募集終了全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約60

「地域内エコシステム」技術開発・実証事業

基本情報

補助金額
金額未定
募集期間
2020-02-03 〜 2020-03-09
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業 / 林業 / 鉱業 / 採石業 / 砂利採取業 / 運輸業 / 郵便業 / 卸売業 / 小売業 / 金融業 / 保険業 / 不動産業 / 物品賃貸業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業 / 教育 / 学習支援業 / 医療 / 福祉
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / イベント・事業運営支援がほしい / 事業を引き継ぎたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 人材育成を行いたい / 資金繰りを改善したい / 雇用・職場環境を改善したい / 災害(自然災害 / 感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい / 教育・子育て・少子化支援がほしい / スポーツ・文化支援がほしい

この補助金のまとめ

「地域内エコシステム」技術開発・実証事業は、林野庁が推進する木質バイオマスのエネルギー利用促進施策です。再生可能エネルギー固定価格買取制度の開始以降、大規模バイオマス発電の増加に伴い燃料材の輸入依存や流通コスト増大が課題となっています。本事業では、地域の森林資源を地域内で持続的にエネルギー活用する「地域内エコシステム」の構築を目指し、小規模な熱利用・熱電併給システムの技術開発・改良・実証を支援します。検討委員会の設置から試作装置の設計・製作・改良、実証試験まで一貫して取り組むことができ、地域の林業振興とエネルギー自給率向上の両立を図る事業者にとって重要な支援制度です。

この補助金の特徴

1

地域完結型のエネルギー活用支援

本事業の最大の特徴は、大規模発電ではなく地域内で完結する小規模な熱利用・熱電併給に焦点を当てている点です。地域の森林資源を域内で循環させることで、燃料の外部依存を減らし、林業と地域エネルギーの好循環を生み出すことを目指しています。

2

技術開発から実証まで一貫支援

試作装置の設計・製作・改良から実証試験・分析まで、技術開発の全工程を一つの事業で支援します。段階的に別の補助金を探す必要がなく、研究開発のPDCAサイクルを効率的に回すことができます。

3

有識者委員会による専門的指導

事業実施にあたり、技術開発・改良・実証の内容に知見を有する有識者等から成る検討委員会が設置され、専門的な指導・助言を受けられます。これにより技術的な課題の早期発見・解決が期待できます。

4

全国対象の広域事業

北海道から沖縄まで全国が対象地域であり、森林資源を有する地域であれば場所を問わず応募可能です。地域の実情に合わせた独自のエコシステムモデルを開発できます。

ポイント

本事業は単なる設備導入支援ではなく、地域の森林資源活用の仕組みそのものを構築する「システム開発型」の支援制度です。補助金終了後も持続可能なビジネスモデルを志向する事業者に適しており、検討委員会の知見を活用して技術的リスクを低減できる点がコンサルタント目線で特に評価できるポイントです。

対象者・申請資格

事業実施主体

  • 森林資源のエネルギー利用に関する技術開発・改良・実証を行う事業者
  • 地域の関係者と連携して「地域内エコシステム」の構築に取り組む団体
  • 林業事業体、バイオマス関連企業、研究機関等

対象となる技術分野

  • 木質バイオマスの小規模な熱利用システム
  • 熱電併給(コージェネレーション)システム
  • 森林資源の流通・加工に関する技術改良

地域要件

  • 全国が対象(北海道から沖縄まで)
  • 地域の森林資源を活用する事業であること
  • 「地域内エコシステム」技術開発等支援事業の検討委員会の指導・助言を受けること

ポイント

本事業は技術開発・実証を主目的とするため、既存技術の単純な導入は対象外となる可能性が高いです。応募にあたっては「新規性」「改良点」を明確にし、検討委員会の指導を受ける体制を事前に構築しておくことが採択率向上のカギとなります。

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申請ガイド

1

ステップ1:事業計画の策定

事業の目的、技術開発・改良の内容、期待される効果を具体的に記載した事業計画書を作成します。地域の森林資源量や既存のエネルギー利用状況の調査データを盛り込むと説得力が増します。

2

ステップ2:検討委員会との連携体制構築

「地域内エコシステム」技術開発等支援事業で設置される検討委員会との連携体制を整えます。有識者の指導・助言を受ける具体的なスケジュールも計画に含めます。

3

ステップ3:公募要領の確認・申請書類の準備

林野庁の公募要領を確認し、必要書類(事業計画書、収支予算書、実施体制図等)を準備します。

4

ステップ4:申請・審査

所定の方法で申請書類を提出します。審査では技術的な実現可能性、地域への波及効果、事業終了後の持続可能性が重視されます。

5

ステップ5:採択後の事業実施・報告

採択後は計画に基づき、試作装置の設計・製作・改良、実証試験・分析を実施し、事業報告書を作成・提出します。

ポイント

申請書では「地域内で完結するエネルギー循環の仕組み」を具体的に描くことが重要です。単なる技術開発ではなく、担い手確保から発電・熱利用に至る一連の流れを示し、地域の林業振興・雇用創出との相乗効果を数値で示せると採択率が大幅に向上します。

審査と成功のコツ

地域ステークホルダーとの連携強化
林業事業体、自治体、地域のエネルギー事業者など、関係者との連携体制を事前に構築しておくことが成功の鍵です。検討委員会の指導を最大限活用し、技術的課題だけでなく事業化に向けた課題も早期に洗い出しましょう。
既存事例の徹底調査
全国で先行する「地域内エコシステム」の事例を調査し、成功要因と課題を分析することで、自地域に適した技術開発の方向性を明確にできます。林野庁の報告書や先行採択事業の成果を参考にしましょう。
事業終了後の持続可能性設計
補助事業終了後も自立的に運営できるビジネスモデルを事業計画段階から設計することが重要です。燃料の安定供給体制、熱の販売先確保、運営コストの試算を具体的に行いましょう。
段階的な技術開発アプローチ
一度に完成形を目指すのではなく、試作→実証→改良のサイクルを計画的に回す設計が評価されます。各段階での成果指標を明確に設定し、中間評価にも対応できる体制を整えましょう。

ポイント

本事業で最も重要なのは「技術の完成」よりも「地域で持続する仕組みの構築」です。技術的な成果はもちろん、事業終了後に地域の誰が・どのように運営するかまで見据えた計画が、審査でも高く評価されます。検討委員会の知見を積極的に活用し、技術と事業の両面で実現可能性を高めましょう。

対象経費

対象となる経費

試作装置関連費(4件)
  • 試作装置の設計費
  • 試作装置の製作費
  • 試作装置の改良費
  • 装置の材料・部品費
実証試験費(3件)
  • 実証試験の実施費
  • 分析・測定費
  • データ収集・処理費
検討委員会運営費(4件)
  • 委員謝金
  • 委員旅費
  • 会議室借料
  • 資料印刷費
調査・報告書作成費(3件)
  • 先行事例調査費
  • 事業報告書作成費
  • 成果とりまとめ費
その他事業実施費(3件)
  • 消耗品費
  • 通信運搬費
  • 保険料

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • 土地の取得費
  • 建物の建設・購入費(試作装置の設置に必要な簡易な基礎工事を除く)
  • 一般管理費・間接経費のうち事業に直接関係しない経費
  • 飲食費・接待費
  • 事業実施主体の人件費(専従者を除く)
  • 他の補助金で措置される経費

よくある質問

Q「地域内エコシステム」とは具体的にどのような仕組みですか?
A

「地域内エコシステム」とは、地域の関係者(林業事業体、自治体、エネルギー事業者等)が連携し、熱利用または熱電併給により森林資源を地域内で持続的に活用する仕組みのことです。大規模な発電所に燃料を供給するのではなく、地域内の施設や住宅への熱供給、小規模な熱電併給など、地域で生産・消費が完結するモデルを指します。担い手確保から森林資源の収集・運搬、エネルギー変換、利用まで一貫した地域内循環を目指しています。

Q大規模バイオマス発電の技術開発も対象になりますか?
A

本事業は「小規模な熱利用や熱電併給等」を対象としており、大規模バイオマス発電の技術開発は対象外です。むしろ大規模発電による燃料輸入依存や流通コスト増大といった課題を解決するために、地域内で完結する小規模なエネルギー利用システムの開発を目的としています。出力規模の目安については公募要領で確認してください。

Q検討委員会の指導・助言は必須ですか?
A

はい、必須です。事業実施にあたり、「地域内エコシステム」技術開発等支援事業により設置される検討委員会の指導・助言を受ける必要があります。検討委員会は技術開発・改良・実証の内容に関する知見を有する有識者等で構成されており、技術的な課題の解決や事業の方向性に関する専門的なアドバイスを受けることができます。

Qどのような組織が申請できますか?
A

公募要領に定められた要件を満たす事業者が対象です。一般的には、林業関連企業、バイオマスエネルギー関連企業、研究機関、地方自治体、NPO法人等が想定されます。複数の地域関係者が連携して実施する体制が求められるため、単独の企業だけでなく、コンソーシアム形式での申請も可能です。詳細は林野庁の公募要領をご確認ください。

Q事業期間はどのくらいですか?
A

事業期間は公募要領に定められた期間となります。一般的に、技術開発・実証事業は単年度または複数年度にわたって実施されます。試作装置の設計・製作・改良から実証試験・分析、事業報告書の作成まで一連の工程を計画的に実施する必要があるため、十分な事業期間を確保した計画策定が重要です。

Q補助率や補助上限額はいくらですか?
A

本事業の補助率・補助上限額は公募要領に定められています。jGrantsの公開情報では具体的な金額が明示されていないため、最新の公募要領で確認してください。なお、予算の都合等により補助金額が調整される場合もあります。林野庁木材利用課(03-6744-2297)に直接問い合わせることで、最新の条件を確認できます。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は林野庁の「地域内エコシステム」関連施策の一環として位置づけられており、同じ経費に対する他の国庫補助金との併用は原則として認められません。ただし、異なる経費区分であれば、他の補助制度と組み合わせた活用が可能な場合があります。例えば、本事業で技術開発・実証を行った後、実用化段階で経済産業省の「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金」や環境省の関連補助金を活用するなど、段階的な制度活用が有効です。また、地方自治体独自のバイオマス関連補助金と組み合わせることで、事業化に向けた追加的な支援を受けられる可能性もあります。申請前に林野庁の担当部署に確認し、補助金の重複がないよう注意しましょう。

詳細説明

「地域内エコシステム」技術開発・実証事業とは

本事業は、林野庁が推進する地域の森林資源を域内で持続的にエネルギー活用する仕組み(地域内エコシステム)の構築に向けた技術開発・実証を支援する制度です。

再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)の開始以降、大規模木質バイオマス発電施設が増加する一方で、燃料材の輸入依存や流通・製造コストの増大が深刻な課題となっています。本事業は、こうした課題に対し、大規模発電ではなく小規模な熱利用・熱電併給に焦点を当て、地域内で森林資源を循環させるモデルの開発を推進します。

支援内容の詳細

  • 検討委員会の設置・運営:技術開発・改良・実証の内容に関する知見を有する有識者等から成る検討委員会を設置し、専門的指導を受けます
  • 試作装置の設計・製作・改良:木質バイオマスのエネルギー利用に必要な装置のプロトタイプ開発を行います
  • 実証試験・分析:試作装置の稼働実証を行い、性能データの収集・分析を実施します
  • 事業報告書の作成:成果をとりまとめ、他地域への展開可能性を含めた報告書を作成します

対象地域と申請先

全国が対象地域です。申請・問い合わせ先は林野庁林政部木材利用課 木質バイオマス推進班(電話:03-6744-2297)となります。

事業実施上の注意点

事業実施にあたっては、「地域内エコシステム」技術開発等支援事業により設置される検討委員会の指導・助言を受けることが必須です。この検討委員会との連携体制の構築が、採択に向けた重要なポイントとなります。

期待される成果

本事業を通じて開発・実証された技術は、全国の森林資源を有する地域への展開が期待されます。地域の林業振興、雇用創出、エネルギー自給率の向上に寄与し、地域経済の活性化と脱炭素社会の実現に貢献する重要な取組です。

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