TSMC誘致が変えた熊本のDX需要
2024年に量産を開始したTSMC菊陽工場は、熊本県の産業構造を大きく塗り替えている。工場周辺では関連部材・装置メーカーが集積し始め、既存の県内中小企業も半導体サプライチェーンへの参入機会を模索している。
この流れの中でDX化の必要性は急速に高まった。TSMC向けの取引では、品質管理・納期管理・トレーサビリティのデジタル対応が取引条件として求められるケースが増えており、「紙とFAX」で回していた工程管理をシステム化しなければ新規受注が取れない状況が生まれている。補助金を活用したDX投資は、この状況への実践的な対応手段になっている。
