募集終了全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約45

【環境省】地域の公共交通×脱炭素化移行促進事業

基本情報

補助金額
10000000.0億円
0円10000000.0億円
募集期間
2025-01-20 〜 2025-02-12
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業 / 林業 / 鉱業 / 採石業 / 砂利採取業 / 運輸業 / 郵便業 / 卸売業 / 小売業 / 金融業 / 保険業 / 不動産業 / 物品賃貸業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業 / 教育 / 学習支援業 / 医療 / 福祉
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / イベント・事業運営支援がほしい / 事業を引き継ぎたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 人材育成を行いたい / 資金繰りを改善したい / 雇用・職場環境を改善したい / 災害(自然災害 / 感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい / 教育・子育て・少子化支援がほしい / スポーツ・文化支援がほしい

この補助金のまとめ

地域の公共交通×脱炭素化移行促進事業は、環境省が実施する地域公共交通の脱炭素化を支援する補助制度です。路線バス、コミュニティバス、タクシー、鉄道等の公共交通機関がEVバス、FCVバス、電気タクシー等の低炭素・脱炭素車両を導入する際の費用や、充電・水素充填インフラの整備費用を補助します。人口減少や高齢化により地域公共交通の維持が課題となる中、脱炭素化と地域交通の持続可能性を同時に実現することを目指した事業です。地方自治体、交通事業者(バス会社、タクシー会社、鉄道会社等)が対象で、地域の脱炭素化計画と連動した公共交通の電動化・低炭素化を推進します。申請期間は2025年1月20日から2月12日までです。

この補助金の特徴

1

EVバス・FCVバス等の導入支援

電気バス(EVバス)、燃料電池バス(FCVバス)、プラグインハイブリッドバス等の低炭素車両の導入費用を補助し、公共交通の脱炭素化を加速します。従来のディーゼルバスからの転換を経済的に後押しします。

2

充電・水素インフラの整備支援

EVバス用の急速充電設備や、FCVバス用の水素充填設備の整備費用も補助対象に含まれ、車両導入とインフラ整備を一体的に支援します。

3

地域脱炭素計画との連動

地域脱炭素ロードマップや地方自治体の脱炭素計画と連携した事業を重点的に支援し、地域全体の脱炭素化と公共交通の再構築を同時に推進します。

4

地域公共交通の持続可能性向上

脱炭素車両の導入による燃料費削減効果(ディーゼル→電気)は、経営が厳しい地域交通事業者のランニングコスト低減にもつながり、公共交通の持続可能性向上に貢献します。

ポイント

本事業は「環境政策」と「交通政策」の交差点に位置する先進的な制度です。EVバスはディーゼルバスと比べて燃料費が約1/3〜1/4になるとされ、脱炭素化と経営改善を同時に実現できます。特に地方のバス会社にとっては、補助金を活用して車両更新と経営改善を一挙に図れるチャンスです。「環境に良い」だけでなく「経営にも良い」という両立が本事業の本質です。

対象者・申請資格

対象事業者

  • 地方自治体(市区町村、都道府県)
  • 路線バス事業者(一般乗合旅客自動車運送事業者)
  • コミュニティバス運行事業者
  • タクシー事業者(一般乗用旅客自動車運送事業者)
  • 鉄道事業者
  • その他公共交通を運営する事業者

対象事業の要件

  • 公共交通に使用する車両の低炭素・脱炭素化であること
  • 地域の脱炭素化計画や地域公共交通計画と整合性があること
  • 導入する車両・設備が一定の環境性能基準を満たすこと

対象外となるケース

  • 自家用車両(公共交通に供さない車両)の導入
  • 環境性能基準を満たさない車両
  • 既存の低炭素車両の同種更新
  • 反社会的勢力に該当する事業者

ポイント

本事業の採択を勝ち取るポイントは、単なる車両更新ではなく「地域の脱炭素ビジョンと公共交通の再構築」を一体的に示すことです。地方自治体が策定するゼロカーボンシティ宣言や地域脱炭素ロードマップと連動した申請は高く評価されます。自治体と交通事業者が共同で申請する形が最も効果的です。

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申請ガイド

1

ステップ1:地域の脱炭素計画との整合確認

所在地の地方自治体が策定している脱炭素化計画、地域公共交通計画を確認し、本事業との整合性を検討します。自治体との連携体制を構築してください。

2

ステップ2:導入車両・設備の選定

EVバス、FCVバス、電気タクシー等の候補車両を選定し、メーカーから仕様・見積もりを取得します。充電設備や水素充填設備の仕様も併せて検討します。

3

ステップ3:事業計画の策定

車両導入台数、運行計画、CO2削減効果の算定、充電インフラの配置計画、事業費の積算等を含む事業計画書を策定します。

4

ステップ4:jGrants電子申請

GビズIDを使ってjGrantsから電子申請を行います。事業計画書、車両仕様書、見積書、地域の脱炭素計画との関連性を示す資料等を提出します。

5

ステップ5:審査・採択・事業実施

環境省による審査後、採択結果が通知されます。採択後は計画に基づき車両・設備を導入し、実績報告書を提出して補助金の確定・交付を受けます。

ポイント

公共交通のEV化は車両コストだけでなく、充電インフラの整備計画が極めて重要です。バスの場合、車庫での夜間充電が基本となりますが、長距離路線では途中充電(パンタグラフ式急速充電等)の検討も必要です。申請前に、運行ダイヤと充電時間のシミュレーションを十分に行い、実運用に支障がないことを示してください。

審査と成功のコツ

自治体との共同申請体制
地方自治体と交通事業者が共同で申請する体制を構築し、地域の脱炭素計画との連動性を明確に示すことが採択の最大のポイントです。首長のゼロカーボンシティ宣言等との関連も示すと効果的です。
CO2削減効果の定量的算定
ディーゼル車両からEV・FCV車両への転換によるCO2削減効果を、年間走行距離、燃費、電力のCO2排出係数等に基づいて具体的に算定してください。Well-to-Wheelでの評価が望ましいです。
運行実現性の証明
EVバスの航続距離と路線距離の適合性、充電計画と運行ダイヤの整合性、寒冷地での電池性能への対策等、実運用面での課題への対応策を具体的に示すことが重要です。
波及効果の提示
公共交通の脱炭素化が地域住民の環境意識向上やまちづくりにもたらす波及効果、観光資源としてのEVバスの活用、地域の再エネ電力との連携等、幅広い効果を示してください。

ポイント

公共交通の脱炭素化は、国土交通省の「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」に基づく計画と環境省の脱炭素政策の両方が絡む政策横断的なテーマです。両省庁の政策方針を踏まえた申請内容にすることで、採択可能性が高まります。また、先行導入事例(京都市の電気バス、東京都の水素バス等)の実績データを参考に、自地域への適用可能性を具体的に論じると説得力が増します。

対象経費

対象となる経費

低炭素車両(5件)
  • 電気バス(EVバス)
  • 燃料電池バス(FCVバス)
  • プラグインハイブリッドバス
  • 電気タクシー(EVタクシー)
  • 燃料電池タクシー
充電インフラ(4件)
  • 急速充電設備
  • 普通充電設備
  • パンタグラフ式急速充電設備
  • 充電設備の基礎工事・電気工事
水素インフラ(3件)
  • 水素充填設備
  • 水素貯蔵タンク
  • 水素供給設備の設置工事
車両関連設備(3件)
  • 車両管理システム
  • バッテリー管理システム
  • 運行管理・充電スケジュール管理システム
調査・設計費(3件)
  • 導入可能性調査費
  • 充電インフラ設計費
  • 運行シミュレーション費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 自家用車両(公共交通に供さない車両)
  • ガソリン・ディーゼルのみの従来型車両
  • 中古車両の購入費
  • 土地の取得費
  • 車両の燃料費・電気代等のランニングコスト
  • 運転手の人件費
  • 一般管理費・事務費
  • 他の補助金で既に補助されている経費

よくある質問

Qどのような交通事業者が対象ですか?
A

路線バス事業者、コミュニティバス運行事業者、タクシー事業者、鉄道事業者など、公共交通を運営する事業者が対象です。地方自治体が直接申請することも可能です。自家用車両の導入は対象外で、あくまでも公共交通に供する車両の脱炭素化が支援対象となります。民間バス会社と自治体が共同で申請する形も想定されています。

QEVバスの航続距離は実用的ですか?
A

現在のEVバスは1回の充電で100〜250km程度の航続距離を持つものが一般的です。市内の路線バスであれば1日の運行距離は100〜200km程度のため、夜間に車庫で充電すれば十分に実用的です。長距離路線の場合は途中充電設備の設置や、複数台のローテーション運行で対応する方法があります。寒冷地ではバッテリー性能が低下するため、余裕を持った計画が必要です。

Q充電設備はどこに設置すればよいですか?
A

基本的にはバスの車庫(営業所)に設置し、夜間に充電する運用が一般的です。路線によっては始発・終着のターミナルに急速充電設備を設置し、折り返し時に追加充電する方法もあります。最近では、停留所でパンタグラフ式の急速充電を行うシステムも実用化されています。充電設備の設置場所は運行ダイヤと密接に関連するため、十分なシミュレーションが必要です。

Q燃料電池バス(FCVバス)とEVバスはどちらが良いですか?
A

それぞれ特徴が異なります。EVバスは充電インフラが比較的安価で、市内の短・中距離路線に適しています。FCVバスは水素充填時間が短く航続距離が長い利点がありますが、水素ステーションの整備コストが高額です。現時点では、導入コストと運用の容易さからEVバスが主流ですが、長距離路線や水素サプライチェーンが整備された地域ではFCVバスも有力な選択肢です。

Q中小のバス会社でも申請できますか?
A

はい、中小規模のバス会社でも申請可能です。むしろ経営が厳しい地方の中小バス会社こそ、EVバスの燃料費削減効果によるメリットが大きいと言えます。地方自治体と連携して申請することで、自治体の脱炭素計画との整合性を示しやすくなり、採択可能性も高まります。車両1台からの小規模な導入でも申請可能です。

Q補助を受けた車両の使用期間に制限はありますか?
A

補助金を受けて導入した車両には、一定の財産処分制限期間が設けられるのが一般的です。この期間中は、車両の売却、転用、廃棄等を行う場合に環境省の承認が必要となります。具体的な制限期間は公募要領に記載されますが、車両の法定耐用年数程度(バスの場合5年程度)が目安です。

Q地域の再エネ電力と連携した取り組みは評価されますか?
A

はい、地域で発電された再生可能エネルギー電力をEVバスの充電に活用する取り組みは、より高い脱炭素効果が認められるため、審査において高く評価される可能性があります。例えば、バス車庫の屋根に太陽光パネルを設置して自家発電した電力でEVバスを充電する、あるいは地域の再エネ電力事業者と連携して100%再エネ電力で充電するといった取り組みが考えられます。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

地域の公共交通の脱炭素化を包括的に進めるためには、本事業と他の支援制度の組み合わせが効果的です。例えば、EVバスの導入は本事業で補助を受けつつ、バス車庫への太陽光発電設備の設置は経済産業省や自治体の再エネ補助金を活用するといった組み合わせが考えられます。国土交通省の「地域公共交通確保維持改善事業」とは、車両購入費と運行経費で対象が異なるため、併用の可能性があります。また、地方自治体独自の脱炭素関連補助金や、環境省の「脱炭素先行地域」に選定されている場合はその交付金との連携も検討に値します。ただし、同一経費に対する二重補助は認められないため、経費の切り分けを明確にし、事前に環境省および関係省庁に併用の可否を確認してください。地域の再エネ電力事業者と連携し、EVバスの充電に地域産再エネ電力を活用する仕組みを構築すれば、さらなる脱炭素効果のアピールにつながります。

詳細説明

地域の公共交通×脱炭素化移行促進事業とは

本事業は、環境省が地域公共交通の脱炭素化と持続可能性の両立を支援するために実施する補助制度です。路線バス、コミュニティバス、タクシー等の公共交通機関がEVバスや燃料電池バス等の脱炭素車両を導入し、充電・水素インフラを整備する際の費用を補助します。

なぜ公共交通の脱炭素化が重要なのか

運輸部門は日本のCO2排出量の約2割を占め、その削減は脱炭素社会の実現に不可欠です。特に公共交通機関は多数の住民が日常的に利用するため、その脱炭素化は排出削減効果が大きいだけでなく、住民の環境意識向上や地域のブランディングにもつながります。

支援の具体的内容

  • 低炭素車両の導入:EVバス、FCVバス、電気タクシー等の車両購入費を補助
  • 充電インフラの整備:急速充電設備、パンタグラフ式充電設備等の設置費用を補助
  • 水素インフラの整備:FCVバス用の水素充填設備の整備費用を補助
  • 関連システムの導入:車両管理、充電スケジュール管理等のシステム導入費を補助

EVバスの導入メリット

EVバスはディーゼルバスと比較して、燃料費が約1/3〜1/4に削減されます。また、エンジンがないため振動・騒音が少なく、乗客の快適性が大幅に向上します。メンテナンスコストもエンジンオイル交換等が不要なため削減でき、長期的にはトータルコストでディーゼルバスを下回る可能性があります。

地域脱炭素計画との連携

本事業では、地域の脱炭素化計画と連動した取り組みが重視されます。ゼロカーボンシティを宣言した自治体や、脱炭素先行地域に選定された地域での公共交通の脱炭素化は、地域全体の脱炭素ビジョンの中核として位置づけることができます。自治体の環境部門と交通部門が連携して本事業を活用することが推奨されます。

申請にあたっての注意点

申請はjGrants(電子申請システム)を通じて行います。GビズIDが必要です。申請期間は2025年1月20日から2月12日までと短期間ですので、事前準備が重要です。EVバスはメーカーの製造リードタイムが長い場合があるため、車両の納期も考慮した事業計画を策定してください。提出ファイルが16MBを超える場合は環境省(TOKUKAI@env.go.jp)に事前連絡が必要です。

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