確に確認する必要があります。
コンソーシアム形式で県域を超えた連携が可能
中国5県の支援機関が連携し、広域的な知財支援ネットワークを構築する事業も申請できます。幹事法人を中心に、各県の産業特性を活かした役割分担が可能です。
ポイント
対象者・申請資格
法人格要件
- 日本国内に拠点を有する法人格(内国法人格)を持つ産業支援機関であること
- 商工会議所、商工会連合会、公益財団法人、一般社団法人等が該当
事業遂行能力
- 事業の管理運営を責任をもって実施できる体制があること
- 的確に遂行するための組織・人員・能力を有すること
- 円滑な遂行に必要な経営基盤と資金管理能力を有すること
コンソーシアム要件
- 複数機関での共同申請の場合は幹事法人を定めること
- 幹事法人が応募書類を提出し、交付決定の対象となる
- 幹事法人が業務の全てを他法人に委託することは不可
欠格事項
- 経済産業省からの補助金交付等停止措置を受けていないこと
- 指名停止措置が講じられていないこと
ポイント
あなたは対象?かんたん診断
7問の質問に答えるだけで、この補助金の対象かどうかを簡易診断できます。
申請ガイド
ステップ1:事業構想の策定
中国地方の中小企業の知財課題を分析し、発展型(A)か定着型(B)のどちらで申請するかを決定します。中国経済産業局知的財産室(TEL: 082-224-5680、担当: 吉岡・山口・有本)への事前相談を推奨します。
ステップ2:申請書類の準備
公募要領に沿って事業計画書を作成します。中国地方の産業特性(広島の自動車関連、岡山のデニム・繊維、島根の伝統産業等)を踏まえた具体的な支援計画を記載してください。
ステップ3:jGrantsでの電子申請
GビズIDプライムアカウントを用いてjGrantsから電子申請を行います。申請先が中国経済産業局であることを必ず確認してください。申請先を間違えると受理されません。
ステップ4:審査・交付決定
事業計画の妥当性、実施体制、地域への波及効果等が審査されます。交付決定後に事業を開始してください。
ポイント
審査と成功のコツ
中国地方の産業特性に根ざした提案
広域連携による支援力の強化
具体的な成果指標の設定
持続可能な支援体制の設計
ポイント
対象経費
対象となる経費
人件費(3件)
- 事業従事職員の人件費
- 知財専門家への謝金
- 外部弁理士の報酬
事業費(3件)
- 知財セミナー・研修の開催費
- 知財相談会の運営費
- マッチングイベント費
旅費(2件)
- 県域を超えた出張旅費
- 専門家の交通費・宿泊費
委託費(2件)
- 知財調査・分析の委託費
- 知財コンサルティングの委託費
その他経費(3件)
- 印刷製本費
- 通信運搬費
- オンライン会議ツール利用料
対象外の経費
対象外の経費一覧(6件)
- 申請機関の通常業務に係る経費
- 土地・建物の取得費
- 飲食・接待に係る経費
- 補助事業に直接関係のない備品購入費
- 他の補助金で賄われる経費
- 消費税及び地方消費税
よくある質問
Q中小企業が直接この補助金に申請できますか?
いいえ、本補助金は産業支援機関(商工会議所、公益法人、大学等)が申請する制度です。中小企業は採択された支援機関の知財支援プログラムを利用する形で恩恵を受けます。中小企業向けの直接的な知財補助を探している場合は、各県の産業支援制度をご確認ください。
Q申請先を間違えた場合どうなりますか?
公募要領に「申請先経済産業局を間違えると受付できません」と明記されています。事業実施場所が鳥取・島根・岡山・広島・山口の5県であれば中国経済産業局が申請先です。jGrantsでの申請時に正しい局の公募を選択しているか、必ず確認してください。
Q広島県外の支援機関でも申請できますか?
はい、中国5県(鳥取・島根・岡山・広島・山口)で事業を実施する支援機関であれば申請可能です。本社所在地は必ずしも中国地方内である必要はありませんが、事業実施場所が中国経済産業局の管轄地域内であることが条件です。
Q岡山のデニム産業に特化した知財支援でも申請できますか?
はい、地域の産業特性に合わせた具体的な支援計画はむしろ歓迎されます。児島デニムのブランド保護(商標登録、意匠登録)、デニム加工技術の特許戦略、模倣品対策など、デニム産業固有の知財課題に対応した事業は有力な提案です。
Q担当者への事前相談は必要ですか?
必須ではありませんが、強く推奨します。中国経済産業局知的財産室の担当者(吉岡氏、山口氏、有本氏、TEL: 082-224-5680)に事前相談することで、地域のニーズや過去の採択傾向についてアドバイスを得られます。結果として質の高い申請書の作成につながります。
Q中国地方は知財専門家が少ないですが、どう対応すればよいですか?
確かに中国地方は大都市圏と比べて弁理士等の専門家が少ない傾向にあります。対策としては、①大阪や東京の弁理士とのリモート相談体制の構築、②INPIT(工業所有権情報・研修館)の知財総合支援窓口との連携、③オンラインセミナーの活用、④コンソーシアム形式で広島の支援ノウハウを他県に展開する、などの工夫が有効です。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本補助金は経済産業省の知的財産支援施策であり、同一事業に対する他の国庫補助金との重複受給はできません。支援対象の中小企業側が別途ものづくり補助金等を活用することは問題ありません。中国地方では広島県・岡山県等が独自の産業支援助成制度を設けている場合があり、組み合わせの可否は各自治体の要綱で確認が必要です。他の経済産業局の同一制度(東北、近畿等)との同時申請は事業内容が異なれば可能ですが、同一法人が同一内容で複数局に申請することは認められません。
詳細説明
制度の背景と目的
中小企業の知的財産活用を促進するため、支援する側の産業支援機関の体制を強化する補助金です。中小企業が直接申請するものではなく、商工会議所や公益法人等の支援機関が、中小企業向けの知財支援プログラムを構築・運営するための費用が補助されます。
中国地方の産業と知財
中国5県には特色ある産業が根付いています。
- 広島県:マツダを中核とする自動車関連産業のサプライチェーン。部品メーカーの特許・ノウハウ保護が重要
- 岡山県:児島デニムブランド、桃・マスカットの農産ブランド。商標・地理的表示の活用
- 山口県:化学工業(周南コンビナート)、フグの地域ブランド。製造プロセス特許と食品ブランド保護
- 島根県:たたら製鉄の伝統技術、出雲そば。伝統的工芸品の知財保護
- 鳥取県:二十世紀梨、らっきょうの農産ブランド。品種登録・地理的表示の活用
2つの申請区分
発展型(区分A)は既存の中小企業支援施策に知財メニューを追加・拡充する事業で、補助率1/2以内・上限500万円です。定着型(区分B)は先導的な知財支援モデルを地域に定着させる事業で、定額補助・上限1,000万円です。
申請時の注意事項
- 申請者は産業支援機関(中小企業は直接申請不可)
- 申請先の経済産業局を間違えないこと(中国局以外では受理不可)
- 問い合わせ先:中国経済産業局知的財産室(広島市中区、TEL: 082-224-5680、担当: 吉岡・山口・有本)
- GビズIDプライムアカウントによるjGrants電子申請
関連書類・リンク
鳥取県の給付金・支援金もチェック
子育て・医療・住宅など、鳥取県で受けられる給付金を探せます。
鳥取県の給付金一覧を見る →