【ふくい産業支援センター】令和5年度ふくいDX加速化補助金(2次募集)
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
トライアル枠と一般枠の2枠構成
2次募集では、トライアル枠(上限100万円)と一般枠(上限400万円)の2つの枠が用意されています。DX初心者は小規模なトライアル枠から始め、既にデジタル化の基盤がある企業は一般枠で本格的な変革に挑戦できます。自社のDX成熟度に合わせた枠を選択できるため、幅広い企業ニーズに対応しています。
一般枠で最大400万円の手厚い支援
一般枠では補助上限額が400万円に設定されており、複数の業務プロセスを横断するDXプロジェクトにも対応可能です。例えば、生産管理と在庫管理を一体的にクラウド化する、AIによる需要予測と自動発注を連携させるなど、事業全体のデジタル変革を一括で実現できます。
小規模事業者への手厚い補助率
従業員20人以下(商業・サービス業は5人以下)の小規模事業者は、両枠とも補助率が2/3以内に引き上げられます。一般枠で小規模事業者が800万円の事業を行う場合、最大約533万円(ただし上限400万円)の補助を受けられ、自己負担を大幅に抑えられます。
幅広いデジタル技術が補助対象
IoT機器の導入、AIを活用した業務自動化、VR・ARによる遠隔支援、RPAによるバックオフィス効率化、クラウドサービスへの移行など、特定技術に限定されない柔軟な制度設計です。自社の課題解決に最適な技術を自由に選択して申請できます。
ポイント
対象者・申請資格
事業者要件
- 福井県内に主たる事業所を有する中小企業者であること・中小企業基本法に定める中小企業者に該当すること・福井県税の滞納がないこと・反社会的勢力に該当しないこと
事業要件
- IoT、AI、VR、RPA、クラウドサービス等のデジタルツールを導入する事業であること・福井県内で実施される事業であること・業務効率化、生産性向上、業務変革のいずれかを目的とすること・補助事業期間内に完了する事業計画であること
枠別要件
- トライアル枠:補助対象経費の合計が200万円以内の事業・一般枠:補助対象経費の合計が200万円超の事業で、より高度なDX推進計画を有すること
ポイント
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申請ガイド
ステップ1:枠の選定と計画策定
まず自社のDX推進の目的と規模を整理し、トライアル枠(経費200万円以内)と一般枠(経費200万円超)のどちらが適切かを判断します。一般枠は事業計画の具体性と実現性がより厳しく審査されるため、綿密な計画が必要です。ふくい産業支援センターへの事前相談を推奨します。
ステップ2:申請書類の作成
事業計画書、経費明細書、複数社の見積書、会社概要、決算書類等を準備します。一般枠では特に、DX推進による定量的な効果見込み、実施体制、スケジュールの具体性が求められます。導入ツール選定の根拠も明確に記載しましょう。
ステップ3:申請書提出
ふくい産業支援センターの指定する方法で申請書類一式を提出します。2次募集の締切日を確認し、不備なく提出できるよう準備を整えてください。
ステップ4:審査・採択
書類審査およびヒアリング審査を経て採択が決定します。一般枠はプレゼンテーション審査が実施される場合があり、事業のビジョンと実行力を直接アピールする機会となります。
ステップ5:事業実施と実績報告
交付決定後に事業を開始し、補助事業期間内にデジタルツールの導入・運用を完了します。実績報告書を提出し、現地検査等を経て補助金が交付されます。
ポイント
審査と成功のコツ
枠選択の戦略的判断
数値目標の具体性
全社的なDX推進体制
段階的な展開計画
ベンダー選定の合理性
ポイント
対象経費
対象となる経費
ソフトウェア導入費(4件)
- クラウドサービス利用料
- 業務用ソフトウェアライセンス費
- RPAツール導入費
- AI・機械学習ツール導入費
ハードウェア導入費(4件)
- IoTセンサー・計測機器
- VR・ARヘッドセット
- エッジコンピューティング機器
- タブレット・モバイル端末
システム構築費(4件)
- システム設計・開発費
- データベース構築費
- API連携開発費
- 既存システム改修・データ移行費
外注・委託費(3件)
- ITベンダーへの導入支援委託費
- DXコンサルティング費用
- セキュリティ対策構築費
クラウド環境構築費(3件)
- クラウドインフラ初期設定費
- ネットワーク環境整備費
- セキュリティ環境構築費
研修・教育費(3件)
- デジタルツール操作研修費
- DX推進人材育成費
- 外部講師招聘費
対象外の経費
対象外の経費一覧(7件)
- 汎用パソコン・プリンター等の一般事務機器
- インターネット回線の月額基本料金
- 不動産の取得費・賃借料
- 人件費・旅費交通費
- 補助事業に直接関係しない消耗品・備品
- 既存システムの保守・運用ランニングコスト
- 消費税相当額
よくある質問
Q2次募集のトライアル枠と一般枠の違いを具体的に教えてください。
トライアル枠は補助上限100万円(対象経費200万円以内)で、DXの小規模な試験導入に最適です。一般枠は補助上限400万円(対象経費200万円超)で、複数業務を横断する本格的なDXプロジェクトに対応します。補助率はどちらも中小企業1/2、小規模事業者2/3です。一般枠は審査がより厳しく、事業計画の具体性と実現性が高い水準で求められます。自社のDX段階に応じた枠を選択しましょう。
Q1次募集で不採択だった場合、2次募集に再申請できますか?
再申請は可能です。1次募集で不採択となった場合、審査でのフィードバックを踏まえて事業計画を改善し、2次募集に再度申請することができます。不採択理由を分析し、特に指摘された課題(効果の定量性不足、実現可能性の懸念など)を解消して再挑戦しましょう。ふくい産業支援センターへ事前相談して計画を見直すことを推奨します。
Q一般枠で400万円の補助を受けるには、どの程度の事業規模が必要ですか?
補助率1/2の場合、400万円の補助を受けるには800万円以上の事業規模が必要です。小規模事業者(補助率2/3)の場合は600万円以上の事業規模で上限400万円に達します。なお、対象経費が200万円以下の場合はトライアル枠での申請となりますので、一般枠は200万円超の事業規模が前提です。事業規模に見合った効果を計画書に盛り込むことが重要です。
QIoTとRPAを組み合わせた申請は可能ですか?
複数のデジタルツールを組み合わせた申請は可能であり、むしろ推奨される場合もあります。例えば、IoTセンサーで収集した製造データをクラウド上で分析し、RPAで帳票作成を自動化するといった連携型のDXプロジェクトは、事業全体の効果が高いと評価されます。一般枠では特に、複数技術の組み合わせによる相乗効果を示す計画が高評価を得やすい傾向にあります。
Qクラウドサービスの月額利用料は補助対象になりますか?
補助事業期間内のクラウドサービス利用料は補助対象となります。ただし、補助事業期間終了後の利用料は対象外です。初期導入費用に加えて、事業期間中のサブスクリプション費用を経費に計上できますが、長期契約の場合は事業期間按分となる点にご注意ください。また、インターネット回線の基本料金など、DXに直接関係しない通信費は補助対象外です。
Q2次募集と3次募集のどちらに申請すべきですか?
2次募集は一般枠(上限400万円)とトライアル枠(上限100万円)の両方が利用可能ですが、3次募集はトライアル枠のみです。400万円規模の本格的なDXを計画している場合は2次募集の一般枠に申請する必要があります。小規模なDXトライアルであれば3次募集も選択肢ですが、予算消化状況により3次募集の採択枠が限られる可能性があるため、準備が整っているなら2次募集での申請を推奨します。
Q社内にIT人材がいなくても申請できますか?
IT人材が社内にいなくても申請は可能です。むしろ本補助金は、ITベンダーやDXコンサルタントへの外注・委託費も補助対象としているため、外部専門家の力を借りたDX推進を想定しています。ただし、申請書には社内のDX推進責任者を明記し、ベンダー任せではなく主体的にDXに取り組む体制を示す必要があります。デジタルツール操作研修費も補助対象のため、社員のスキルアップ計画も含めましょう。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
ふくいDX加速化補助金(2次募集)は、他の支援制度と戦略的に組み合わせることでDX推進の効果を最大化できます。国のIT導入補助金は、本補助金と対象経費が重複しない範囲で併用を検討できます。例えば、IT導入補助金で会計・人事の基幹システムを導入し、本補助金の一般枠で製造現場のIoT化を推進するといった切り分けが考えられます。福井県の「ふくい企業成長プロジェクト支援事業」は設備投資全般を対象としており、デジタル以外の設備投資部分をカバーできます。小規模事業者持続化補助金は販路開拓が主目的のため、ECサイト構築を持続化補助金で、バックオフィスのRPA化を本補助金で、という組み合わせも有効です。また、ふくい産業支援センターの専門家派遣制度を事前に活用してDX計画を策定し、本補助金で実行に移すという段階的なアプローチも推奨されます。ものづくり補助金のデジタル枠との違いを理解し、最も有利な制度を選択することも重要です。
詳細説明
ふくいDX加速化補助金(2次募集)の概要
ふくいDX加速化補助金(2次募集)は、ふくい産業支援センターが実施する福井県内中小企業者向けのDX推進支援制度です。IoT・AI・VR・RPA・クラウドサービスなどのデジタルツール導入を通じた業務効率化・生産性向上・ビジネスモデル変革を幅広く支援します。
2次募集の最大の特徴は、トライアル枠と一般枠の2つの枠が用意されている点です。事業規模やDXの成熟度に応じて最適な枠を選択できます。
2つの枠の比較
- トライアル枠:補助上限100万円、補助率1/2(小規模2/3)。DXの第一歩として小規模な導入を試したい企業向け。対象経費200万円以内の事業。
- 一般枠:補助上限400万円、補助率1/2(小規模2/3)。本格的なDX推進に取り組む企業向け。対象経費200万円超の事業で、より高度な計画が求められる。
いずれの枠も、小規模事業者(従業員20人以下、商業・サービス業は5人以下)は補助率が2/3以内に優遇されます。
一般枠の活用例
一般枠(上限400万円)を活用することで、以下のような本格的なDXプロジェクトに取り組めます。
- 製造業の全工程デジタル化:IoTセンサーで生産ラインを可視化し、AIで需要予測を行い、RPAで受発注を自動化する包括的なスマートファクトリー化
- サービス業のDX基盤構築:予約管理、顧客管理、在庫管理、会計をクラウドで一元化し、データドリブン経営の基盤を整備
- 建設業の現場改革:3Dスキャナー、ドローン、クラウド型施工管理を組み合わせた工事現場のデジタル化
トライアル枠の活用例
トライアル枠(上限100万円)は、以下のようなスモールスタートに適しています。
- クラウド型勤怠管理・経費精算システムの導入
- RPA1台でのバックオフィス業務自動化の検証
- IoTセンサー数台による設備稼働監視の試験導入
- チャットボットによる問い合わせ対応の自動化
申請のポイント
2次募集での採択を勝ち取るためには、以下の点を意識して申請書類を作成しましょう。
- 課題の明確化:現状の業務課題を具体的なデータ(作業時間、エラー率、コスト等)で示す
- 効果の定量化:導入後の改善目標をBeforeとAfterの数値で表現する
- 実現体制の具体性:DX推進責任者、社内研修計画、ベンダーとの連携体制を明示する
- 段階的展開の計画:本事業をきっかけに中長期でどうDXを拡大するかを示す
トライアル枠と一般枠の選び方
どちらの枠で申請するか迷った場合は、ふくい産業支援センターに事前相談することをお勧めします。一般的な判断基準として、対象経費が200万円以内で初めてのDXであればトライアル枠、200万円超で複数の業務プロセスを対象とする場合は一般枠が適しています。一般枠は審査の難易度も上がるため、十分な準備期間を確保してください。
注意事項
交付決定前の経費は補助対象外です。見積取得や計画策定は事前に行えますが、発注・契約は必ず交付決定後に行ってください。また、同一事業で他の国・県の補助金を受給している場合は対象外となることがありますので、併用を検討する際は事前に確認が必要です。
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