募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約90

令和3年度補正廃プラスチックの資源循環高度化事業費補助金(令和4年度3次公募)

基本情報

補助金額
44.9億円
補助率: 1/2以内、または1/3以内(公募要領参照)
0円44.9億円
募集期間
2022-08-26 〜 2022-09-26
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業 / 林業 / 鉱業 / 採石業 / 砂利採取業 / 運輸業 / 郵便業 / 卸売業 / 小売業 / 金融業 / 保険業 / 不動産業 / 物品賃貸業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業 / 教育 / 学習支援業 / 医療 / 福祉
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / イベント・事業運営支援がほしい / 事業を引き継ぎたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 人材育成を行いたい / 資金繰りを改善したい / 雇用・職場環境を改善したい / 災害(自然災害 / 感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい / 教育・子育て・少子化支援がほしい / スポーツ・文化支援がほしい

この補助金のまとめ

本補助金は、令和3年に施行された「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(プラ資源循環法)」に基づき、廃プラスチックの高度な資源循環を実現するために必要な機器・設備導入を支援する大型補助制度です(令和4年度3次公募)。補助率は事業類型により1/2以内または1/3以内、補助上限は約44.9億円という国内最大級の環境補助金の一つです。対象は3つの段階に分かれており、①プラスチック製品の環境配慮設計に取り組む製造段階、②ワンウェイプラスチック(使い捨てプラ12品目)の使用合理化に取り組む提供段階、③廃プラのケミカルリサイクルまたはマテリアルリサイクルの高度化に取り組むリサイクル段階です。全業種の法人および個人事業主が対象で、プラスチック資源循環に真剣に取り組む事業者に大きな事業機会を提供します。CO2削減量の定量的根拠の明示と事業完了後の実績報告が義務付けられています。

この補助金の特徴

1

プラ資源循環法に基づく法的裏付けのある補助制度

単なる省エネ・環境補助金ではなく、令和3年施行のプラ資源循環法に基づく法的根拠を持つ制度です。同法に基づく設計指針への適合が補助条件の一つであり、法律に準拠した真剣な取組への支援という性格を持ちます。

2

補助上限44.9億円という大型補助金

ケミカルリサイクル・マテリアルリサイクル等の大規模なリサイクル設備投資に対応した国内有数の大型補助金です。プラント建設規模の投資を検討する大企業・中堅企業にとって特に重要な補助制度です。

3

3段階の取組ステージに対応

設計・製造段階(環境配慮設計)、提供段階(ワンウェイプラ使用合理化)、排出・回収・リサイクル段階(ケミカル・マテリアルリサイクル)という3つのサプライチェーンの段階それぞれを支援対象とし、企業のポジションに応じた活用が可能です。

4

CO2削減量の定量的証明が必須

申請時にCO2削減量の算出根拠(算出過程を含む)の明示が義務付けられており、事業完了後も実績報告が必要です。環境効果の定量的な評価・管理能力が申請・採択の前提条件となります。

ポイント

本補助金の核心は「プラ資源循環法の遵守と環境効果の定量化」です。法律に定める設計指針への適合とCO2削減量の厳格な算定が求められるため、環境コンサルタントや専門設備メーカーとの連携が不可欠です。補助額が大きい分、申請書の技術的精度への要求水準も高く、早期からの専門家関与が採択への近道です。

対象者・申請資格

申請主体

  • 全業種の法人(株式会社・合同会社・一般社団法人等)
  • 個人事業主

基本要件

  • 日本に拠点を有していること
  • 事業を的確に遂行する組織・人員を有していること
  • 事業遂行に必要な経営基盤と資金管理能力を有していること
  • 経済産業省からの補助金交付等停止措置または指名停止措置を受けていないこと

事業類型別の技術・法的要件

  • (1)設計・製造段階:プラスチック使用製品設計指針(令和4年内閣府等告示第一号)に適合した製品であること
  • (2)ワンウェイプラ段階:プラ資源循環法施行令第5条に規定する12品目(スプーン・ストロー・マドラー等)に限定
  • (3)リサイクル段階:高度選別技術 かつ ケミカルリサイクル(基礎化学品へ)またはマテリアルリサイクル(高物性再生材へ)に限定

除外される取組

  • プラ資源循環法の対象外となる設備・機器の導入
  • (3)リサイクル段階においてサーマルリサイクル(熱回収)のみを目的とする取組
  • CO2削減効果が見込めない取組

ポイント

リサイクル段階の補助は「ケミカルリサイクル」または「高物性再生材へのマテリアルリサイクル」に限定されており、サーマルリサイクル(燃料化・熱回収)は対象外です。また、ワンウェイプラ段階は法令で定める12品目に限定されるため、自社製品が該当するかの確認が必須です。

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申請ガイド

1

ステップ1: 事業類型の特定

自社の取組が(1)設計・製造、(2)ワンウェイプラ提供、(3)リサイクルのどの段階に該当するかを特定します。複数の段階にまたがる場合も整理します。

2

ステップ2: 法的適合性の確認

対象事業類型に応じた法的要件(設計指針適合・12品目該当・リサイクル技術区分)を確認します。必要に応じて弁護士・環境コンサルタントと連携します。

3

ステップ3: CO2削減量の算出

補助対象設備の導入によるCO2削減量を、算出過程も含めて定量的に算出します。環境省の排出係数・業界標準の計算手法を用いた根拠を整備します。

4

ステップ4: 申請書類・提案書の作成

様式1(申請書)・様式2(提案書)・その他必要添付資料を作成します。提案書には事業の必要性・実施体制・費用積算・CO2削減根拠を詳細に記載します。

5

ステップ5: jGrantsでの電子申請と紙媒体提出

jGrantsで電子申請を行うと同時に、申請書類一式の冊子を2部作成し、1部を一般社団法人日本有機資源協会(東京都中央区)に郵送または持参(9月26日17:00必着)します。締切はjGrants・紙媒体ともに令和4年9月26日です。

ポイント

本事業は電子申請(jGrants)と紙媒体(2部作成・1部提出)の並行提出が義務付けられています。紙媒体の提出締切は9月26日(月)17:00必着であり、郵送の場合は余裕をもって発送してください。申請に関する説明動画は9月上旬に日本有機資源協会のウェブサイトに掲載予定でした。

審査と成功のコツ

CO2削減効果の算出精度を高める
審査において最も重要視されるのはCO2削減量の根拠の妥当性です。業界標準の計算方法・排出係数を用い、算出過程を丁寧に記述した資料を準備してください。第三者機関(環境コンサルタント等)によるレビューを受けた計算書は信頼性を高めます。
プラ資源循環法との整合性の明示
申請事業がプラ資源循環法のどの条項・指針に基づくものかを明確に示してください。法律への言及と事業の法的位置づけの明確化は、審査委員への説明力を高めます。
既存設備との差分と高度化の根拠
「高度な資源循環」への補助であるため、既存の設備・技術との比較で何がどのように「高度化」するかを定量的に示すことが重要です。リサイクル率・不純物除去率・再生材品質等の向上度を数値で示してください。
設備の実現可能性と調達計画
特に大規模設備の場合、設備の製造・調達・設置工程が補助事業期間内に完了する見込みを示す必要があります。メーカーとの見積書・納期確認書類を申請時に準備しておきましょう。

ポイント

CO2削減量の算出根拠は採択後の交付決定と事業完了後の実績報告にまで一貫して問われます。申請時の試算値と実績値が大きく乖離した場合、補助金返還のリスクがあります。保守的かつ根拠の明確な試算値で申請し、実績がそれを上回る形を目指すことを推奨します。

対象経費

対象となる経費

設計費(2件)
  • 環境配慮設計に係る設計費用
  • リサイクルシステムの設計費用
設備費(5件)
  • 環境配慮設計製品の製造設備
  • ワンウェイプラの代替素材製造設備
  • 廃プラ高度選別設備(AI選別・近赤外線選別等)
  • ケミカルリサイクル設備(熱分解炉・ガス化炉等)
  • マテリアルリサイクル設備(高品質再生材製造ライン等)
工事費(3件)
  • 設備設置・据付工事費
  • 既存設備の改修・撤去工事費
  • ユーティリティ接続工事費(配管・電気等)
その他(1件)
  • 補助事業に直接関連する諸経費(公募要領で確認)

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • プラ資源循環法の対象外となる設備・機器の取得費
  • サーマルリサイクル(熱回収・燃料化)のみを目的とする設備費
  • 土地・建物の取得費
  • 補助対象期間外に発生した経費
  • CO2削減効果が見込めない汎用的な設備の購入費
  • 通常の事業運営に係る人件費・管理費(補助事業に直接従事しない部分)
  • ワンウェイプラ段階においてプラ資源循環法施行令第5条の12品目以外を対象とする設備費

よくある質問

Q補助率が1/2と1/3で異なるのはなぜですか?
A

補助率は事業の類型・規模・申請者の属性等によって異なります。具体的な補助率の適用区分については公募要領に詳細が規定されています。一般的に、中小企業が実施する事業や革新性の高い実証事業には高い補助率が適用される場合があります。申請前に公募要領で自社の事業に適用される補助率を確認してください。

Qケミカルリサイクルとマテリアルリサイクルの違いを教えてください。
A

ケミカルリサイクルは廃プラを化学反応(熱分解・ガス化・解重合等)によって基礎化学品(エチレン・プロピレン等のモノマーや燃料油)に戻す技術です。マテリアルリサイクルは廃プラを溶融・成型等の物理的処理で再生プラスチック材料にする技術です。本補助金でのマテリアルリサイクルは「高物性再生材」(バージン材に近い品質)への再生に限定されており、低品質なダウンサイクルは対象外です。

Q個人事業主でも申請できますか?
A

本事業の応募資格は「次の要件を満たす全業種の法人及び個人事業主」とされており、個人事業主も申請対象に含まれます。ただし、補助上限が約44.9億円という大型補助金であり、実際に補助金を活用できる規模の設備投資が前提となります。個人事業主として申請する場合でも、事業を的確に遂行する体制・経営基盤の証明が必要です。

Qワンウェイプラスチックの12品目とは何ですか?
A

プラ資源循環法施行令第5条に規定する12品目は、飲食料品の提供等の際に消費者に無償で提供される使い捨てプラスチック製品です。具体的には、スプーン・フォーク・ナイフ・マドラー・ストロー等が含まれます(施行令で詳細を確認してください)。飲食店・コンビニエンスストア・テイクアウト食品提供事業者等が主な関係業種です。

Q申請から補助金受取までどれくらいかかりますか?
A

一般的な流れとして、公募締切(9月26日)→審査(数週間〜数ヶ月)→採択通知→交付申請→交付決定→事業実施→実績報告→補助金交付という手順を踏みます。大型補助金のため審査・手続きに時間がかかる場合があり、申請から補助金受取まで半年〜1年以上を要する可能性があります。設備の発注・工事は交付決定後に行うことが原則のため、スケジュール計画を事前に整理してください。

QCO2削減量の算出に公式の計算ツールはありますか?
A

環境省・経済産業省が公表しているCO2排出係数や業界団体の算定ガイドライン、LCAソフトウェア等を活用することが一般的です。本事業の公募要領にCO2削減量算出の考え方・要求事項が記載されている場合がありますので、まず公募要領を確認してください。専門的な計算が必要な場合は環境コンサルタントへの相談を推奨します。

Q実証実験段階の技術でも申請できますか?
A

本事業は「高度な資源循環の自律的取組への移行を実現する」ことを目的としており、実証段階の先進技術の設備投資も支援対象となります。ただし、申請する技術の実現可能性と商業化への道筋を説得力を持って示すことが審査通過の条件となります。全く未実証の技術よりも、小規模実証実績があり、本補助金でスケールアップを図る計画の方が採択されやすい傾向があります。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金(廃プラスチック資源循環高度化事業)は環境省・経済産業省が連携する大型の環境系補助事業です。他の補助金との組み合わせについては以下に注意してください。同一設備への二重補助は禁止されており、例えば省エネルギー投資促進支援事業費補助金(省エネ補助金)や脱炭素化支援機構(JICN)による出資等との経費重複に注意が必要です。ただし、本補助金の対象外となる設備(例:工場の附帯設備、IT管理システム等)については、IT導入補助金や設備投資促進税制(カーボンニュートラル投資促進税制)との組み合わせが可能な場合があります。また、大規模なリサイクル設備投資に対しては、民間金融機関のグリーンローンや政策投資銀行(DBJ)の環境格付融資との組み合わせによる資金調達の多様化も有効です。J-クレジット制度への登録によりCO2削減量をクレジット化して収益化する仕組みも補助事業と並行して検討できます。具体的な併用可否は日本有機資源協会事務局(TEL:03-3297-5618)にご確認ください。

詳細説明

プラスチック資源循環法の制定と本補助金の位置づけ

令和3年(2021年)に「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(プラ資源循環法)」が施行され、プラスチックのライフサイクル全体における資源循環が法的に推進されることとなりました。本補助金はこの法律に基づき、民間企業が廃プラスチックの高度な資源循環に必要な設備投資を行う際の費用を支援するものです。

3つの補助対象事業類型

(1)プラスチック使用製品の設計・製造段階

プラ資源循環法に基づく「プラスチック使用製品設計指針」に適合した製品の設計・製造を行うための設備投資を支援します。リサイクルしやすい素材選択・構造設計・表示の統一化等に取り組む製造業者が主な対象です。

(2)ワンウェイプラスチックの製造・提供段階

プラ資源循環法施行令第5条に規定する12品目(スプーン、フォーク、ナイフ、マドラー、ストロー、マドラースティック等)の使用合理化に取り組む企業の設備投資・実証を支援します。代替素材への移行・提供方法の変更等の実証も対象です。

(3)廃プラスチックの排出・回収・リサイクル段階

以下の高度なリサイクル技術の実証に必要な設備投資を支援します。

  • ケミカルリサイクル:廃プラを化学的に分解し、基礎化学品(エチレン・プロピレン等のモノマー)に戻す技術
  • マテリアルリサイクル(高物性再生材):廃プラを物理的に再処理し、バージン材に近い品質の高物性再生材を製造する技術

なお、サーマルリサイクル(廃プラを燃料として熱回収する)は本事業の対象外です。

補助金の主要条件

  • 補助率:1/2以内または1/3以内(事業類型・規模により異なる。公募要領参照)
  • 補助上限額:約44.9億円
  • 公募期間:令和4年8月26日〜9月26日
  • 申請方法:jGrants電子申請 + 紙媒体2部作成(1部日本有機資源協会へ提出)

CO2削減量の証明義務

本事業では申請時に算出過程も含むCO2削減量の根拠の明示が義務付けられています。また、事業完了後に削減量の実績を報告することも求められます。CO2削減効果の定量的な管理体制を事前に整備してください。

申請の注意点

  • jGrants電子申請と紙媒体提出の両方が必要です
  • 紙媒体は2部作成し、1部を日本有機資源協会(東京都中央区)に提出(9月26日17:00必着)
  • 郵送・持参どちらも可能です(郵送は余裕をもって発送)

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