募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約45

【環境省】業務用建築物の脱炭素改修加速化事業

基本情報

補助金額
10000000.0億円
0円10000000.0億円
募集期間
2025-01-20 〜 2025-02-12
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業 / 林業 / 鉱業 / 採石業 / 砂利採取業 / 運輸業 / 郵便業 / 卸売業 / 小売業 / 金融業 / 保険業 / 不動産業 / 物品賃貸業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業 / 教育 / 学習支援業 / 医療 / 福祉
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / イベント・事業運営支援がほしい / 事業を引き継ぎたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 人材育成を行いたい / 資金繰りを改善したい / 雇用・職場環境を改善したい / 災害(自然災害 / 感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい / 教育・子育て・少子化支援がほしい / スポーツ・文化支援がほしい

この補助金のまとめ

業務用建築物の脱炭素改修加速化事業は、環境省が実施するオフィスビル・商業施設・ホテル等の業務用建築物における脱炭素改修を促進するための補助事業です。既存の業務用建築物のエネルギー消費量は新築に比べて大きく、建替えまでの長期間にわたりCO2排出が継続するという課題があります。本事業では、断熱改修や高効率設備への更新など、建築物全体のエネルギー性能を大幅に向上させる改修工事に対して補助を行います。2050年カーボンニュートラル実現に向け、既存ストックの脱炭素化は喫緊の課題であり、ビルオーナーやテナント企業にとって、環境価値の向上と光熱費削減を同時に実現できる重要な支援制度です。

この補助金の特徴

1

既存建築物の脱炭素化に特化

新築ではなく既存の業務用建築物の改修に焦点を当てた補助事業です。建替えが困難な築年数の経った建物でも、改修によりZEB水準に近い省エネ性能を実現することを目指します。

2

建物全体のエネルギー性能向上を支援

個別設備の更新だけでなく、断熱改修と高効率設備導入を組み合わせた包括的な脱炭素改修を支援します。建物のエネルギー消費量を大幅に削減する統合的アプローチが特徴です。

3

光熱費削減による経済メリット

脱炭素改修により建物のエネルギー消費量が大幅に削減されるため、長期的な光熱費の低減効果が期待できます。補助金による初期投資負担の軽減と、ランニングコスト削減の両面でメリットがあります。

4

不動産価値・環境価値の向上

脱炭素改修を行った建物は、環境認証(CASBEE、BELS等)の取得やグリーンビルディングとしての評価向上につながります。ESG投資やサステナビリティ経営の観点からも不動産価値の向上が見込めます。

5

幅広い業種のビルオーナーが対象

オフィスビル、商業施設、ホテル、病院、学校など、業務用建築物を保有・管理する幅広い業種の事業者が申請可能です。

ポイント

既存建築物の脱炭素改修は、新築ZEBと比較して技術的な難易度が高い反面、日本全体のCO2削減ポテンシャルは圧倒的に大きい領域です。本事業を活用して先行的に改修を実施することで、将来的な規制強化(省エネ基準の段階的引き上げ等)への対応を前倒しでき、不動産の資産価値防衛にもつながります。

対象者・申請資格

申請者の要件

  • 業務用建築物を所有または管理する法人であること
  • 建築物の脱炭素改修を計画していること
  • 改修後のエネルギー性能について所定の基準を満たす計画であること
  • 事業完了後の効果測定・報告に対応できること

対象となる建築物

  • オフィスビル、商業施設、ホテル・旅館
  • 病院、福祉施設、学校等の教育施設
  • 公共施設(地方公共団体が所有するもの)
  • その他業務用途に供する建築物

対象とならない建築物

  • 住宅(戸建て、マンション等の居住用建築物)
  • 新築建築物(既存建築物の改修が対象)
  • 解体予定の建築物

ポイント

申請時に最も重要なのは、改修前後のエネルギー消費量の比較データです。BELS評価やエネルギー診断の結果を事前に取得しておくと、申請書の説得力が格段に高まります。また、テナントビルの場合はテナントとの調整(工事期間中の対応等)も事前に済ませておく必要があります。

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申請ガイド

1

ステップ1:現状のエネルギー性能の把握

対象建築物のエネルギー消費実績を把握し、エネルギー診断を実施します。改修によるCO2削減効果を定量的に見積もるための基礎データを整備してください。

2

ステップ2:改修計画の策定

断熱改修、空調・照明等の高効率設備導入、再生可能エネルギー設備の設置など、建物全体の脱炭素改修計画を策定します。設計事務所やエネルギーコンサルタントと連携し、費用対効果の高い改修メニューを検討してください。

3

ステップ3:jGrants による電子申請

GビズIDプライムアカウントを用いてjGrantsから申請書類を提出します。改修計画書、エネルギー削減効果の算定書、工事見積書等の必要書類を準備してください。

4

ステップ4:審査・採択

環境省による審査が行われ、CO2削減効果、費用対効果、実現可能性等が評価されます。必要に応じてヒアリングが実施される場合があります。

5

ステップ5:交付決定・改修工事の実施

採択後、交付決定を受けてから改修工事に着手します。工事完了後は実績報告を行い、改修効果の検証データを提出します。

ポイント

改修計画の策定段階で、ZEB化に向けたロードマップを示すことが採択への近道です。一度の改修で全てを実現する必要はなく、段階的な改修計画を提示することも評価されます。また、ESCO事業者やZEBプランナーとの連携実績があると審査での信頼性が高まります。

審査と成功のコツ

定量的なCO2削減効果の提示
改修前後のエネルギー消費量シミュレーションを行い、CO2削減量を具体的な数値で示してください。WEBPRO等の計算ツールを活用し、根拠のある数値を提示することが重要です。
包括的な改修計画の策定
断熱改修だけ、設備更新だけではなく、複数の対策を組み合わせた統合的な改修計画が高く評価されます。建物のエネルギー消費構造を分析し、最も効果的な改修メニューの組み合わせを提案してください。
費用対効果の明確化
改修費用に対する光熱費削減効果を長期(10〜20年)のライフサイクルコストで分析し、投資回収年数を明示してください。補助金を活用した場合の投資回収期間の短縮効果も示すと説得力が増します。
改修後のモニタリング体制
改修効果を継続的に検証するためのエネルギーモニタリング体制(BEMS等)の導入計画も含めると、事業の持続性が評価されます。
波及効果のアピール
同種の建築物への横展開可能性や、地域の脱炭素化への貢献など、プロジェクトの波及効果をアピールすることで、政策的意義が強調されます。

ポイント

審査では「この改修を行わなかった場合のリスク」も有効なアピールポイントです。築年数が経過した建物の省エネ基準不適合リスク、テナント離れのリスク、将来的な炭素税導入時のコスト増加リスク等を定量的に示すことで、改修の必要性と緊急性を訴求できます。

対象経費

対象となる経費

断熱改修工事費(4件)
  • 外壁断熱改修費
  • 屋根・天井断熱改修費
  • 窓・サッシの高断熱化費
  • 床断熱改修費
設備更新費(4件)
  • 高効率空調設備導入費
  • LED照明設備導入費
  • 高効率給湯設備導入費
  • 高効率変圧器導入費
再生可能エネルギー設備費(2件)
  • 太陽光発電設備設置費
  • 蓄電池設備導入費
エネルギー管理設備費(2件)
  • BEMS(ビルエネルギー管理システム)導入費
  • 計測・計量機器設置費
設計・監理費(3件)
  • 改修設計費
  • 工事監理費
  • エネルギーシミュレーション費
その他工事費(3件)
  • 仮設工事費
  • 既存設備の撤去・処分費
  • 付帯工事費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 土地の取得費
  • 建物の新築・増築に係る費用
  • 住宅部分の改修費
  • 交付決定前に着手した工事の費用
  • 汎用的な家具・備品の購入費
  • 維持管理・保守点検に係る経常的経費
  • 消費税及び地方消費税
  • 他の補助金で賄われている経費

よくある質問

Qどのような建物が補助対象になりますか?
A

オフィスビル、商業施設、ホテル・旅館、病院、福祉施設、学校等の教育施設、公共施設など、業務用途に供する既存建築物が対象です。住宅(戸建て、マンション等の居住用建築物)や新築建築物は対象外となります。複合用途建築物の場合、業務用部分のみが補助対象となります。

Qテナントビルでも申請できますか?
A

はい、テナントビルでも申請可能です。ビルオーナー(建物所有者)が申請者となるのが一般的ですが、テナントとの調整(工事期間中の対応、費用負担の考え方等)を事前に行っておくことが重要です。グリーンリース契約を締結し、改修によるメリットをオーナーとテナントで分かち合う仕組みを構築すると、事業の持続性が高く評価されます。

Q改修工事の規模に下限はありますか?
A

具体的な下限額は公募要領で確認する必要がありますが、建物全体のエネルギー性能を大幅に向上させる改修が求められるため、個別設備の単純更新のみでは採択は難しいと考えられます。断熱改修と設備更新を組み合わせた包括的な改修計画を策定することが推奨されます。

QESCO事業との併用は可能ですか?
A

ESCO事業者と連携した改修プロジェクトも申請可能です。ESCOのエネルギー削減保証と本事業の補助金を組み合わせることで、事業者の初期投資負担とリスクを大幅に低減できます。ただし、ESCO契約における費用と補助対象経費の整理が必要となるため、事前に環境省に確認することを推奨します。

Q申請にはどのような専門家の支援が必要ですか?
A

エネルギー診断の実施にはエネルギー管理士やZEBプランナーの知見が必要です。改修設計には建築士の関与が不可欠であり、エネルギーシミュレーションにはWEBPRO等の計算ツールの操作経験が求められます。ZEBプランナーに登録されている設計事務所やコンサルタントに依頼することで、申請書の質を高めることができます。

Q補助金を受けた後に建物を売却できますか?
A

補助金を受けて改修した建築物には、一定期間の処分制限(財産処分制限期間)が設定されます。この期間内に建物を売却・転用する場合は、環境省の承認が必要となり、補助金の返還を求められる場合があります。具体的な制限期間は補助対象設備の法定耐用年数に基づきます。

QjGrantsでの提出ファイルサイズに制限はありますか?
A

jGrantsでは提出ファイルが16MBを超える場合、受付ができない可能性があります。図面や写真等の添付ファイルが大きくなる場合は、ファイルの圧縮や分割を行うか、環境省の問い合わせ先(TOKUKAI@env.go.jp)に事前に連絡して対応方法を確認してください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は環境省のエネルギー対策特別会計を財源としており、同一の改修工事に対して他の国庫補助金との重複受給は原則認められません。ただし、建築物全体の改修計画において、本事業の対象外となる設備(例:エレベーター、防災設備等)については、経済産業省の省エネ補助金や国土交通省の建築物省エネ改修推進事業など、他の補助制度を併用できる可能性があります。また、地方自治体独自の脱炭素改修補助制度は国庫補助との併用が認められる場合があるため、所在地の自治体窓口に確認することを推奨します。時系列での活用としては、まず本事業でコア部分(断熱・空調)の脱炭素改修を実施し、次年度以降に残りの設備更新を別の補助制度で実施するという段階的アプローチも有効です。ESCO契約やグリーンリース契約を活用した資金調達との組み合わせも検討に値します。

詳細説明

事業の背景と目的

日本の業務部門(オフィスビル、商業施設、ホテル等)からのCO2排出量は、全体の約17%を占めています。特に既存建築物は新築と比較してエネルギー効率が低く、建替えまでの長期間にわたりCO2排出が継続するという課題があります。本事業は、既存の業務用建築物における脱炭素改修を加速させることで、2050年カーボンニュートラルの実現に貢献することを目的としています。

対象となる改修工事

本事業では、建築物全体のエネルギー性能を大幅に向上させる包括的な脱炭素改修を支援します。具体的には以下のような改修工事が対象となります。

  • 断熱改修:外壁、屋根、窓等の高断熱化による熱負荷の低減
  • 高効率設備導入:空調、照明、給湯等の高効率機器への更新
  • 再生可能エネルギー:太陽光発電設備、蓄電池の設置
  • エネルギー管理:BEMS(ビルエネルギー管理システム)の導入

ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)との関係

本事業では、改修後の建築物がZEB基準(ZEB Ready以上)に近い省エネ性能を達成することが期待されます。ZEBとは、快適な室内環境を維持しながら、建物で消費するエネルギーを省エネ技術と再生可能エネルギーでまかない、年間の一次エネルギー消費量を正味ゼロまたは概ねゼロにする建築物です。既存建築物の改修でZEB Readyを達成することは技術的なチャレンジですが、本事業の補助を活用することで実現のハードルが大幅に下がります。

申請の流れと必要書類

申請はjGrants(電子申請システム)を通じて行います。主な必要書類は、改修計画書、エネルギー削減効果の算定書、工事費見積書、建物の現況図面・写真等です。GビズIDプライムアカウントが必須となるため、未取得の場合は早めに手続きしてください。

改修効果の検証とモニタリング

採択された事業者は、改修工事完了後にエネルギー消費量の実測データを提出し、計画時の削減効果が実現されているかの検証を受けます。BEMS等のエネルギーモニタリングシステムを導入し、継続的にデータを収集・分析する体制を整備することが推奨されます。

不動産価値への影響

脱炭素改修を実施した建築物は、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)やCASBEEなどの環境認証において高い評価を受けることができます。近年、不動産投資においてESG要素が重視される傾向が強まっており、グリーンビルディングとしての認証は、テナント誘致やファイナンスの面でも有利に働きます。

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