【中部経済産業局】令和元年度「インバウンド需要拡大推進事業(地域消費拡大推進事業)」(二次締切)
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
中小事業者グループ×インバウンドベンチャー連携が条件
単独申請不可。複数の中小小売業・サービス業が連携し、さらにインバウンド対応に強みを持つベンチャー企業・IT事業者と組んだ共同申請が必要。この仕組みにより、テクノロジーを持たない店舗でも高水準のインバウンド対応が実現できる。
多言語化支援を包括的にカバー
商品ラベル・メニュー・案内サインの多言語化だけでなく、ウェブサイト・SNS・予約システムの多言語対応費用も対象。英語・中国語・韓国語・タイ語等、ターゲット市場に合わせた多言語化が支援される。
店舗データ分析の高度化を支援
POS連携・WiFiプローブ・顔認識等を活用した外国人来客の購買行動分析、需要予測、在庫最適化に関するITシステム導入費用が対象。データドリブンな店舗運営への転換を後押しする。
中部地域5県の観光消費を面的に取り込む
富山・石川・岐阜・愛知・三重の5県にまたがる事業者グループが参加できるため、広域観光ルート(飛騨高山・白川郷・金沢・伊勢志摩等)に沿った面的なインバウンド消費拡大が可能。
二次締切で申請の機会を拡大
一次締切に間に合わなかった事業者グループのために2020年9月28日の二次締切が設けられており、一次採択の情報を参考にしながら計画を改善して再挑戦できる機会がある。
ポイント
対象者・申請資格
対象地域
- 富山県、石川県、岐阜県、愛知県、三重県に事業所を置く事業者
対象事業者
- 中小小売業者(小売業の中小企業基本法上の定義に該当)
- 中小サービス業者(飲食・宿泊・観光体験・交通等)
- 上記事業者複数が参加するグループ(商業組合・任意グループ等)
連携要件
- インバウンドベンチャー(外国人向け多言語サービス・データ分析等に強みを持つIT企業等)と連携した申請であること
事業内容要件
- 外国人観光客向け商品・サービスの多言語化に関する取組
- 外国人来客の店舗データ分析の高度化に関する取組
除外対象
- 大企業(資本金・従業員数が中小企業基本法の基準を超える企業)
- 中部5県以外のみに事業所を置く事業者
- 単独申請(グループ構成が条件)
ポイント
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申請ガイド
ステップ1:グループ構成とベンチャーパートナーの確定
事業者グループの参加メンバー(中小小売業・サービス業)を3〜5者程度固め、インバウンドベンチャーとの連携契約または覚書を締結する。パートナー選定時は「実績ある多言語化・データ分析サービスを提供しているか」を確認する。
ステップ2:事業計画書の作成
インバウンド対応の課題(多言語化の現状・課題数値)→取組内容(ベンチャー技術をどう活用するか)→目標(外国人売上比率・来客数等の数値目標)を論理的に記載。中部地域の観光ルートとの連動性も明示する。
ステップ3:申請書類の準備
申請書・事業計画書・経費積算書・グループ構成員の概要・インバウンドベンチャーとの連携内容説明書・各社直近決算書等を準備する。
ステップ4:申請受付(二次締切2020年9月28日)
所定様式で中部経済産業局 流通・サービス産業課商業振興室(TEL:052-951-0597)に申請。書面・電子申請の方式を事前確認する。
ステップ5:審査・採択・交付申請
書類審査後に採択通知。交付申請を経て事業開始。
ステップ6:実施・報告
事業完了後に実績報告書・証拠書類を提出し、補助金額が確定される。
ポイント
審査と成功のコツ
インバウンドベンチャーの実績を前面に出す
中部観光ルートとの連動性を示す
多言語化とデータ分析の両輪で示す
KPIを数値で設定する
事業終了後の自立継続計画を記載
ポイント
対象経費
対象となる経費
多言語化対応費(3件)
- 商品ラベル・メニュー・案内サインの多言語翻訳・制作費
- ウェブサイト・EC・予約システムの多言語化改修費
- 多言語対応チャットボット・AIアシスタント導入費
データ分析システム導入費(3件)
- 外国人来客の購買行動分析ツール導入費
- POS連携・WiFiプローブ・顔認識等のデータ収集システム費
- 需要予測・在庫最適化ソフトウェアのライセンス費
キャッシュレス・決済対応費(3件)
- 外国人向けキャッシュレス決済端末の導入費
- 海外QRコード決済(AlipayやWeChat Pay等)の対応費用
- 免税手続きシステムの導入・改修費
専門家・コンサルティング費(3件)
- インバウンドベンチャーへの委託費
- インバウンドマーケティング専門家への相談・指導費
- 外国語対応スタッフ研修費
PR・情報発信費(2件)
- 訪日外国人向けSNS広告・デジタルマーケティング費
- 多言語観光ガイド・パンフレット制作費
対象外の経費
対象外の経費一覧(7件)
- 店舗の内装・改装工事費(恒久的設備投資)
- 汎用的な備品・家具(インバウンド対応と直接関係のないもの)
- 役員・従業員の人件費
- 補助事業期間外に発生した費用
- 消費税(課税事業者の場合)
- 他の補助金と経費が重複するもの
- 金融機関への返済・利子
よくある質問
Qグループの最低構成人数は何者ですか?
公募要領に明記されていますが、一般的に同種の補助金では3者以上のグループ構成が求められます。代表申請者となる事業者が中心となり、各参加者の役割・費用負担・成果配分を明確にした上で申請書を作成してください。中部経済産業局(TEL:052-951-0597)で最新要件をご確認ください。
Qインバウンドベンチャーとはどのような企業が該当しますか?
外国人観光客向けの多言語化サービス(翻訳・通訳・多言語サイト構築)、店舗データ分析(POS連携・行動データ分析・需要予測)、キャッシュレス決済(海外QRコード対応等)などに強みを持つIT系スタートアップや専門サービス企業が該当します。中部経済産業局や各県の中小企業支援センターを通じて適切なパートナー候補を紹介してもらうことも可能です。
Q多言語化の対象言語に制限はありますか?
ターゲット市場となる外国人観光客の国籍・言語に応じて設定できます。中部地域では中国語(簡体字・繁体字)・英語・韓国語が主要な対象言語となりますが、東南アジア(タイ語・ベトナム語等)向けも対象に含めることが可能です。ターゲット市場と言語設定の根拠を事業計画書に明記することが重要です。
Qデータ分析システムの導入には専門知識が必要ですか?
インバウンドベンチャーが導入・運用支援を担うため、中小事業者がシステムを単独で構築・運用する必要はありません。ベンチャー企業が操作研修・運用マニュアル提供・保守サポートまで含めたサービスとして提供する契約を結ぶことで、中小店舗でも継続的にシステムを活用できる体制が整います。
Q二次締切は一次締切と審査基準が異なりますか?
審査基準は基本的に同一ですが、一次採択事例が公表された後の二次募集では、採択されやすい計画の特徴が把握しやすくなっています。一次採択事例の傾向(ベンチャーの種類・グループ構成・事業内容)を参考に計画をブラッシュアップすることで、二次での採択確率を高めることができます。
Q補助対象経費の証拠書類はどのように保管すれば良いですか?
発注書・契約書・請求書・領収書・振込明細等を経費ごとに整理・保管する必要があります。補助金の検査時に提示できるよう、書類は電子・紙両方でバックアップすることを推奨します。事業完了報告書提出時には全ての経費について証拠書類の提出を求められます。
Q採択後に事業内容を変更することはできますか?
採択後に事業内容・経費構成を変更する場合は、事前に所管の中部経済産業局に変更承認申請を行う必要があります。無断での内容変更は補助金返還の対象となるため、計画変更が生じた場合は速やかに担当者に相談してください。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本補助金は経済産業省系の補助金です。観光庁が実施するインバウンド関連補助金(観光地域づくり法人支援等)や、各県・市町村のインバウンド支援施策と組み合わせることで、より幅広いコストをカバーできる可能性があります。ただし、同一経費への二重計上は禁止されており、申請時に他の補助金との重複状況を申告する必要があります。 愛知県・岐阜県・石川県等では独自の中小企業インバウンド支援事業を実施していることがあるため、本補助金と県単独施策を組み合わせる際は、各県の中小企業支援センターに確認が必要です。 また、IT導入補助金(デジタル化・生産性向上)やものづくり補助金とは、対象経費が異なる場合は同時申請が可能ですが、採択後の事務処理負荷が増すため、経営体力との兼ね合いを慎重に検討してください。補助金の組み合わせにより、インバウンド対応に必要な多言語化・データ化・決済対応の全コストを効率的に確保できる体制構築を目指してください。
詳細説明
補助金の概要
【中部経済産業局】令和元年度「インバウンド需要拡大推進事業(地域消費拡大推進事業)」(二次締切)は、富山・石川・岐阜・愛知・三重の5県に立地する中小小売業・サービス業グループが、インバウンドベンチャーの技術を活用して外国人観光客向けの多言語化対応・データ分析高度化に取り組む費用を支援する補助金です。
なぜ今インバウンド対応が重要か
中部地域は名古屋城・高山古い町並み・白川郷・兼六園・伊勢神宮など国際的知名度が高い観光地を複数有しています。しかし、訪日外国人が実際に立ち寄る地方の中小店舗では、英語・中国語・韓国語等への対応が不十分なケースが多く、消費機会の損失が生じていました。本事業はこのギャップを解消し、地域全体のインバウンド消費を拡大することを目的としています。
グループ×ベンチャー連携の仕組み
- 参加事業者グループ:中小小売業・飲食業・宿泊業・観光体験業等が3者以上でグループを形成
- インバウンドベンチャー:多言語化・店舗データ分析・キャッシュレス決済等の技術を持つIT企業が支援パートナーとして参加
- 共同事業計画:グループ全体で外国人売上増加目標を設定し、ベンチャー技術を導入・活用する計画を作成
対象となる主な取組
- 商品・メニュー・案内の多言語化(英語・中国語・韓国語等)
- 外国人来客のPOSデータ・行動データの収集・分析システム導入
- インバウンド向けキャッシュレス決済・免税対応の整備
- 外国語SNS・訪日メディアを活用したプロモーション
中部地域での活用イメージ
- 富山:能登半島観光ルート上の飲食・土産物店グループが多言語POSを共同導入
- 石川:金沢東茶屋街周辺の中小店舗が中国語・英語対応QRコードメニューを整備
- 岐阜:飛騨高山・白川郷の土産物店グループがWeChat Pay等の中国人向け決済を共同導入
- 愛知:名古屋市内の免税店グループが外国人購買データ分析ツールを活用
- 三重:伊勢神宮周辺の飲食・宿泊事業者グループが多言語予約システムを共同整備
申請情報
二次締切は2020年9月28日。申請窓口は中部経済産業局 流通・サービス産業課商業振興室(名古屋市中区三の丸2-5-2、TEL:052-951-0597)。本事業は既に終了しているため、現在の申請は受け付けていません。同種の支援策として、現行の経済産業省・観光庁のインバウンド関連補助金をご確認ください。
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