【愛知県】2020年度 新あいち創造研究開発補助金
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
補助率・補助額が国内トップクラス
中小企業は補助率2/3以内・上限1億円、大企業は1/2以内・上限2億円と、自治体単独の研究開発支援としては破格の規模です。国の補助金と比較しても遜色ない水準であり、本格的な研究開発プロジェクトに対応できます。トライアル型(上限500万円)を併用すれば、フィージビリティスタディから本格開発まで段階的に支援を受けることも可能です。
成長分野に特化した支援
自動車の電動化・自動運転、航空宇宙、ロボット、AI・IoTなど、今後の成長が見込まれる分野を重点的に支援しています。愛知県の産業戦略と連動しており、採択された研究開発は県の産業ビジョンとの整合性も評価されます。単なる資金援助にとどまらず、県の産業ネットワークを活用した事業化支援も期待できます。
愛知県内実施が条件
研究開発の実施場所が愛知県内であれば、本社所在地を問わず申請可能です。県内の大学・研究機関との共同研究や、県内企業との連携プロジェクトも対象となります。愛知県の充実した試験・研究設備を活用できることも大きなメリットです。
研究開発と実証実験の両方に対応
基礎的な研究開発だけでなく、実証実験も補助対象に含まれます。特に製造業の現場での実証が求められるプロジェクトでは、愛知県の産業集積を活かした実証環境が整っている点が強みです。
ポイント
対象者・申請資格
企業規模別
- 中小企業者(中小企業基本法に定める中小企業者)
- 大企業(中小企業以外の企業)
- 中小企業と大企業の共同申請も可能
実施場所要件
- 研究開発・実証実験の実施場所が愛知県内であること
- 本社所在地は問わない(県外企業も申請可能)
研究分野要件
- 今後の成長が見込まれる分野であること
- 愛知県のモノづくり産業の高付加価値化に資するもの
- 自動車電動化、航空宇宙、ロボット、AI・IoT等が重点分野
ポイント
あなたは対象?かんたん診断
7問の質問に答えるだけで、この補助金の対象かどうかを簡易診断できます。
申請ガイド
ステップ1:事前準備と相談
愛知県経済産業局産業部産業科学技術課に事前相談を行い、申請内容の方向性を確認します。研究開発計画の概要、予算規模、実施体制について意見交換することで、採択可能性を高められます。
ステップ2:申請書類の作成
研究開発計画書、経費明細書、企業概要書等の必要書類を作成します。研究の新規性・独自性、事業化の見込み、愛知県経済への波及効果を具体的に記載することが重要です。
ステップ3:電子申請
jGrants(電子申請システム)から申請を行います。GビズIDプライムアカウントが必要となるため、未取得の場合は2〜3週間前に取得手続きを開始してください。
ステップ4:審査・採択
外部有識者による審査委員会で、技術的新規性、事業化可能性、経済波及効果等が評価されます。必要に応じてヒアリング審査が実施されます。
ステップ5:交付決定・事業実施
採択後、交付申請を経て事業を開始します。中間報告・成果報告が求められ、事業終了後に実績に基づいて補助金が交付されます。
ポイント
審査と成功のコツ
研究の新規性を明確に
事業化ロードマップの具体性
県内連携体制の構築
知的財産戦略の明確化
ポイント
対象経費
対象となる経費
原材料・消耗品費(4件)
- 研究開発に直接必要な原材料
- 試作品製造に必要な部品・素材
- 実験用消耗品
- 試薬・薬品
機械装置・工具器具費(4件)
- 研究開発に直接必要な機械装置の購入・リース
- 計測機器・分析装置
- 試作用工具・金型
- ソフトウェアライセンス
外注加工費(3件)
- 試作品の外注加工
- 特殊な加工・処理の委託
- データ分析・解析の外部委託
技術指導費(3件)
- 専門家・技術アドバイザーへの謝金
- 大学教員等への技術指導料
- コンサルティング費用
旅費・交通費(3件)
- 研究開発に直接必要な出張旅費
- 共同研究先との打合せ旅費
- 学会・展示会参加費
対象外の経費
対象外の経費一覧(8件)
- 土地・建物の取得費
- 汎用性のあるパソコン・タブレット等の購入費
- 人件費(自社従業員の給与)
- 間接経費(光熱水費・通信費等)
- 補助事業期間外に発生した経費
- 他の補助金と重複する経費
- 飲食・接待に係る経費
- 消費税及び地方消費税
よくある質問
Q愛知県外に本社がある企業でも申請できますか?
はい、申請可能です。本補助金の要件は「研究開発の実施場所が愛知県内であること」であり、企業の本社所在地は問いません。県外企業が愛知県内の拠点や連携先で研究開発を行う場合も対象となります。ただし、愛知県内での研究開発活動の実態が求められるため、形式的に県内で実施しているだけでは認められません。具体的には、研究施設・設備が県内にあること、研究従事者が県内で活動していることなどが確認されます。
Qトライアル型と通常型の違いは何ですか?
トライアル型は補助上限500万円で、研究開発の初期段階における可能性調査や小規模な試作に適しています。通常型は中小企業1億円・大企業2億円と大規模な研究開発に対応しています。トライアル型で採択された成果をもとに、翌年度以降に通常型で再申請するという段階的な活用も可能です。初めて研究開発補助金を利用する企業には、まずトライアル型からの挑戦をお勧めします。
Q他の国の補助金と併用できますか?
同一テーマの同一経費について、国の補助金との重複受給はできません。ただし、研究のフェーズや対象経費が明確に異なる場合は併用できる可能性があります。例えば、本補助金で基礎的な研究開発を行い、国の補助金で事業化・量産化を支援するといった使い分けは認められる場合があります。個別のケースについては、事前に県の担当窓口に確認してください。
Q申請に必要な準備期間はどのくらいですか?
申請書類の作成に2〜4週間、GビズIDプライムアカウントの取得に2〜3週間が目安です。公募開始から締切までの期間は例年1ヶ月程度のため、公募開始前から研究開発計画の骨子を準備しておくことが重要です。また、事前に県の担当課に相談しておくことで、申請内容の方向性を確認でき、効率的に準備を進められます。
Q補助金はいつ受け取れますか?
補助金は精算払い方式のため、事業完了後に実績報告書を提出し、審査を経てから交付されます。事業期間中は企業側で経費を立て替える必要があります。概ね事業完了後2〜3ヶ月程度で入金されますが、年度末に事業が完了する場合は翌年度に入金となることもあります。資金繰りに不安がある場合は、県の制度融資の活用を検討してください。
Q共同研究の場合、申請はどうなりますか?
共同研究の場合は、代表企業が一括して申請を行います。参加企業間の役割分担、経費の配分、知的財産権の帰属について事前に合意書を作成しておく必要があります。大学や公設試験研究機関との共同研究も対象となり、この場合は企業側が申請者となります。連携先の信頼性や研究体制の充実度は審査でプラスに評価されます。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
新あいち創造研究開発補助金は、同一の研究開発テーマについて国の補助金(ものづくり補助金、事業再構築補助金等)との併用はできません。ただし、研究開発のフェーズが異なる場合(例:本補助金で基礎研究、国の補助金で事業化)は認められる場合があります。事前に県の担当窓口に確認することを強くお勧めします。 他の愛知県の補助制度との関係では、知の拠点あいち重点研究プロジェクトや、あいちロボット産業クラスター推進協議会の支援事業とは補助対象経費の重複がない範囲で併用が可能な場合があります。また、県の制度融資(愛知県中小企業向け融資制度)を活用して自己負担分の資金を調達することも検討に値します。 トライアル型で採択された後、研究が進展した段階で本格型に再申請するという段階的活用も有効な戦略です。この場合、トライアル型の成果を本格型の申請に活かすことで採択可能性が高まります。
詳細説明
新あいち創造研究開発補助金の概要
新あいち創造研究開発補助金は、愛知県が産業競争力の強化を目的に実施する研究開発支援制度です。今後の成長が見込まれる分野において、企業が行う研究開発や実証実験に対して手厚い補助を行うことで、愛知県における付加価値の高いモノづくりの維持・拡大を目指しています。
補助内容の詳細
本補助金は企業規模に応じて2つの区分が設けられています。
- 中小企業:補助率2/3以内、補助上限額1億円(トライアル型は500万円)
- 大企業:補助率1/2以内、補助上限額2億円
トライアル型は研究開発の初期段階における可能性調査(フィージビリティスタディ)や小規模な試作に適しており、本格的な研究開発に先立って技術的な実現可能性を検証する用途に活用できます。
対象となる研究分野
自動車産業を中心とする愛知県の産業構造を反映し、以下の分野が重点的に支援されています。
- 自動車の電動化・自動運転技術
- 航空宇宙産業関連技術
- ロボット技術(産業用・サービス用)
- AI・IoT・ビッグデータ活用技術
- 新素材・新材料の開発
- 環境・エネルギー関連技術
申請から交付までの流れ
申請はjGrants(電子申請システム)を通じて行います。審査は外部有識者で構成される審査委員会により、技術的新規性、事業化の見込み、愛知県経済への波及効果などの観点から評価されます。
事業期間は原則として当該年度内(交付決定日〜翌年3月末)ですが、研究の性質上複数年度にわたる場合は事前に相談が可能です。補助金は事業完了後の精算払いとなるため、事業期間中の資金繰りについても事前に計画しておく必要があります。
愛知県の研究開発支援体制
愛知県は本補助金以外にも、あいち産業科学技術総合センターによる技術相談、知の拠点あいちにおける産学官連携支援、産業技術総合試験所の設備利用など、研究開発を総合的にサポートする体制を整えています。これらの支援機能と本補助金を組み合わせることで、研究開発の効率化と成果の最大化が期待できます。
関連書類・リンク
北海道の給付金・支援金もチェック
子育て・医療・住宅など、北海道で受けられる給付金を探せます。
北海道の給付金一覧を見る →