募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約30

【環境省】コールドチェーンを支える冷凍冷蔵機器の脱フロン・脱炭素化推進事業

基本情報

補助金額
10000000.0億円
0円10000000.0億円
募集期間
2025-01-20 〜 2025-02-12
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業 / 林業 / 鉱業 / 採石業 / 砂利採取業 / 運輸業 / 郵便業 / 卸売業 / 小売業 / 金融業 / 保険業 / 不動産業 / 物品賃貸業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業 / 教育 / 学習支援業 / 医療 / 福祉
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / イベント・事業運営支援がほしい / 事業を引き継ぎたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 人材育成を行いたい / 資金繰りを改善したい / 雇用・職場環境を改善したい / 災害(自然災害 / 感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい / 教育・子育て・少子化支援がほしい / スポーツ・文化支援がほしい

この補助金のまとめ

コールドチェーンを支える冷凍冷蔵機器の脱フロン・脱炭素化推進事業は、環境省が実施するフロン類の排出削減と省エネルギーを同時に推進する補助制度です。食品流通の要であるコールドチェーン(低温物流網)を構成する冷凍冷蔵倉庫、食品工場、スーパー・コンビニ等の冷凍冷蔵機器を、自然冷媒(CO2、アンモニア、炭化水素等)を使用する高効率機器に更新する際の費用を補助します。フロン類は温室効果ガスとしてCO2の数百倍〜数千倍の温暖化係数を持つため、自然冷媒への転換は地球温暖化対策として極めて効果が高い施策です。食品関連事業者、物流事業者、小売事業者など、冷凍冷蔵機器を使用するすべての業種が対象となります。申請期間は2025年1月20日から2月12日までです。

この補助金の特徴

1

自然冷媒機器への転換を強力支援

フロン類(HFC等)を使用する旧型冷凍冷蔵機器から、自然冷媒(CO2、アンモニア、炭化水素等)を使用する機器への更新費用を補助します。温暖化係数の高いフロン類を削減する効果的な施策です。

2

コールドチェーン全体をカバー

冷凍冷蔵倉庫、食品加工工場、物流センター、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなど、コールドチェーンを構成するあらゆる施設の冷凍冷蔵機器が対象です。

3

省エネとフロン削減の二重効果

自然冷媒機器は従来のフロン機器と比べてエネルギー効率が高いものが多く、フロン排出削減と電力コスト削減の両方を同時に実現できます。

4

フロン排出抑制法への先行対応

キガリ改正によるHFC段階的削減義務やフロン排出抑制法の規制強化を見据え、早期に自然冷媒への転換を図ることで、将来の規制対応コストを回避できます。

ポイント

本事業は「フロン規制」と「脱炭素」という2つのメガトレンドに同時に対応できる貴重な補助金です。2036年にはHFCの生産・消費量が基準年比85%削減される見通し(キガリ改正)で、フロン機器の維持コストは今後確実に上昇します。今のうちに補助金を活用して自然冷媒機器に更新しておくことは、将来のコストリスク回避という経営判断としても合理的です。

対象者・申請資格

対象事業者

  • 冷凍冷蔵倉庫を運営する物流事業者
  • 食品加工工場を運営する製造事業者
  • スーパーマーケット、コンビニエンスストア等の小売事業者
  • 冷凍冷蔵設備を使用する外食・飲食事業者
  • 病院、研究機関等で冷凍冷蔵設備を使用する事業者

対象機器の要件

  • 自然冷媒(CO2、アンモニア、炭化水素等)を使用する冷凍冷蔵機器であること
  • 環境省が定める省エネ基準を満たすこと
  • フロン類を使用する既存機器からの更新であること

対象外となるケース

  • フロン類を使用する機器への更新(自然冷媒でないもの)
  • 家庭用冷蔵庫・冷凍庫
  • 既に自然冷媒機器を使用している場合の同種更新
  • 反社会的勢力に該当する事業者

ポイント

冷凍冷蔵機器は耐用年数が10〜15年と長く、更新のタイミングは限られます。現在フロン機器を使用していて、今後5年以内に更新時期を迎える場合は、本事業を活用して自然冷媒機器に転換する絶好のチャンスです。更新時期が先でも、フロン漏洩が頻発している老朽機器は、修理費用と環境負荷の両面から早期更新を検討する価値があります。

あなたは対象?かんたん診断

8問の質問に答えるだけで、この補助金の対象かどうかを簡易診断できます。

申請ガイド

1

ステップ1:現状把握

自社で使用している冷凍冷蔵機器のフロン種類、冷媒量、機器の使用年数、エネルギー消費量を確認します。フロン排出抑制法に基づく点検記録が参考になります。

2

ステップ2:自然冷媒機器の選定

冷凍機メーカーや設備業者と相談し、自社の用途に適した自然冷媒機器(CO2冷媒、アンモニア冷媒、炭化水素冷媒等)を選定します。冷却能力、設置スペース、コストを比較検討してください。

3

ステップ3:jGrants電子申請

GビズIDを使ってjGrantsから電子申請を行います。事業計画書、機器仕様書、見積書、フロン削減効果の算定等を提出します。

4

ステップ4:審査・採択

環境省による審査が行われます。フロン削減量、省エネ効果、事業の実現可能性等が評価されます。

5

ステップ5:機器導入・実績報告

採択後、自然冷媒機器の導入工事を実施します。既存フロン機器のフロン回収・処理も適切に行ったうえで、実績報告書を提出し、補助金の確定・交付を受けます。

ポイント

申請書類では「フロン削減効果」の定量的な算定が求められます。現在使用しているフロンの種類(R404A、R410A等)とその温暖化係数(GWP)、冷媒充填量を基に、CO2換算での削減効果を算出してください。GWPの高いR404A(GWP=3,922)からの転換は特に削減効果が大きく、採択に有利に働きます。

審査と成功のコツ

GWPの高いフロンからの転換を優先
R404A(GWP=3,922)やR507A(GWP=3,985)など、温暖化係数の高いフロン類を使用している機器からの転換は、CO2削減効果が極めて大きく、審査での評価が高くなります。
省エネ効果も定量的に示す
自然冷媒機器への転換による省エネ効果(電力削減量、CO2排出削減量)を具体的な数値で示すことで、フロン削減に加えたダブルの環境効果をアピールできます。
フロン回収・処理計画の明確化
既存フロン機器のフロン回収・破壊処理の計画を具体的に記載することで、環境配慮への取り組み姿勢を示し、審査での評価を高めることができます。
複数拠点の一括申請を検討
複数の店舗や倉庫でフロン機器を使用している場合、一括して自然冷媒機器への更新計画を策定することで、スケールメリットによるコスト削減と大きな環境効果を実現できます。

ポイント

冷凍冷蔵業界では自然冷媒への転換が世界的な潮流です。欧州ではF-gas規制によりHFCの使用が大幅に制限され、日本でもキガリ改正に基づくHFC段階的削減が進行中です。本事業を活用して早期に自然冷媒へ転換することは、規制対応だけでなく、取引先の大手小売チェーンが求める環境基準への適合という営業面でもプラスに働きます。

対象経費

対象となる経費

冷凍冷蔵機器本体(4件)
  • CO2冷媒冷凍冷蔵ユニット
  • アンモニア冷媒冷凍機
  • 炭化水素冷媒冷蔵ショーケース
  • 自然冷媒一体型冷凍冷蔵庫
付帯設備(3件)
  • 冷媒配管工事費
  • 制御盤・計装機器
  • 断熱パネル・保冷材
設置工事費(3件)
  • 機器搬入・据付工事費
  • 既存機器撤去費用
  • 電気工事費
フロン回収・処理費(2件)
  • 既存機器のフロン回収費
  • フロン破壊処理費
設計・監理費(3件)
  • 冷凍冷蔵設備設計費
  • 工事監理費
  • 性能試験・試運転費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • フロン類を使用する機器の購入費
  • 家庭用冷蔵庫・冷凍庫
  • 中古の冷凍冷蔵機器
  • 土地の取得費・建物の新築費
  • 消耗品・部品のみの購入
  • 自社従業員の人件費
  • 飲食・接待に係る費用
  • 他の補助金で既に補助されている経費

よくある質問

Q自然冷媒機器はフロン機器と比べてコストが高いのですか?
A

自然冷媒機器は導入時のイニシャルコストがフロン機器より高い傾向がありますが、その差は年々縮小しています。また、自然冷媒機器は省エネ性能が高いものが多く、電力コストの削減によりライフサイクルコストではフロン機器と同等かそれ以下になるケースも増えています。本補助金を活用することで、イニシャルコストの差を大幅に縮小できます。

Qどの自然冷媒を選べばよいですか?
A

用途や施設規模によって最適な自然冷媒は異なります。大型冷凍冷蔵倉庫にはアンモニア冷媒が実績豊富です。コンビニやスーパーの冷蔵ショーケースにはCO2冷媒が広く採用されています。小型の冷蔵庫には炭化水素冷媒が適しています。冷凍機メーカーや設備業者に相談し、自社の用途に最適な冷媒を選定してください。

Q既存のフロン機器はどうすればよいですか?
A

既存のフロン機器を撤去する際は、フロン排出抑制法に基づき、登録されたフロン回収業者による冷媒の回収が義務付けられています。回収したフロンは破壊処理施設で適正に処理する必要があります。本補助金では、フロンの回収・破壊処理費用も補助対象に含まれていますので、撤去費用の心配は軽減されます。

Qコンビニのショーケースも補助対象になりますか?
A

はい、コンビニエンスストアの冷蔵・冷凍ショーケースも補助対象となります。近年はCO2冷媒のノンフロンショーケースが実用化されており、大手コンビニチェーンを中心に導入が進んでいます。フランチャイズ加盟店の場合は、本部との調整が必要な場合がありますので、事前に確認してください。

Qキガリ改正とは何ですか?自社への影響は?
A

キガリ改正は、モントリオール議定書の改正により、温室効果ガスであるHFC(代替フロン)の生産・消費量を段階的に削減することを定めた国際的な取り決めです。日本を含む先進国は2036年までに基準年比85%の削減義務を負っています。これにより、HFC冷媒の価格上昇や入手困難化が予想され、フロン機器を使い続けることのコストリスクが高まります。

Q補助率はどのくらいですか?
A

補助率は事業の内容や規模によって異なります。具体的な補助率・補助上限額は公募要領で確定されますが、一般的には対象経費の1/3〜1/2程度が補助される傾向にあります。詳細は公募要領を確認するか、環境省の問い合わせ先(TOKUKAI@env.go.jp)に直接お問い合わせください。

Q食品工場の冷凍冷蔵設備も対象ですか?
A

はい、食品加工工場の冷凍冷蔵設備も本事業の補助対象です。食品製造ラインの急速冷凍装置、原材料保管用の冷蔵庫、製品保管用の冷凍庫など、フロン類を使用している冷凍冷蔵機器を自然冷媒機器に更新する場合に補助を受けることができます。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は冷凍冷蔵機器の自然冷媒への転換を支援するものですが、コールドチェーン全体の脱炭素化を図る場合は、他の補助金との組み合わせが効果的です。例えば、冷凍冷蔵倉庫の屋根に太陽光発電設備を設置する場合は、経済産業省や自治体の再エネ導入補助金を別途活用できる可能性があります。また、冷凍冷蔵車両のEV化については、国土交通省や環境省の低炭素車両導入補助金が利用可能な場合があります。同じ環境省の脱炭素関連事業であるESGリース促進事業とは、リース契約で自然冷媒機器を導入する場合に支援スキームが異なるため、どちらが自社に有利かを比較検討することも重要です。ただし、同一機器に対して複数の補助金を重複して受けることはできませんので、事前に環境省に確認してください。

詳細説明

コールドチェーンを支える冷凍冷蔵機器の脱フロン・脱炭素化推進事業とは

本事業は、環境省がコールドチェーン(低温物流網)で使用される冷凍冷蔵機器のフロン類削減と省エネルギー化を同時に推進するために実施する補助制度です。温室効果ガスとしてCO2の数百倍〜数千倍の温暖化係数を持つフロン類(HFC等)を使用する冷凍冷蔵機器を、自然冷媒を使用する高効率機器に更新する際の費用を補助します。

なぜ脱フロンが重要なのか

冷凍冷蔵機器に使用されるフロン類(HFC)は、オゾン層は破壊しないものの、極めて高い温暖化係数(GWP)を持つ強力な温室効果ガスです。例えば業務用冷凍機に多用されるR404Aの温暖化係数は3,922で、CO2の約4,000倍の温室効果があります。機器からの漏洩や廃棄時の放出により、気候変動への影響が深刻化しています。

自然冷媒とは

  • CO2(二酸化炭素)冷媒:GWP=1。コンビニや食品スーパーの冷蔵ショーケースで採用が進む
  • アンモニア冷媒:GWP=0。大型冷凍冷蔵倉庫で実績豊富
  • 炭化水素冷媒:GWP=3程度。小型冷蔵庫やショーケースに適する

補助対象となる施設・機器

冷凍冷蔵倉庫、食品加工工場、物流センター、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、外食チェーンの厨房等で使用される業務用冷凍冷蔵機器が対象です。機器本体だけでなく、付帯設備(配管、制御盤等)、設置工事費、既存機器のフロン回収・処理費も補助対象に含まれます。

フロン規制の動向と早期対応の重要性

モントリオール議定書キガリ改正により、日本を含む先進国はHFCの生産・消費量を2036年までに基準年比85%削減する義務を負っています。また、フロン排出抑制法により機器使用時の漏洩防止や廃棄時の適正回収が義務付けられ、違反には罰則が科されます。規制は今後さらに強化される見通しであり、早期に自然冷媒機器へ転換することが経営リスクの回避につながります。

申請にあたっての注意点

申請はjGrants(電子申請システム)を通じて行います。GビズIDが必要です。申請期間は2025年1月20日から2月12日までと短期間ですので、早めの準備が不可欠です。提出ファイルが16MBを超える場合は環境省(TOKUKAI@env.go.jp)に事前連絡してください。

関連書類・リンク

北海道の給付金・支援金もチェック

子育て・医療・住宅など、北海道で受けられる給付金を探せます。

北海道の給付金一覧を見る →