【関東経済産業局】令和2年度「商店街活性化・観光消費創出事業」
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
インバウンド・観光消費の最大化を支援
訪日外国人観光客が増加する中、商店街が観光消費の受け皿となるための環境整備を包括的に支援します。免税手続き対応、多言語案内、観光ルートへの組み込みなど、外国人観光客が訪れやすく消費しやすい商店街づくりを後押しする内容となっています。
消費創出事業と専門家派遣事業の2本柱
本事業は「消費創出事業」と「専門家派遣事業」の2つの柱から構成されています。消費創出事業では商店街が主体的に企画・実施するイベントや環境整備を支援し、専門家派遣事業では観光マーケティングや訪日外国人対応の専門家を商店街に派遣して実務的なアドバイスを提供します。
商店街組合・商工会が申請主体
申請主体は商店街振興組合、商工会、商工会議所等の団体であり、個々の事業者ではなく商店街全体として取り組む事業が対象です。地域の商店街が一丸となって観光客誘致・消費創出に取り組む姿勢が求められます。
関東圏の商店街が対象
関東経済産業局管内(茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・新潟・長野・山梨・静岡)の商店街が対象エリアです。外国人観光客が集中する東京をはじめ、観光地として知られる各県の商店街がインバウンド取込みに活用できます。
実績・成果重視の取組みで継続支援につながる
採択後の事業実施では具体的な成果指標(外国人来街者数、消費額等)の設定と測定が求められます。好事例として認定されることで、翌年度以降の継続支援や他地域への展開モデルとなる可能性があります。
ポイント
対象者・申請資格
申請主体の要件
- 商店街振興組合、事業協同組合等の法人格を持つ商店街組織
- 商工会・商工会議所(商店街部門での取組みが明確なもの)
- NPO法人等(商店街の活性化を目的とする団体)
- 上記団体が構成員に含まれるコンソーシアム(連携体)
事業内容の要件
- インバウンド需要取込みまたは観光消費創出に資する事業であること
- 関東経済産業局管内の商店街を対象とする事業であること
- 事業の実施主体と受益者が明確であること
- 補助対象経費が明確に計上されており、成果目標が設定されていること
地域・立地の要件
- 関東経済産業局管内(茨城/栃木/群馬/埼玉/千葉/東京/神奈川/新潟/長野/山梨/静岡)に所在する商店街
- 観光客の往来が見込まれる地域または観光地に近接する商店街
- 地域の観光振興計画等との整合性があること
除外要件
- 過去に同種事業で不正受給があった団体
- 申請書類に虚偽記載がある場合
- 事業実施能力が不十分と判断される場合
ポイント
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申請ガイド
ステップ1:公募要領の確認と事前準備
関東経済産業局の公式ウェブサイトから公募要領をダウンロードし、補助対象事業の範囲、採択要件、提出書類を確認します。特に「消費創出事業」と「専門家派遣事業」のどちらを申請するか、または両方申請するかを決定します。
ステップ2:事業計画の策定
商店街のインバウンド対応課題を整理し、具体的な解決策と成果目標を盛り込んだ事業計画を策定します。外国人観光客数の目標値、消費額増加目標、実施するイベントや整備内容を具体的に記載します。
ステップ3:必要書類の収集・作成
申請書類(申請書、事業計画書、収支予算書、団体の定款・登記事項証明書等)を収集・作成します。専門家派遣事業を申請する場合は、希望する専門家の分野と派遣計画も記載が必要です。
ステップ4:申請書類の提出
募集期間(2020年1月31日〜2020年2月28日)内に関東経済産業局の指定する方法で申請書類を提出します。郵送・持参・電子申請等の提出方法は公募要領で確認してください。
ステップ5:審査・採択通知の受領
書類審査(場合によってはヒアリング)を経て採択・不採択が通知されます。採択後は交付申請手続きを行い、事業実施に移ります。
ポイント
審査と成功のコツ
観点1:地域の観光資源との連動性を示す
観点2:具体的かつ測定可能な成果目標の設定
観点3:事業実施体制の明確化と実績の提示
観点4:専門家派遣との相乗効果の設計
ポイント
対象経費
対象となる経費
インバウンド対応整備費(4件)
- 多言語対応サイン・案内板の設置
- 免税手続き対応システムの導入
- Wi-Fi環境整備費
- 多言語メニュー・パンフレット作成
イベント・プロモーション費(4件)
- 観光消費創出イベントの開催費
- 外国人向けSNSプロモーション費
- 観光ルート開発・PR費
- 体験型コンテンツ開発費
キャッシュレス決済導入費(3件)
- クレジットカード決済端末の導入費
- QRコード決済システムの導入費
- 外貨両替対応費
専門家派遣関連費(3件)
- 観光マーケティング専門家の謝金
- インバウンド対応アドバイザーの旅費
- 専門家研修・セミナー開催費
調査・企画費(3件)
- 外国人来街者の実態調査費
- 消費動向分析費
- 事業計画策定のためのコンサルティング費
対象外の経費
対象外の経費一覧(7件)
- 商店街加盟店舗の通常の店舗改装・設備投資
- 補助事業と直接関係のない人件費(常勤スタッフの通常業務分)
- 不動産の購入・賃借費用
- 飲食費・懇親会費等の接待交際費
- 他の補助金と重複する経費
- 事業終了後に使用する消耗品・在庫費用
- 消費税額(免税事業者の場合を除く)
よくある質問
Q商店街振興組合がない場合でも申請できますか?
商店街振興組合がない場合でも、商工会・商工会議所が申請主体となって申請することが可能です。また、複数の商店会が連携してコンソーシアム(任意団体)を形成して申請する方法もあります。ただし、申請主体には一定の法人格または組織的な実態が求められるため、詳細は公募要領または関東経済産業局の担当窓口にご確認ください。
Q消費創出事業と専門家派遣事業は両方申請できますか?
はい、消費創出事業と専門家派遣事業を組み合わせて申請することが可能です。むしろ、専門家のアドバイスを受けながら消費創出事業を実施する組み合わせは、事業の実現可能性と効果が高まるとして審査でプラス評価される傾向があります。ただし、各事業の補助上限額や補助率は公募要領で確認してください。
Qインバウンド対応の実績がない商店街でも採択されますか?
インバウンド対応の実績がなくても採択されるケースがあります。むしろ「これからインバウンド対応を強化したい」という商店街を支援することが本事業の趣旨の一つです。ただし、実績がない場合は、なぜ今インバウンド対応が必要なのか(地域の観光客数の増加傾向、近隣観光地との位置関係等)を具体的なデータで示すことが重要です。
Q補助率・補助上限額はどのくらいですか?
補助率・補助上限額は公募要領で定められていますが、一般的にこの種の事業では補助率2/3〜3/4程度、補助上限額は数百万円から数千万円の設定が多いです。令和2年度の具体的な数値については関東経済産業局の公募要領または担当窓口でご確認ください。採択件数も限られているため、早期に情報収集を開始することをお勧めします。
Q事業計画書の作成にあたって参考にできる資料はありますか?
関東経済産業局のウェブサイトや経済産業省のウェブサイトで過去の採択事例が公開されている場合があります。また、地域の商工会・商工会議所では申請書類の作成支援を行っているケースもあります。中小企業診断士等の専門家に申請書類の作成サポートを依頼することも有効な手段です。
Q令和2年度の募集は終了していますが、同種の事業は今後も実施されますか?
商店街活性化・観光消費創出事業は毎年度実施されてきた継続的な事業ですが、予算状況や政策優先度によって内容や実施の有無が変わります。本データベースに掲載されている情報は令和2年度のものですが、最新の公募情報は関東経済産業局の公式ウェブサイトまたは中小企業庁のホームページでご確認ください。
Q採択後に事業内容を変更することはできますか?
採択後に事業内容を変更する場合は、原則として所管の経済産業局に事前に変更承認申請を行う必要があります。事業の根幹に関わる変更(目的・対象地域・主要な取組み内容等)は承認されない場合もあるため、申請段階で十分に計画を固めておくことが重要です。軽微な変更については届出のみで対応できる場合もあります。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本事業は商店街のインバウンド対応強化を目的としているため、他の補助金・支援制度と組み合わせることで相乗効果が期待できます。 まず、経済産業省の「IT導入補助金」とは相性が良く、多言語対応のPOSシステムや予約管理システムの導入費用をIT導入補助金で賄いつつ、本事業でイベント・プロモーション費用を補助する組み合わせが考えられます。 次に、観光庁の「インバウンド消費拡大対策補助金」や地方自治体の観光振興補助金と組み合わせることで、より大規模なインバウンド対応を実現できます。ただし、同一経費への重複補助は禁止されているため、各補助金で対象とする経費を明確に区分する必要があります。 また、中小企業庁の「小規模事業者持続化補助金」は個々の商店街加盟店舗が活用できる補助金です。商店街全体として本事業で環境整備を行い、個々の店舗が持続化補助金で多言語メニュー作成や外国語対応スタッフの育成に取り組む「二層構造」の支援活用も効果的です。 なお、補助金の組み合わせにあたっては、各補助金の交付規程で定める「他の補助金との重複禁止規定」を必ず確認してください。
詳細説明
事業概要:商店街のインバウンド対応を総合支援
「商店街活性化・観光消費創出事業」は、経済産業省の地方経済産業局が所管する補助金事業で、商店街のインバウンド需要取込みと観光消費の創出を目的としています。関東経済産業局は、茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・新潟・長野・山梨・静岡の11都県を管轄エリアとしており、これらの地域に所在する商店街が申請対象となります。
令和2年度(2020年度)の募集は2020年1月31日から2月28日の1ヶ月間で実施されました。訪日外国人数が年間3,000万人を超え、さらなる増加が見込まれていた時期に設計された制度であり、商店街がインバウンド消費の受け皿として機能するための包括的な支援を提供します。
2本柱の事業構成
本事業は「消費創出事業」と「専門家派遣事業」の2本柱で構成されています。
- 消費創出事業:商店街が主体となって企画・実施するインバウンド対応強化のための事業費を補助します。多言語対応の整備、免税手続き対応、観光イベントの開催、SNSプロモーション等が対象となります。
- 専門家派遣事業:観光マーケティングや訪日外国人対応の専門家を商店街に派遣し、実務的なアドバイスや研修を提供します。商店街スタッフのスキルアップと持続的なインバウンド対応能力の向上を支援します。
申請資格と対象地域
申請主体は、商店街振興組合、事業協同組合、商工会、商工会議所等の法人格を持つ団体です。個人事業主や一般企業は直接申請できませんが、商店街組合が申請主体となり、加盟店舗が受益者として参加する形での申請が可能です。
関東経済産業局管内の対象都県は以下の通りです。
- 茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県
- 東京都・神奈川県
- 新潟県・長野県・山梨県・静岡県
補助対象となる主な経費
補助対象経費は、事業の目的(インバウンド需要取込み・観光消費創出)に直接資するものに限られます。主な対象経費は以下の通りです。
- 多言語対応費:多言語サイン・案内板の設置・制作、多言語パンフレット・マップの作成、多言語対応ウェブサイトの制作
- キャッシュレス対応費:クレジットカード・QRコード決済端末の導入、免税手続き対応システムの整備
- プロモーション費:外国語SNS・メディアを活用した情報発信、観光ガイド・旅行代理店への営業活動費
- イベント開催費:外国人観光客向け体験型イベントの企画・実施費用、観光消費創出イベントの開催費
- 専門家関連費:専門家への謝金、旅費、研修費(専門家派遣事業の場合)
審査のポイントと採択の傾向
審査では以下の観点が重視される傾向があります。
- 事業の具体性:「多言語対応を進める」という抽象的な計画ではなく、「〇月に△の案内板を××箇所設置し、外国人来街者数を□□%増加させる」という具体的な計画が評価されます。
- 地域との連携:地域の観光行政、宿泊施設、交通機関等との連携が計画に盛り込まれているかどうかが重要な評価軸です。
- 持続可能性:補助期間終了後も事業を継続できる自走化計画があるかどうかも審査で確認されます。
- 成果指標の明確さ:外国人来街者数、消費額、SNSフォロワー数等、数値で測定できる成果指標の設定が求められます。
申請から採択・事業実施までの流れ
本事業の標準的なフローは以下の通りです。事前準備を十分に行い、申請書類の質を高めることが採択への近道です。
- 公募要領の確認と申請可否の判断(〜2020年1月中旬)
- 事業計画の策定と必要書類の収集・作成(2020年1月〜)
- 申請書類の提出(2020年1月31日〜2月28日)
- 書類審査・採択審査(2020年3月〜)
- 採択通知・交付申請(2020年4月〜)
- 事業実施・中間報告(2020年5月〜)
- 事業完了・実績報告・補助金精算(2020年度末)
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