募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約90

【環境省】脱炭素移行に向けた二国間クレジット制度(JCM)促進事業(シナジー型 JCMプロジェクトに向けた実現可能性調査含む)

基本情報

補助金額
10000000.0億円
0円10000000.0億円
募集期間
2025-01-20 〜 2025-02-12
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業 / 林業 / 鉱業 / 採石業 / 砂利採取業 / 運輸業 / 郵便業 / 卸売業 / 小売業 / 金融業 / 保険業 / 不動産業 / 物品賃貸業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業 / 教育 / 学習支援業 / 医療 / 福祉
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / イベント・事業運営支援がほしい / 事業を引き継ぎたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 人材育成を行いたい / 資金繰りを改善したい / 雇用・職場環境を改善したい / 災害(自然災害 / 感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい / 教育・子育て・少子化支援がほしい / スポーツ・文化支援がほしい

この補助金のまとめ

二国間クレジット制度(JCM)促進事業は、環境省が実施する国際的な脱炭素支援事業です。日本の優れた脱炭素技術・製品を途上国に普及させることで、温室効果ガス排出削減に貢献し、その削減分を日本の削減目標達成に活用する仕組みを推進します。本事業では、パートナー国におけるJCMプロジェクトの設備補助に加え、複数の環境課題(気候変動・生物多様性・汚染対策等)を同時解決する「シナジー型」プロジェクトの実現可能性調査(F/S)も支援対象に含まれます。幅広い業種の企業・団体が申請可能であり、海外展開を通じた脱炭素ビジネスの拡大を目指す事業者にとって、初期投資負担を大幅に軽減できる重要な支援制度です。

この補助金の特徴

1

国際的な脱炭素ビジネスを強力に後押し

日本の優れた低炭素・脱炭素技術をパートナー国に導入するプロジェクトに対し、設備費等の初期投資を補助します。海外市場への技術展開と環境貢献を同時に実現できる点が大きな特徴です。

2

シナジー型F/S調査も支援対象

気候変動対策に加え、生物多様性保全や環境汚染防止など複数の環境課題を統合的に解決する「シナジー型JCMプロジェクト」の実現可能性調査も補助対象に含まれます。構想段階から支援を受けられる点が魅力です。

3

クレジット獲得による投資回収

プロジェクトで削減したCO2排出量はJCMクレジットとして発行され、日本政府の排出削減目標に計上されます。企業にとってはカーボンクレジット市場での価値創出にもつながります。

4

幅広い業種・分野が対象

製造業、建設業、エネルギー、運輸、農林水産業など、ほぼ全業種が申請可能です。再生可能エネルギー、省エネ設備、廃棄物処理など多様な分野のプロジェクトが支援対象となります。

5

全国の事業者が申請可能

国の事業であるため地域制限がなく、全国どこの事業者でも申請できます。パートナー国との連携体制が構築できれば、中小企業でも活用可能です。

ポイント

JCM事業は単なる設備補助ではなく、海外での脱炭素ビジネス基盤を構築する戦略的な制度です。特にシナジー型F/S調査の活用により、リスクを抑えながら新規市場を開拓できます。パートナー国政府との関係構築にもつながるため、長期的な海外事業展開の足がかりとして極めて有効です。

対象者・申請資格

申請者の要件

  • 日本国内に拠点を有する法人であること
  • パートナー国における脱炭素プロジェクトの実施能力を有すること
  • JCMの枠組みに基づくプロジェクト形成が可能であること
  • 過去に環境省の補助事業で不正がないこと

対象となるプロジェクト

  • JCMパートナー国で実施する脱炭素技術の導入プロジェクト
  • シナジー型JCMプロジェクトに向けた実現可能性調査
  • 温室効果ガスの排出削減効果が定量的に見込めるプロジェクト
  • 日本の技術・製品の優位性が活かせるプロジェクト

対象業種

  • 製造業、建設業、電気・ガス・熱供給・水道業
  • 運輸業、農林水産業、情報通信業
  • 学術研究・専門技術サービス業
  • その他ほぼ全業種が対象

ポイント

申請のハードルとして最も重要なのは、パートナー国側のカウンターパート(現地企業・政府機関等)との連携体制です。F/S調査から始めることで段階的に関係を構築できるため、海外事業の経験が浅い企業はまずシナジー型F/S調査から着手することを推奨します。

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申請ガイド

1

ステップ1:パートナー国・プロジェクトの検討

JCMパートナー国の中から、自社の技術・製品が活用できる国とプロジェクト案を検討します。環境省のJCM関連情報や過去の採択事例を参考に、実現可能性の高いプロジェクトを構想してください。

2

ステップ2:現地パートナーとの連携体制構築

パートナー国側の共同事業者(現地企業、政府機関等)との連携体制を整えます。プロジェクトの実施体制、役割分担、費用負担等について事前に協議しておくことが重要です。

3

ステップ3:jGrants による電子申請

GビズIDプライムアカウントを取得し、jGrants(補助金申請システム)から申請書類を提出します。提出ファイルが16MBを超える場合は環境省に事前連絡が必要です。

4

ステップ4:審査・採択

外部有識者による審査委員会で評価が行われます。技術の革新性、CO2削減効果、実現可能性、費用対効果等が総合的に評価されます。

5

ステップ5:交付決定・事業実施

採択後、交付決定を受けてからプロジェクトを開始します。事業期間中は進捗報告が求められ、完了後に実績報告を行います。

ポイント

申請書では「なぜこの技術がパートナー国で有効か」「CO2削減量の算定根拠」を明確に示すことが採択の鍵です。F/S調査の場合は、調査後の本格事業化へのロードマップも含めて記載すると、審査での評価が高まります。jGrantsでの申請となるため、GビズIDの取得は早めに済ませてください。

審査と成功のコツ

CO2削減量の定量的な根拠を示す
JCM事業の根幹はCO2削減効果です。ベースラインシナリオとプロジェクトシナリオを明確に設定し、削減量の算定方法と根拠データを具体的に示してください。過大な見積もりは逆効果です。
パートナー国のニーズとの整合性を強調する
単に日本の技術を持ち込むだけでなく、パートナー国の国家開発計画やNDC(国が決定する貢献)との整合性を示すことで、プロジェクトの持続可能性と政策的意義を訴求できます。
実施体制の具体性と実現可能性
現地パートナーとの役割分担、資金計画、維持管理体制を具体的に記載してください。特にプロジェクト完了後の持続的な運営体制が重視されます。
シナジー効果の明確化(シナジー型の場合)
気候変動以外の環境課題(生物多様性、汚染防止等)への波及効果を具体的に説明し、統合的アプローチの優位性を示してください。
過去のJCM採択事例を研究する
環境省が公開している過去の採択プロジェクト一覧を精査し、類似分野での成功事例の構成や記載方法を参考にすることで、採択率を高めることができます。

ポイント

審査では「技術の優位性」と「現地での実現可能性」のバランスが最も重視されます。日本企業が陥りがちな失敗は、技術的な優秀さのアピールに偏り、現地の運用環境や人材面の課題への対応策が不十分なことです。現地調査やパイロット実績があれば積極的にアピールしてください。

対象経費

対象となる経費

設備費(4件)
  • 脱炭素技術導入に係る機器・設備の購入費
  • 再生可能エネルギー発電設備
  • 省エネルギー設備
  • 環境モニタリング機器
工事費(3件)
  • 設備の据付・設置工事費
  • 配管・配線工事費
  • 基礎・土木工事費
調査費(F/S)(4件)
  • 現地調査費
  • 技術調査費
  • 市場調査費
  • 環境影響評価費
人件費(2件)
  • プロジェクト管理に係る人件費
  • 現地技術指導員の人件費
旅費(2件)
  • 現地渡航費
  • 国内出張旅費
外注費(3件)
  • 専門家への委託費
  • 翻訳・通訳費
  • 現地コンサルタント費
その他(3件)
  • 報告書作成費
  • 会議費
  • 通信費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 土地の取得費
  • 既存設備の維持管理・修繕費(新規導入に該当しないもの)
  • 交付決定前に発生した経費
  • 汎用性のある備品(パソコン、プリンター等)の購入費
  • 飲食・接待に係る費用
  • 補助事業に直接関係のない経費
  • 日本国内での設備導入費
  • 他の補助金で賄われている経費

よくある質問

QJCMパートナー国はどの国ですか?
A

JCMは日本政府が二国間で構築する制度で、2025年時点でモンゴル、バングラデシュ、エチオピア、ケニア、モルディブ、ベトナム、ラオス、インドネシア、コスタリカ、パラオ、カンボジア、メキシコ、サウジアラビア、チリ、ミャンマー、タイ、フィリピンなど29カ国以上と署名しています。対象国は順次拡大されており、最新情報は環境省の公式サイトで確認できます。

Q中小企業でも申請できますか?
A

はい、中小企業でも申請可能です。ただし、パートナー国での事業実施能力が求められるため、現地企業との連携体制や、商社・コンサルタントとのパートナーシップを構築したうえで申請することを推奨します。過去にはJETROの海外展開支援を活用して現地ネットワークを構築し、その後JCM事業に参入した中小企業の事例もあります。

Qシナジー型F/S調査とはどのような調査ですか?
A

シナジー型F/S調査は、気候変動対策と他の環境課題(生物多様性保全、環境汚染防止等)を統合的に解決するプロジェクトの実現可能性を調査するものです。技術的な実現可能性、CO2削減ポテンシャル、環境・社会面への波及効果、事業採算性等を包括的に調査し、本格的なJCMプロジェクト形成につなげることを目的としています。

Q補助率はどのくらいですか?
A

補助率はプロジェクトの種類や規模によって異なりますが、一般的にJCM設備補助では初期投資額の最大1/2程度が補助される場合が多いです。F/S調査の場合は定額補助となることもあります。具体的な補助率・上限額は公募要領で確認してください。なお、JCMクレジットの一部は日本政府に帰属する仕組みとなっています。

Q申請から採択までどのくらいの期間がかかりますか?
A

公募期間は通常3〜4週間程度で、審査期間を含めると申請から採択結果の通知まで概ね2〜3カ月程度を見込んでください。ただし、パートナー国側の体制整備やプロジェクト設計には相当の準備期間が必要なため、公募開始前から検討を進めておくことが重要です。

Q過去にどのようなプロジェクトが採択されていますか?
A

過去の採択事例としては、インドネシアでの高効率エアコン導入、ベトナムでの太陽光発電設備導入、タイでの省エネ型冷凍冷蔵設備導入、モンゴルでの高効率ボイラー導入など、多岐にわたるプロジェクトが実施されています。環境省のJCMウェブサイトで採択プロジェクト一覧が公開されており、参考にすることができます。

QjGrantsでの申請時に注意すべき点はありますか?
A

jGrantsでの申請にはGビズIDプライムアカウントが必須です。アカウント取得には数週間かかる場合があるため、早めの手続きを推奨します。また、提出ファイルが16MBを超える場合はjGrantsで受付できない可能性があるため、環境省の問い合わせ先(TOKUKAI@env.go.jp)に事前連絡が必要です。申請書類は漏れなく準備し、提出期限に余裕をもって対応してください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は環境省のエネルギー対策特別会計を財源としており、同一プロジェクトに対して他の国庫補助金との重複受給は原則認められません。ただし、JCMプロジェクトの事前段階として、JETROの海外展開支援事業やJICAの民間連携事業を活用して現地調査や市場開拓を行い、その成果を基に本事業に申請するという段階的な活用は有効です。また、パートナー国側の政府補助や国際機関の資金とJCM補助を組み合わせる「共同出資型」のプロジェクト設計も検討に値します。国内での技術開発段階ではNEDOの技術開発補助やグリーンイノベーション基金を活用し、海外実証・導入段階で本事業を活用するという時系列での使い分けも推奨されます。なお、JCMクレジットの売却収入はプロジェクトの収益として計上されるため、長期的な事業収支計画に組み込んでおくことが重要です。

詳細説明

二国間クレジット制度(JCM)とは

二国間クレジット制度(JCM:Joint Crediting Mechanism)は、途上国への優れた脱炭素技術の普及を通じて温室効果ガス排出削減を実現し、その削減分を日本の排出削減目標の達成に活用する制度です。日本政府は29カ国以上のパートナー国とJCMを構築しており、アジア・太平洋地域を中心に多数のプロジェクトが実施されています。

本事業の概要と支援内容

本事業は、JCMの枠組みの下でパートナー国における脱炭素プロジェクトを実施する日本企業等に対し、設備費等の初期投資を補助するものです。加えて、複数の環境課題を統合的に解決する「シナジー型JCMプロジェクト」に向けた実現可能性調査(F/S)も支援対象に含まれています。

シナジー型JCMプロジェクトの特徴

シナジー型プロジェクトは、気候変動対策と他の環境課題(生物多様性の保全、環境汚染の防止、資源循環の促進等)を同時に解決することを目指すアプローチです。例えば、再生可能エネルギーの導入による温室効果ガス削減と、それに伴う大気汚染物質の低減を組み合わせたプロジェクトなどが該当します。

対象となるプロジェクト分野

  • 再生可能エネルギー:太陽光、風力、バイオマス、地熱等の発電設備の導入
  • 省エネルギー:工場、ビル、交通分野における高効率機器の導入
  • 廃棄物管理:廃棄物発電、メタンガス回収・利用
  • 森林・土地利用:REDD+関連、持続可能な森林管理
  • 交通・運輸:電気自動車、鉄道の高効率化

申請手続きと審査のポイント

申請はjGrants(電子申請システム)を通じて行います。GビズIDプライムアカウントが必要となるため、未取得の場合は早めに準備してください。審査では、CO2削減効果の定量的根拠、技術の革新性・優位性、パートナー国のニーズとの整合性、事業の持続可能性が重点的に評価されます。

JCMクレジットの仕組みと活用

プロジェクトで削減されたCO2排出量は、第三者機関による検証を経てJCMクレジットとして発行されます。このクレジットは日本の排出削減目標に計上されるとともに、企業のカーボンニュートラル戦略においても重要な役割を果たします。将来的なカーボンクレジット市場の拡大を見据えた戦略的な活用が期待されます。

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