募集終了全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約60

【環境省】Scope3排出量削減のための企業間連携による省CO2設備投資促進事業

基本情報

補助金額
10000000.0億円
0円10000000.0億円
募集期間
2025-01-20 〜 2025-02-12
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業 / 林業 / 鉱業 / 採石業 / 砂利採取業 / 運輸業 / 郵便業 / 卸売業 / 小売業 / 金融業 / 保険業 / 不動産業 / 物品賃貸業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業 / 教育 / 学習支援業 / 医療 / 福祉
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / イベント・事業運営支援がほしい / 事業を引き継ぎたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 人材育成を行いたい / 資金繰りを改善したい / 雇用・職場環境を改善したい / 災害(自然災害 / 感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい / 教育・子育て・少子化支援がほしい / スポーツ・文化支援がほしい

この補助金のまとめ

Scope3排出量(サプライチェーン全体の間接排出)の削減は、企業の脱炭素経営において避けて通れない課題です。本事業は、環境省が主導する企業間連携型の省CO2設備投資促進事業で、単独企業では実現困難なサプライチェーン全体の排出量削減を、取引先企業との協働で達成することを目指します。補助対象となるのは、バリューチェーン上の複数企業が連携して実施する省CO2設備の導入事業です。SBT(Science Based Targets)やTCFD対応を進める企業にとって、Scope3削減の具体的手段として活用できる点が最大の魅力です。申請にあたっては、連携する企業間のCO2削減効果を定量的に示す計画が必要となります。

この補助金の特徴

1

企業間連携によるScope3削減

サプライチェーン上の取引先企業と連携し、バリューチェーン全体でのCO2排出量削減を実現する国内初の本格的支援制度です。自社のScope1・2だけでなく、Scope3削減に取り組む企業にとって画期的な補助金です。

2

省CO2設備投資への直接補助

連携企業間で導入する省エネ・省CO2設備への投資費用が補助対象となります。高効率ボイラー、ヒートポンプ、LED照明、高効率空調など、CO2削減効果の高い設備更新を支援します。

3

SBT・TCFD対応の加速

国際的な脱炭素基準であるSBTやTCFD提言への対応を進める企業にとって、Scope3削減の実績づくりに直結します。投資家・取引先からのESG評価向上にもつながります。

4

全国対応・業種横断

全国47都道府県が対象エリアで、製造業からサービス業まで幅広い業種の企業が申請可能です。サプライチェーンが複数地域にまたがるケースにも対応しています。

ポイント

本事業の最大の特徴は、これまで個社単位の対策に留まりがちだったCO2削減を、サプライチェーン全体の視点で推進できる点です。Scope3削減は今後の企業評価において不可避のテーマであり、本事業を活用した先行的取り組みが競争優位につながるでしょう。

対象者・申請資格

対象事業者

  • 国内に事業所を有する法人であること
  • サプライチェーン上の取引関係にある複数企業で連携して申請すること
  • CO2排出量の算定・報告ができる体制を有すること

対象事業

  • 連携企業間での省CO2設備導入事業であること
  • Scope3排出量の削減効果を定量的に示せること
  • 事業計画においてCO2削減目標と達成手段が明確であること

対象設備

  • 高効率ボイラー、ヒートポンプ等の熱源設備
  • 高効率照明、空調等のエネルギー消費設備
  • エネルギー管理システム(EMS)等の制御設備

ポイント

本事業のポイントは「企業間連携」が必須条件である点です。単独企業での設備更新ではなく、サプライチェーン上の複数企業が協力してCO2削減に取り組む体制構築が求められます。日頃から取引先との環境情報共有を行っている企業が有利です。

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申請ガイド

1

ステップ1:連携パートナーの確保

サプライチェーン上の取引先企業と連携体制を構築します。CO2削減の共通目標を設定し、各社の役割分担を明確にします。

2

ステップ2:CO2排出量の現状把握

連携企業全体のCO2排出量(Scope1・2・3)を算定し、削減ポテンシャルを特定します。

3

ステップ3:事業計画の策定

導入する省CO2設備の選定、CO2削減効果の試算、投資計画を策定します。連携による相乗効果を定量的に示すことが重要です。

4

ステップ4:jGrants経由での電子申請

必要書類を揃え、jGrantsシステムから申請します。ファイルサイズが16MBを超える場合は事前に事務局へ連絡が必要です。

5

ステップ5:採択後の事業実施

交付決定後、計画に基づき設備導入を実施します。進捗管理とCO2削減効果の計測を継続的に行います。

ポイント

申請の最大のハードルは、連携企業間でのCO2削減計画の策定です。各社のScope3排出量を正確に把握し、連携による削減効果を定量的に示す必要があります。環境コンサルタントの活用も視野に入れて早めに準備を開始することをお勧めします。

審査と成功のコツ

連携企業の選定がカギ
サプライチェーン上で最もCO2排出量の多い工程の取引先を優先的にパートナーとして選びましょう。削減インパクトの大きい連携ほど採択可能性が高まります。
定量的なCO2削減計画の作成
感覚的な目標ではなく、具体的な数値に基づく削減計画を策定することが重要です。現状のCO2排出量の正確な把握が出発点です。
国際基準との整合性
SBTやGHGプロトコルなど国際的な基準に沿った排出量算定手法を用いることで、計画の信頼性が向上し、審査でも有利になります。
長期的な連携体制の構築
補助事業期間だけでなく、事業終了後も継続的にCO2削減を推進できる連携体制を計画段階から設計しましょう。

ポイント

採択のカギは「連携の必然性」と「削減効果の定量性」です。なぜ単独ではなく連携で取り組む必要があるのかを明確にし、各社の削減貢献を数値で示せる計画を作成しましょう。環境経営の先進企業としてのブランディングにもつながる事業です。

対象経費

対象となる経費

設備費(5件)
  • 高効率ボイラー
  • ヒートポンプ
  • 高効率空調設備
  • LED照明設備
  • 高効率変圧器
工事費(3件)
  • 設備設置工事費
  • 配管・配線工事費
  • 既存設備撤去費
設計費(2件)
  • 設備導入に係る設計費
  • CO2削減効果シミュレーション費
事務費(3件)
  • 連携体制構築に係る会議費
  • CO2排出量算定費用
  • 申請書類作成支援費
その他(2件)
  • エネルギー管理システム(EMS)導入費
  • 計測・モニタリング機器費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 土地の取得費用
  • 建物の新築・増改築費用(設備設置に直接関係しない部分)
  • 一般管理費・人件費
  • 消費税・地方消費税
  • 自動車等の購入費
  • 既に導入済みの設備に対する経費
  • 他の補助金と重複する経費
  • 飲食費・交際費

よくある質問

QScope3排出量とは何ですか?自社の排出量との違いを教えてください。
A

Scope3排出量とは、GHGプロトコルで定義されるサプライチェーン全体の間接的なCO2排出量です。Scope1が自社の直接排出(工場の燃料燃焼等)、Scope2が購入電力由来の間接排出であるのに対し、Scope3は原材料調達、物流、製品の使用・廃棄など、自社の活動に関連する上流・下流の全排出を含みます。多くの企業ではScope3が総排出量の7割以上を占めるため、本格的な脱炭素化にはScope3への取り組みが不可欠です。

Q連携企業は何社以上必要ですか?
A

本事業では、サプライチェーン上の取引関係にある2社以上の企業による連携が求められます。連携企業数に上限はありませんが、各企業のCO2削減への具体的な貢献が明確であることが重要です。形式的な連携ではなく、実質的にCO2削減効果を生む連携体制を構築してください。

Q中小企業でも申請できますか?
A

はい、中小企業も申請可能です。むしろ大企業のサプライチェーンに参加する中小企業が、大企業との連携で省CO2設備を導入するケースが想定される活用パターンの一つです。サプライチェーンの脱炭素化は大企業主導で進むことが多いため、取引先の大企業と連携した申請は採択可能性が高いと考えられます。

Q申請期間が短いですが、次回公募の予定はありますか?
A

本公募の申請期間は2025年1月20日から2月12日までと約3週間です。次回公募については環境省から正式な発表を待つ必要がありますが、脱炭素関連の予算は年々拡充傾向にあるため、次年度以降も類似の事業が継続される可能性は高いです。環境省のWebサイトやjGrantsの新着情報を定期的にチェックすることをお勧めします。

QGHGプロトコルに基づくCO2排出量の算定が難しいのですが、支援を受けられますか?
A

CO2排出量の算定は専門的な知識が必要ですが、環境省が運営する「グリーン・バリューチェーンプラットフォーム」では、Scope3の算定支援ツールやガイドラインが無料で公開されています。また、SBT認定を取得した企業や環境コンサルタントに支援を依頼することも有効です。中小企業の場合は、連携先の大企業から算定支援を受けられるケースもあります。

Q他の省エネ補助金と併用できますか?
A

同一の設備に対して複数の補助金を受けることはできません。ただし、異なる設備や異なる事業所に対する補助金であれば併用可能な場合があります。経済産業省の省エネルギー投資促進支援事業や先進的省エネルギー投資促進支援事業費補助金など、類似の省エネ補助金との棲み分けについては、申請前に各事務局へ確認することを推奨します。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は環境省所管の補助金であり、同一の設備に対して経済産業省の省エネ補助金(省エネルギー投資促進支援事業等)との併用はできません。ただし、異なる設備や異なる事業所に対する補助金であれば、別制度との併用が可能な場合があります。例えば、連携企業Aの設備を本事業で、連携企業Bの設備を別の省エネ補助金で支援するケースは認められる可能性があります。また、SBT認定取得に向けたコンサルティング費用については、中小企業庁の経営革新等支援機関を通じた支援制度も活用できます。併用を検討する場合は、各補助金の交付要綱を確認し、事務局に事前相談することを強くお勧めします。

詳細説明

Scope3排出量削減のための企業間連携による省CO2設備投資促進事業とは

本事業は、環境省が実施するサプライチェーン全体でのCO2排出量削減を促進する補助金制度です。企業単独では対応が難しいScope3(サプライチェーン全体の間接排出)の削減を、取引先企業との連携によって実現することを目指しています。

制度の背景と目的

パリ協定に基づく2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、企業に求められる脱炭素化の範囲は自社排出(Scope1・2)からサプライチェーン全体の排出(Scope3)へと拡大しています。特に製造業を中心とするサプライチェーンでは、原材料調達から製品の使用・廃棄までの全過程でCO2排出量を管理・削減することが国際的な潮流となっています。

しかし、Scope3排出量の削減は自社の努力だけでは達成できず、サプライチェーン上の取引先企業との協力が不可欠です。本事業は、こうした企業間連携による省CO2設備投資を支援し、日本全体の温室効果ガス削減を加速させることを目的としています。

補助対象事業の詳細

補助対象となるのは、サプライチェーン上の複数企業が連携して実施する省CO2設備の導入事業です。具体的には以下のような取り組みが想定されています。

  • 高効率設備への更新:ボイラー、空調、照明等のエネルギー消費設備を高効率機器に置き換え
  • エネルギー管理の高度化:企業間でのエネルギーデータ共有・最適化システムの導入
  • 再エネ設備の導入:連携企業間での太陽光発電等の再生可能エネルギー設備の導入
  • 熱利用の効率化:排熱回収・利用設備の導入による企業間のエネルギー融通

申請の流れ

申請はjGrants(電子申請システム)を通じて行います。申請にあたっては、連携企業全体のCO2排出量現状値と削減目標、導入設備の仕様と期待される削減効果、事業実施体制と各社の役割分担を記載した事業計画書が必要です。

なお、提出ファイルが16MBを超える場合はjGrantsでの受付ができない可能性があるため、事前に事務局(環境省地球環境局地球温暖化対策課)へ連絡が必要です。

活用のポイント

本事業を効果的に活用するためには、以下の点に留意してください。

  • サプライチェーン上のCO2排出量のホットスポット(排出集中箇所)を特定し、優先的に取り組むこと
  • 連携企業間でのデータ共有体制を事前に構築しておくこと
  • 国際的なGHGプロトコル基準に準拠した排出量算定手法を採用すること
  • 補助事業終了後も継続的に削減活動を行う体制を計画に含めること

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