岡山県のDX推進、補助金でどう変わる?

佐藤

佐藤

編集長

室谷さん、岡山県でDXを進めるにあたって、使える補助金にはどんなものがありますか?
室谷

室谷

代表取締役

そうですね。岡山県はモノづくり産業や農業が盛んで、現場の人手不足やデジタル化の遅れが課題です。そんな中、国や県がDXを後押しする補助金がいくつかあります。まずは、地域社会DX推進パッケージ事業(補助事業)をご紹介します。これは総務省が実施する制度で、無線ネットワーク設備などのデジタルインフラ整備を補助率1/2で支援します。地方公共団体だけでなく、地域の企業・団体も申請できます。例えば、岡山県内の中小企業が倉庫や工場にIoTセンサーを導入して在庫管理を自動化するようなケースが想定されます。締切は2026年2月27日と先ですが、計画は早めに立てておきたいですね。
佐藤

佐藤

編集長

地域の企業でも使えるんですね。他にはどんなものがありますか?
室谷

室谷

代表取締役

環境省が実施するSHIFT事業の一環として、【令和7年度】DX型CO2削減対策実行支援事業もあります。これは中小企業がDXシステムを活用してCO2削減に取り組む際に、補助率4分の3、上限200万円を支援するものです。岡山県の製造業や運輸業など、エネルギー消費の多い事業者にぴったりです。例えば、工場のエネルギー管理システムを導入して、電力使用量を可視化・最適化するようなケースが考えられます。締切は2025年8月22日と迫っていますので、検討中の方はお早めに。
佐藤

佐藤

編集長

200万円でも自己負担が少なくて済みますね。もっと大きな補助金はありますか?
室谷

室谷

代表取締役

はい。省CO2型システムへの改修支援事業は、上限5億円と大型です。【令和7年度】省CO2型システムへの改修支援事業(二次公募)は、工場や事業場で電化や燃料転換などによるCO2削減改修を支援し、補助率3分の1、上限5億円。岡山県の大規模工場を持つ企業にとって、脱炭素とDXを同時に進める絶好のチャンスです。ただし、締切は2025年10月3日と少し先ですが、準備には時間がかかります。
佐藤

佐藤

編集長

なるほど。岡山県のモノづくり企業にとって、貿易手続きのデジタル化も重要ですよね?
室谷

室谷

代表取締役

おっしゃる通りです。実は、【三次公募】令和7年度 貿易プラットフォーム活用による貿易手続デジタル化推進事業費補助金という制度があります。貿易プラットフォーム(貿易PF)と自社システムの連携構築を支援するもので、類型1は上限2,000万円、大企業1/2、中小企業2/3の補助率です。岡山県から輸出を行うメーカーや商社にとって、書類手続きの効率化やコスト削減につながります。締切は2025年8月26日です。
佐藤

佐藤

編集長

建設業界向けのDX補助金はありますか?
室谷

室谷

代表取締役

国土交通省が推進する令和7年度 建築GX・DX推進事業があります。建築物のライフサイクルCO2削減とBIM(Building Information Modeling)の活用を一体的に支援する制度で、設計費や建設工事費を補助します。岡山県内の建設会社や設計事務所が、新しいプロジェクトでBIMを導入する際に活用できます。締切は2026年2月13日までと長期ですが、補助率や上限額は公募要領で確認が必要です。
佐藤

佐藤

編集長

自動運転の開発補助金も気になります。岡山県ではまだあまり聞きませんが…。
室谷

室谷

代表取締役

国全体の制度として、モビリティDX促進のための無人自動運転開発・実証支援補助金がありました。過去の公募ですが、今後も同様の制度が期待されます。岡山県内の大学やベンチャー企業が自動運転技術の実証実験を行う際に、大型の資金援助を受けられる可能性があります。

岡山県の農業DXにも使える補助金

佐藤

佐藤

編集長

農業経営でDXに取り組みたい場合、使える補助金はありますか?
室谷

室谷

代表取締役

例えば、情報通信技術利活用事業費補助金(地域デジタル基盤活用推進事業)は、無線ネットワーク設備とカメラ・センサなどを組み合わせたシステム整備を補助率1/2で支援します。スマート農業を導入して、ほ場の遠隔監視や自動水管理を行うようなケースに適しています。事業費の下限は1,000万円ですが、上限はないため大規模投資にも対応可能です。過去の公募ですが、現在も類似制度が継続しています。

DX補助金の申請前に知っておくべきこと

佐藤

佐藤

編集長

補助金を使うにあたって、岡山県内の相談窓口はどこですか?
室谷

室谷

代表取締役

公益財団法人 岡山県産業振興財団(https://www.optic.or.jp/)や、岡山県商工会議所連合会(https://www.okayama-cci.or.jp/)が相談窓口として利用できます。また、岡山県は「令和7年度 交通事業者人材確保・DX支援事業補助金」という独自の制度も実施しています(詳細は県のページで確認)。国や県の補助金を組み合わせて使うことで、設備投資の負担を大幅に軽減できます。
佐藤

佐藤

編集長

最後に、DX補助金の申請で気をつけるポイントはありますか?
室谷

室谷

代表取締役

まず、申請前に事業計画をしっかり練ること。どの課題を解決したいのか、どのシステムを導入するのか、費用対効果はどうか。そして、公募要領を熟読し、必須書類を漏れなく揃えること。特に締切が短いものもあるので、余裕をもって準備しましょう。岡山県の企業の皆さん、ぜひこれらの補助金を活用してDXを加速させてください!
佐藤

佐藤

編集長

ありがとうございました!具体的な制度がよくわかりました。