島根県でホームページ制作に使える補助金の全体像


佐藤
編集長
室谷さん、島根県でホームページを新しく作りたいとか、リニューアルしたいって思ってる事業者さん、補助金って使えるんですか?

室谷
代表取締役
使えますよ!しかも島根県は独自の補助制度があって、全国制度と組み合わせると結構手厚いんです。知らないまま全額自己負担してる島根の事業者さん、けっこう多いんですよね。

佐藤
編集長
そうなんですか、もったいない!どんな補助金があるんですか?

室谷
代表取締役
大きく分けると「全国で使える国の補助金」と「島根県独自の補助金」の2種類があります。国の補助金の代表格はデジタル化・AI導入補助金2026(旧IT導入補助金)ですね。島根独自だと中小企業デジタル導入加速化補助金とデジタル導入モデル支援助成金、この2本が柱です。

佐藤
編集長
種類が多そうですけど、どれが自分に合うかどう判断するんですか?

室谷
代表取締役
まず事業規模と目的で絞れます。小さい会社で50〜200万円くらいのサイト制作なら国のデジタル化・AI導入補助金か小規模事業者持続化補助金が入りやすい。もっと大掛かりなDX投資なら島根のデジタル導入モデル支援助成金(上限400万円)がねらい目ですね。
| 補助金名 | 実施機関 | 補助上限 | 補助率 | 対象 |
|---|---|---|---|---|
| デジタル化・AI導入補助金2026 | 経済産業省 | 150万円 | 1/2 | 全国の中小企業 |
| 中小企業デジタル導入加速化補助金 | 島根県中小企業団体中央会 | 150万円 | 1/3〜1/2 | 島根県内の中小企業 |
| デジタル導入モデル支援助成金 | しまね産業振興財団 | 400万円 | 1/3〜1/2 | 島根県内の中小企業 |
| 小規模事業者持続化補助金 | 日本商工会議所等 | 200万円 | 2/3 | 全国の小規模事業者 |
| 中小企業成長加速化補助金 | 中小企業庁 | 5億円 | 1/2 | 全国の成長中小企業 |

佐藤
編集長
テーブルで見ると分かりやすいですね。島根独自のが2つあるのが面白い!

室谷
代表取締役
そうなんですよ。しまね産業振興財団のITイノベーションセンター(ITOC)が中心になって、島根の中小企業のDX・デジタル化を積極的に支援してるんです。相談窓口も充実してるので、補助金の申請前に一度相談するとかなりスムーズに進みます(笑)
デジタル化・AI導入補助金2026でホームページ制作費を半額に


佐藤
編集長
まず国の補助金から教えてもらえますか?IT導入補助金って名前が変わったって聞いたんですが。

室谷
代表取締役
2026年度から「デジタル化・AI導入補助金2026」という名称になりました。でも実質的にはIT導入補助金の後継です。ホームページ制作に使うには、依頼したい制作会社が「IT導入支援事業者」として経産省に登録されていることが条件なんですよね。

佐藤
編集長
制作会社側の登録が必要なんですか。

室谷
代表取締役
そうです。この点はよく知られてなくて、申請直前に気づいてアタフタする事業者さんがいます(笑)。まず発注先の制作会社が支援事業者かどうか確認するのが最初のステップです。

佐藤
編集長
補助額は具体的にどのくらいですか?

室谷
代表取締役
通常枠だと補助上限が150万円で補助率は1/2なので、300万円のサイト制作費なら最大150万円が補助される計算です。ちなみにEC機能を持たせる場合など、複数のITツールとセットで申請すると枠が変わることもあります。詳しくはデジタル化・AI導入補助金2026の公式サイトを確認してください。

佐藤
編集長
150万円って大きいですね!申請の難易度は?

室谷
代表取締役
難易度で言うと中程度です。採択率はざっくり40〜50%くらいで推移してきました。事業計画書の書き方が採否を左右するので、ITイノベーションセンターの無料相談を使うのが島根の事業者には近道です。

佐藤
編集長
GビズIDって申請に必要でしたっけ?

室谷
代表取締役
必須ですよ。GビズID(プライムアカウント)の取得に2〜3週間かかるので、「補助金使いたい!今すぐ申請!」ってなっても間に合わないことがある。まず先にGビズIDを取っておくのが鉄則です。

佐藤
編集長
他に似たようなデジタルツール系の補助金ってありますか?

室谷
代表取締役
あります。東京都の中小企業デジタルツール導入促進支援事業は上限100万円・補助率1/2(小規模企業者は2/3)で、ソフトウェア・クラウドサービスの導入費に使えます。都内の事業者向けですが、こういった地方独自のデジタルツール補助金は島根でも類似制度が整ってきているので、ITOCに最新情報を確認するのがおすすめです。
島根県独自の2大補助金:デジタル導入加速化補助金とモデル支援助成金

佐藤
編集長
島根の独自補助金、詳しく教えてください!

室谷
代表取締役
まず「中小企業デジタル導入加速化補助金」です。これは島根県中小企業団体中央会が実施していて、令和8年度版は補助上限150万円、補助率はハード事業1/3・ソフト事業1/2。ホームページ制作はソフト事業(システム構築費)として申請できます。

佐藤
編集長
ハード事業とソフト事業って何が違うんですか?

室谷
代表取締役
ハードはサーバーや機器など物理的な設備。ソフトはシステム構築費や委託費ですね。ホームページ制作費は「ソフト事業のシステム構築費」として計上できます。補助率1/2ってことは、100万円の制作費なら最大50万円が補助されます。

佐藤
編集長
下限額もあるんですよね?

室谷
代表取締役
そう、下限15万円が条件なので、30万円以上の投資が目安ですね。あとSECURITY ACTIONという情報セキュリティの自己宣言が必要です。難しいものじゃなくて、IPAのサイトで簡単に登録できます。

佐藤
編集長
もう一方の「デジタル導入モデル支援助成金」はどんな位置づけですか?

室谷
代表取締役
こっちはしまね産業振興財団のITOCが担当していて、補助上限が400万円とより大きい。ただし審査がプレゼンテーション形式で、単なるホームページ制作じゃなくて「県内企業のDXモデル事例になり得る取り組み」が条件です。EC構築と基幹システム連携込みで、みたいな大掛かりな計画に向いてます。

佐藤
編集長
ハードル高そうですね(笑)

室谷
代表取締役
ちょっと高いですね(笑)。令和8年度は令和8年4月17日から令和9年1月29日まで5回の締切を設けています。第1回は令和8年5月29日が締切でした。ITOCで事前相談が必須なので、まず相談から入りましょう。
島根県独自の2大補助金のポイント
- 中小企業デジタル導入加速化補助金: 上限150万円・ソフト事業1/2。島根県中小企業団体中央会へ申請。事前連絡必須
- デジタル導入モデル支援助成金: 上限400万円・ソフト事業1/2。しまね産業振興財団ITOCへ申請。プレゼン審査あり
- 両制度ともSECURITY ACTION宣言が必要
- 申請前に必ず担当機関へ問い合わせること(公式ルール)

佐藤
編集長
この2つ、どっちを選べばいいかの判断基準って何ですか?

室谷
代表取締役
シンプルなホームページ制作・リニューアルなら「デジタル導入加速化補助金」。ビジネスモデル変革やECと業務システムの連携といったDXプロジェクトなら「デジタル導入モデル支援助成金」ですね。事業規模と目的で使い分けです。
小規模事業者持続化補助金でウェブ集客力を高める

佐藤
編集長
国の補助金で他にホームページ制作に使えるものはありますか?

室谷
代表取締役
小規模事業者向けには「小規模事業者持続化補助金」がおすすめです。補助率2/3で上限が通常200万円(特例もあり)。販路開拓・集客が目的ならホームページ制作費を補助対象経費として計上できます。詳細は日本商工会議所の小規模事業者持続化補助金公式ページで確認してください。

佐藤
編集長
どんな事業者が対象ですか?

室谷
代表取締役
従業員が商業・サービス業なら5名以下、製造業なら20名以下の小規模事業者が対象です。島根県の地方商工会・商工会議所が申請の窓口と相談先になるので、まず地元の商工会に相談するのが一番早いです。

佐藤
編集長
補助率2/3って高いですね!

室谷
代表取締役
高いです。100万円のサイト制作なら約67万円が補助されます。ただし採択競争があるので、「ホームページで何を達成したいか」「売上をどう伸ばすか」という事業計画の説得力が大事です。「きれいなサイトを作りたい」だけでは採択されないですね。

佐藤
編集長
なるほど、事業目的の言語化が重要なんですね。

室谷
代表取締役
そうです。島根の場合は松江市や出雲市、益田市など地域の商工会が個別相談に乗ってくれます。事業計画書の書き方まで無料でサポートしてくれる窓口なので、ぜひ活用してください。
中小企業成長加速化補助金:大規模ウェブ投資に使える新制度

佐藤
編集長
先ほどテーブルにあった「中小企業成長加速化補助金」って何ですか?補助上限5億円って書いてあって、すごい額だなと思ったんですが(笑)

室谷
代表取締役
これは2024年度に創設された新しい補助金で、売上100億円を目指して大胆な投資をする中小企業向けです。補助率1/2で上限5億円。ECサイト構築やプラットフォーム開発といった数千万円規模のウェブ投資に対応します。

佐藤
編集長
島根の中小企業でも申請できるんですか?

室谷
代表取締役
できます。ただ「成長加速」の文字通り、攻めの事業計画が必要です。単純なホームページ制作より、「このウェブサービスで売上を3年で〇〇億円規模にする」みたいな野心的な計画がないと難しい。詳細は中小企業成長加速化補助金のページで確認できます。

佐藤
編集長
一般的なホームページ制作には向いてないということですね。

室谷
代表取締役
そうですね。一般的なコーポレートサイトやリニューアルには、前述のIT導入補助金・島根独自補助金・持続化補助金の方が現実的です。
事業再構築補助金:業態転換のウェブ整備に

佐藤
編集長
事業再構築補助金もホームページ関係で使えるって聞いたことあるんですが。

室谷
代表取締役
使えます。ただ「ホームページ制作単体」ではなく、新分野進出や業態転換といった事業再構築の一環として必要な経費として計上する必要があります。たとえば「実店舗からEC事業に転換するためのウェブシステム構築」みたいなケースですね。事業再構築補助金の概要ページも参考にしてください。

佐藤
編集長
補助額は?

室谷
代表取締役
成長分野進出枠(通常類型)で最大7,000万円、GX進出類型で最大1億5,000万円です。規模が大きい分、採択審査も厳しい。申請には認定支援機関(税理士・中小企業診断士など)との連携が必須になります。詳細は事業再構築補助金のページで。

佐藤
編集長
これは小さい会社には難しそうですね。

室谷
代表取締役
正直に言うと、従業員10名以下の小規模事業者が初めて申請するにはハードルが高いですね。コンサルや専門家のサポートを入れながら申請するのが現実的です。
島根県の補助金申請を成功させるための3つのコツ

佐藤
編集長
室谷さんが島根の事業者さんにアドバイスするとしたら、何が一番大事ですか?

室谷
代表取締役
3つあって、まず「早めに相談する」こと。補助金は公募が始まってから動くのではなく、前年度のうちから計画を持っておくのが鉄則です。島根だとITOCやしまね産業振興財団が通年で相談を受け付けてるので、まずそこに行くのが一番です。

佐藤
編集長
相談無料ですよね?

室谷
代表取締役
もちろん無料です(笑)。2つ目は「GビズIDを先に取る」こと。デジタル化・AI導入補助金や事業再構築補助金はGビズIDが必要です。取得に2〜3週間かかるので、公募が始まる前に準備しておかないと申請できなくなります。

佐藤
編集長
3つ目は?

室谷
代表取締役
「補助目的を言語化する」こと。「ホームページを作りたい」じゃなくて「島根県外への販路開拓のためにECサイトを構築し、売上を現状比1.5倍にする」みたいに、ホームページで何を達成するかを明確にしないと採択されにくい。審査員を説得できる事業計画が全てです。
申請で気をつけること
- 補助金は後払い制度。先に自己負担で発注・支払いをして、事業完了後に補助金を受け取る仕組み。資金繰りに注意
- 交付決定前の発注・契約は補助対象外。必ず交付決定の連絡を受けてから動くこと
- 補助対象外経費(コンテンツ制作、ドメイン更新費、消費税等)がある補助金が多い。事前に要件確認を

佐藤
編集長
後払いってところがポイントですね。先にキャッシュが必要ってことか。

室谷
代表取締役
そうです。数百万円の工事をして補助金が入るまで3〜6ヶ月かかることもある。融資との組み合わせや、制作会社への支払いスケジュール調整も含めて計画が必要です。
島根県で使える補助金の横断比較

佐藤
編集長
結局どれを選べばいいか、まとめてもらえますか?

室谷
代表取締役
事業規模と目的で分類するとこうなります。
| ケース | おすすめ補助金 | 目安補助額 |
|---|---|---|
| 30〜150万円のホームページ制作 | デジタル導入加速化補助金(島根)または デジタル化・AI導入補助金2026 | 15〜75万円 |
| 50〜300万円のサイト制作・EC構築 | デジタル化・AI導入補助金2026 | 25〜150万円 |
| 100〜300万円の販路開拓目的 | 小規模事業者持続化補助金 | 67〜200万円 |
| 400万円超のDX・ECシステム | デジタル導入モデル支援助成金(島根) | 133〜200万円 |
| 数千万円規模の事業転換 | 事業再構築補助金 | 〜7,000万円 |

佐藤
編集長
これは分かりやすい!島根独自補助金と国の補助金を別々に申請して、組み合わせることはできますか?

室谷
代表取締役
同じ経費への重複補助はNGですが、対象経費を分けて複数の補助金を活用するケースはあります。ただ管理が複雑になるので、最初は1本に絞るのが現実的です。

佐藤
編集長
相談窓口をまとめて教えてもらえますか?
島根県の補助金相談窓口
- しまね産業振興財団 ITイノベーションセンター(ITOC): 松江市北陵町1番地 テクノアークしまね内。デジタル化・DX全般の相談
- 島根県中小企業団体中央会: デジタル導入加速化補助金の申請窓口
- 地元の商工会・商工会議所: 小規模事業者持続化補助金の相談窓口
1ITOCまたは地元商工会に事前相談
2GビズIDのプライムアカウントを取得(2〜3週間)
3補助金の公募開始を確認
4事業計画書を作成
5交付申請を提出
6交付決定後にホームページ制作を発注
7完成・支払い後に実績報告
8補助金の振込(申請から3〜6ヶ月)

佐藤
編集長
ありがとうございます!島根にいながらこんなにたくさんの補助金があるんですね。他の県と比べてどうですか?

室谷
代表取締役
正直、島根は県独自の補助金が手厚い方だと思います。しまね産業振興財団とITOCが積極的に動いてくれるので、使いやすい環境は整ってますね。あとは行動するかどうかだけです(笑)

佐藤
編集長
島根でホームページ制作を検討している方は、ぜひ補助金を活用してほしいですね。他の都道府県の補助金情報は補助金エージェント 島根県トップも参考にしてください。