北海道の展示会出展で活用できる補助金とは?

佐藤
編集長
室谷さん、北海道で展示会に出展するときに使える補助金ってどんなものがありますか?食品やIT系のスタートアップも対象になるのか知りたいです。

室谷
代表取締役
佐藤さん、良い質問です。北海道に限定した補助金は提示データにはありませんが、全国対象の補助金の中に展示会出展に活用できる制度がいくつかあります。特に伝統的工芸品や皮革産業の展示会出展に使えるものや、地域の支援機関が共同で販路開拓を行う大型補助金があります。また、北海道中小企業総合支援センターのような相談窓口もあります。

佐藤
編集長
なるほど。具体的にどのような制度があるのでしょうか?

室谷
代表取締役
主に3つのタイプがあります。1つ目は伝統的工芸品産業支援補助金や皮革産業振興対策事業費補助金のような業界特化型、2つ目は共同・協業販路開拓支援補助金のような地域ぐるみの大型補助金、3つ目は過去に実施された展示会等のイベント産業高度化推進事業費補助金のようなイベント主催者向けのものです。それぞれ詳しく見ていきましょう。
伝統的工芸品産業支援補助金で国内外の展示会出展を

佐藤
編集長
伝統的工芸品の補助金が展示会出展に使えるんですか?

室谷
代表取締役
はい。令和8年度伝統的工芸品産業支援補助金(上限2,000万円、締切2026-01-29)は、伝産法に基づく認定を受けた組合・団体・事業者が、国内外の展示会出展を含む需要開拓事業を行う場合に活用できます。補助率は公募要領でご確認ください。具体的には、後継者育成や原材料確保だけでなく、他産地との連携展示会や海外見本市への出展費用を補助対象とすることが可能です。

佐藤
編集長
北海道の伝統的工芸品と言えば、どんなものがありますか?

室谷
代表取締役
例えば、木彫りの熊やガラス工芸、織物などが想定されます。ただし、この補助金を利用するには伝産法に基づく計画認定が必要です。もし該当する産地組合があれば、申請を検討してみてください。過去の令和7年度(id:1004)や令和6年度(id:2229)も同様の趣旨で実施されていました。
皮革産業振興対策事業費補助金で展示会出展を支援

佐藤
編集長
皮革産業の補助金も展示会に使えますか?北海道には皮革産地があるのでしょうか。

室谷
代表取締役
皮革産業振興対策事業費補助金は、経済産業省が実施する制度で、業界団体や事業者グループが国際化推進や高付加価値化を図る事業を支援します。令和8年度の団体・グループ向け(上限3,300万円、補助率2/3以内または定額、締切2026-02-13)では、国内外の展示会出展を通じた認知度向上や販路開拓が対象になります。また、地方公共団体向けの制度(id:1007、id:2224など)もあり、産地自治体が展示会出展事業を実施する際に活用できます。

佐藤
編集長
北海道の皮革産地というと、具体的にどこですか?

室谷
代表取締役
提示データには具体的な産地名はありませんが、全国の皮革産地を有する自治体が対象です。北海道内でも皮革関連の組合やグループがあれば、この補助金を申請できる可能性があります。過去の令和7年度(id:1009)や令和6年度(id:2225)でも同様の支援が行われており、展示会出展の実績がある団体は多いです。
共同・協業販路開拓支援補助金で地域ぐるみの販路開拓

佐藤
編集長
食品やIT系のスタートアップが展示会に出展したい場合、どの補助金が使えますか?

室谷
代表取締役
その場合は、共同・協業販路開拓支援補助金が有力です。この補助金は地域振興等機関(商工会、商工会議所、協同組合など)が申請主体となり、10社以上の中小企業・小規模事業者に対して展示会・商談会の開催やマーケティング拠点の運営などの支援を行う事業に、最大5,000万円(補助率定額または2/3)を補助するものです。

佐藤
編集長
つまり、個々の会社が直接申請するのではなく、地域の支援機関がまとめて申請するんですね。

室谷
代表取締役
その通りです。例えば、北海道の商工会議所が管内の食品メーカー10社を集めて、東京や海外の展示会に共同出展する事業を計画すれば、この補助金の対象となりえます。過去には第7回(id:65287)、第8回(id:65279)など複数回公募があり、今後も継続が期待されます。また、被災地向けの類似制度(id:1095)もありますが、北海道は対象外です。
相談窓口を活用して最適な補助金を見つける

佐藤
編集長
自分たちに合った補助金を見つけるには、どこに相談すればいいですか?

室谷
代表取締役
北海道全域をカバーする相談窓口として、北海道中小企業総合支援センター(ビジネスマッチング促進支援事業)があります。ここでは展示会出展に関する相談や、各種補助金の情報提供を受けられます。また、各市町村の商工課や商工会議所でも個別の助成制度がある場合がありますので、そちらも併せて確認すると良いでしょう。

佐藤
編集長
最後に、補助金を申請する際の注意点を教えてください。

室谷
代表取締役
どの補助金も公募要領を必ず確認してください。特に補助率や対象経費、締切は制度によって異なります。また、過去に実施された展示会等のイベント産業高度化推進事業費補助金(令和3年度、上限1,700万円)や令和4年度版(上限1,000万円、補助率1/2)は既に終了していますが、今後同様の制度が新設される可能性もあるので、こまめに情報収集することをおすすめします。

佐藤
編集長
わかりました。まずは相談窓口に問い合わせて、自社の出展計画に合った補助金を探してみます。ありがとうございました。

室谷
代表取締役
ぜひ活用してください。補助金は計画的な準備が鍵です。