募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約30

【環境省】浄化槽システムの脱炭素化推進事業

基本情報

補助金額
10000000.0億円
0円10000000.0億円
募集期間
2025-01-20 〜 2025-02-12
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業 / 林業 / 鉱業 / 採石業 / 砂利採取業 / 運輸業 / 郵便業 / 卸売業 / 小売業 / 金融業 / 保険業 / 不動産業 / 物品賃貸業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業 / 教育 / 学習支援業 / 医療 / 福祉
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / イベント・事業運営支援がほしい / 事業を引き継ぎたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 人材育成を行いたい / 資金繰りを改善したい / 雇用・職場環境を改善したい / 災害(自然災害 / 感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい / 教育・子育て・少子化支援がほしい / スポーツ・文化支援がほしい

この補助金のまとめ

浄化槽システムの脱炭素化推進事業は、環境省が実施する補助金制度で、全国に約750万基設置されている浄化槽システムの脱炭素化を推進することを目的としています。浄化槽は下水道が整備されていない地域における重要な汚水処理インフラですが、ブロワ(送風機)による曝気など、運転に電力を消費するため一定のCO2排出が発生しています。本事業では、浄化槽のブロワの高効率化、太陽光発電等の再生可能エネルギーとの組み合わせ、IoTを活用した遠隔監視・最適運転制御、省エネ型浄化槽への転換などを支援します。また、単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換を脱炭素化と一体的に進める取り組みも対象となります。浄化槽の管理主体である地方公共団体や浄化槽メーカー、維持管理業者などが申請可能で、jGrantsでの電子申請により受け付けています。

この補助金の特徴

1

全国750万基の浄化槽を脱炭素化対象に

下水道未整備地域で不可欠な浄化槽は全国に約750万基あり、そのエネルギー消費は無視できない規模です。本事業は、この膨大な分散型インフラの脱炭素化に取り組む先駆的な補助制度です。

2

再エネ×浄化槽の組み合わせを支援

浄化槽のブロワ電力を太陽光発電で賄う「オフグリッド型浄化槽」の実装を支援します。蓄電池との組み合わせにより、停電時にも汚水処理機能を維持できる防災面のメリットも得られます。

3

IoT活用による最適運転制御

遠隔監視システムやAI制御による浄化槽の最適運転を推進します。処理水質をリアルタイムで監視し、曝気量を最適化することで、処理性能を維持しながら電力消費を大幅に削減できます。

4

単独処理浄化槽の転換促進と連動

環境負荷の大きい単独処理浄化槽(し尿のみ処理)から合併処理浄化槽(生活排水全体を処理)への転換を、脱炭素化設備の導入と一体的に進めることで、水環境保全と気候変動対策を同時に実現します。

ポイント

浄化槽は「小さなインフラ」ですが、750万基という数の力で大きな脱炭素効果を生み出せます。本事業は単基ごとの申請ではなく、市町村単位や広域での一括導入計画が評価される傾向があります。地域全体の浄化槽管理計画と脱炭素化を紐づけた包括的な提案を検討してください。

対象者・申請資格

対象事業者の要件

  • 地方公共団体(市区町村、都道府県)
  • 浄化槽メーカー・製造事業者
  • 浄化槽維持管理業者・保守点検業者
  • 一般社団法人・一般財団法人等
  • 上記のコンソーシアム

対象となる事業領域

  • 浄化槽用高効率ブロワへの更新事業
  • 浄化槽と再生可能エネルギー(太陽光発電等)の一体導入事業
  • IoTを活用した浄化槽の遠隔監視・最適制御システムの導入
  • 省エネ型合併処理浄化槽への転換事業
  • 浄化槽の脱炭素化に関する技術実証事業

主な採択要件

  • CO2削減効果を定量的に示せること
  • 導入規模(基数)がまとまった計画であること
  • 事業終了後の継続的な運用・展開計画があること

ポイント

浄化槽の設置・管理は市町村の責務であるため、地方公共団体が申請主体となるケースが最も採択されやすいです。民間事業者(メーカーや維持管理業者)が申請する場合は、市町村との連携体制を明確にし、地域の浄化槽整備計画に位置づけられていることを示すことが重要です。

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申請ガイド

1

ステップ1:地域の浄化槽現況調査

管内の浄化槽設置基数、単独・合併の内訳、ブロワの年式・消費電力、維持管理状況を調査します。特に老朽化したブロワの更新候補を特定し、脱炭素化の効果が大きい箇所を優先的にリストアップしてください。

2

ステップ2:脱炭素化メニューの選定

高効率ブロワへの更新、再エネ導入(太陽光パネル+蓄電池)、IoT遠隔監視システムの導入など、地域の実情に合った脱炭素化メニューを選定します。浄化槽メーカーや設備メーカーからの技術提案・見積書を取得してください。

3

ステップ3:CO2削減効果の算定

現状のブロワ電力消費量と、導入後の想定消費量を比較し、CO2削減効果を算定します。再エネ導入の場合は発電量による化石燃料電力の代替効果も加算します。

4

ステップ4:事業計画書の策定と申請

導入計画、スケジュール、CO2削減効果、収支計画を含む事業計画書を策定し、jGrantsで電子申請します。GビズIDプライムの事前取得が必要です。

5

ステップ5:採択後の実施と効果検証

採択後は交付申請→交付決定→設備導入→実績報告の流れで進みます。導入後のCO2削減効果を継続的にモニタリングし、効果を検証してください。

ポイント

浄化槽の脱炭素化は個々の削減効果は小さくても、台数をまとめることで大きな効果を生み出せます。申請時には「面的展開計画」を示すことが重要で、初年度に100基導入し、5年間で管内全基(例:3,000基)に展開するといったロードマップを提示すると、事業のスケーラビリティを評価されます。

審査と成功のコツ

スケーラビリティの提示
浄化槽は全国750万基という膨大な設置数があるため、本事業で開発・実証した脱炭素化手法を他地域にも横展開できるスケーラビリティを示すことが重要です。標準化・パッケージ化の計画を含めると高く評価されます。
定量的なCO2削減効果の算定
個々の浄化槽のブロワ電力削減量に導入基数を乗じた総削減量を示してください。従来型ブロワと高効率ブロワの消費電力比較データ、再エネ導入による代替電力量など、実測値またはメーカーカタログ値に基づく信頼性の高い数値が求められます。
水環境保全との相乗効果
浄化槽の脱炭素化だけでなく、処理水質の向上や単独処理浄化槽からの転換促進など、水環境保全との相乗効果を示すことで、事業の社会的意義を多面的にアピールできます。
IoTデータの活用計画
遠隔監視で取得するデータの活用方法(故障予知、最適曝気制御、広域管理の効率化等)を具体的に示すと、デジタルトランスフォーメーションの観点からも評価されます。

ポイント

浄化槽の脱炭素化は比較的新しいテーマであり、先行事例が限られています。逆に言えば、先駆的な取り組みとして注目を集めやすい分野です。導入効果の実測データを蓄積し、横展開のモデルケースとなる計画を提示することが、採択の決め手になります。

対象経費

対象となる経費

設備費(4件)
  • 高効率ブロワ
  • 省エネ型合併処理浄化槽本体
  • 太陽光パネル・蓄電池(浄化槽用)
  • IoTセンサー・通信機器
システム費(3件)
  • 遠隔監視・制御システム開発費
  • データ管理プラットフォーム構築費
  • AI最適制御ソフトウェア導入費
工事費(4件)
  • ブロワ交換工事費
  • 浄化槽設置・更新工事費
  • 太陽光パネル設置工事費
  • 通信回線敷設工事費
調査費(3件)
  • 浄化槽現況調査費
  • CO2削減効果算定調査費
  • 電力消費量計測調査費
設計費(2件)
  • システム設計費
  • 導入計画策定費
その他経費(3件)
  • 技術指導費
  • 効果検証費
  • 研修・講習費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 土地の取得費・造成費
  • 浄化槽の汲み取り・清掃費(通常の維持管理費)
  • 人件費(自治体職員・自社従業員の通常業務分)
  • 光熱水費・通信費等の経常的経費
  • 一般的な事務機器の購入費
  • 消費税および地方消費税
  • 他の国庫補助金で充当される経費
  • 浄化槽法定検査費用

よくある質問

Q浄化槽システムの脱炭素化推進事業はどのような補助金ですか?
A

環境省が実施する補助金で、浄化槽の運転に伴うCO2排出量を削減する取り組みを支援します。高効率ブロワへの更新、太陽光発電との一体導入、IoT遠隔監視・最適制御システムの導入、省エネ型合併処理浄化槽への転換などが対象です。全国約750万基の浄化槽の脱炭素化を推進する目的で実施されています。

Qどのような事業者が申請できますか?
A

地方公共団体(市区町村)が最も一般的な申請主体ですが、浄化槽メーカー、維持管理業者、一般社団法人等も申請可能です。民間事業者が申請する場合は、浄化槽の設置・管理を所管する市町村との連携体制を構築することが事実上必要です。複数事業者によるコンソーシアムでの申請も可能です。

Q浄化槽1基からでも申請できますか?
A

制度上は1基からの申請も可能ですが、実際の採択においては一定の導入規模(数十基〜数百基単位)がまとまった計画が評価される傾向があります。市町村全体の浄化槽脱炭素化計画の一環として、段階的に導入する面的展開計画を提示することをお勧めします。

Q高効率ブロワに交換するとどれくらいCO2を削減できますか?
A

ブロワの機種や使用年数によりますが、一般的に従来型ブロワから最新の高効率ブロワへ交換すると、消費電力を30〜50%程度削減できます。5人槽の浄化槽で年間約100〜200kWhの電力削減(CO2換算で約50〜100kg削減)が見込まれ、これを数百〜数千基に展開することで大きな削減効果となります。

Q太陽光発電と浄化槽を組み合わせるメリットは何ですか?
A

浄化槽のブロワ電力を太陽光発電で自給することで、系統電力からのCO2排出をゼロにできます。さらに蓄電池を組み合わせれば、夜間や曇天時にもブロワを稼働でき、災害時の停電時にも汚水処理機能を維持できる防災上のメリットも得られます。特に下水道のない地域では、電力供給が途絶えても汚水処理を継続できることは住民の安全・衛生面で大きな意義があります。

Q他の浄化槽関連の補助金と併用できますか?
A

浄化槽本体の設置・転換には環境省の「浄化槽設置整備事業」等の交付金が別途存在します。本事業は脱炭素化の追加設備(高効率ブロワ、再エネ設備、IoTシステム等)を対象としており、経費を切り分けることで既存の交付金との併用が可能な場合があります。ただし、同一経費への重複補助は不可のため、事前に環境省に確認してください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

浄化槽関連の補助金は複数の制度が存在し、役割分担が明確です。浄化槽の設置・転換(単独→合併)自体には環境省の「浄化槽設置整備事業」や「浄化槽市町村整備推進事業」の交付金が活用できますが、本事業はそれらとは別に「脱炭素化」の追加投資分を支援する位置づけです。したがって、浄化槽本体の設置費用は既存の交付金で賄い、高効率ブロワ・再エネ設備・IoTシステムなどの脱炭素化設備を本事業で補助するという組み合わせが考えられます。ただし、同一経費への重複補助は不可のため、経費の切り分けが必要です。また、太陽光発電設備については経済産業省の再エネ関連補助金や、地方自治体独自の再エネ補助金との併用可能性も検討してください。IoTシステムの導入については総務省のデジタル田園都市国家構想関連交付金の対象となる場合もあります。いずれの場合も、事前に環境省の担当部署に併用の可否を確認することを強くお勧めします。

詳細説明

浄化槽システムの脱炭素化推進事業とは

本事業は、環境省が2050年カーボンニュートラル達成に向けて実施する補助金制度で、全国に約750万基設置されている浄化槽の運転に伴うCO2排出量の削減を目的としています。

浄化槽は下水道が整備されていない地域(全国人口の約1割が利用)における重要な汚水処理施設ですが、ブロワ(曝気用送風機)の電力消費により一定のCO2を排出しています。本事業は、この分散型インフラ全体の脱炭素化を推進する先駆的な取り組みです。

支援対象となる取り組み

  • 高効率ブロワへの更新:従来型ブロワから省エネ型ブロワへの交換により、消費電力を30〜50%削減
  • 再エネとの一体導入:太陽光パネル+蓄電池でブロワ電力を自給する「オフグリッド型浄化槽」の実装
  • IoT遠隔監視・最適制御:センサーで水質・風量をリアルタイム監視し、AIで曝気量を最適化
  • 省エネ型浄化槽への転換:単独処理浄化槽から省エネ型合併処理浄化槽への更新

なぜ浄化槽の脱炭素化が重要なのか

浄化槽1基あたりのCO2排出量は小さいものの、全国750万基の総排出量は無視できない規模です。さらに、下水道と異なり個別分散型のインフラであるため、一括した省エネ対策が取りにくく、これまで脱炭素化の取り組みが遅れていました。

本事業は、浄化槽の脱炭素化を全国規模で推進する契機として位置づけられており、先駆的なモデル事業の創出を通じて横展開を図ることが期待されています。

申請手続き

申請はjGrants(電子申請システム)を通じて行います。申請期間は2025年1月20日から2月12日までです。GビズIDプライムの事前取得(2〜3週間)が必要です。

提出ファイルが16MBを超える場合はjGrantsでの受付が困難なため、環境省地球温暖化対策課(TOKUKAI@env.go.jp)に事前連絡してください。

活用のポイント

本事業は単基での申請よりも、市町村単位での面的導入計画が高く評価されます。管内の浄化槽台帳データを活用し、老朽化ブロワの更新計画と脱炭素化を一体的に進める戦略が効果的です。また、IoT遠隔監視の導入により、維持管理の効率化(巡回回数の削減等)というコスト面のメリットも得られるため、事業の経済的持続可能性を示しやすい点も有利に働きます。

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